青空世界

ようこそ「雲のサロン」へ。
創作物語、日々の面白い出来事や、私の考えなどなど。

三崎港産直センターうらり

2008年02月28日 | Weblog
せっかくなので京急三崎口駅から2番線バスで三崎港産直センターうらりへ。

5時で閉まってしまうのでちょっと注意して。

とにかく安くて美味しくて珍しい海産物や加工品、

地場産野菜を使った品がいっぱいで、

ふだんめったにお目にかからないものが色々見つかる楽しい市場。

どんどん試食させてもらえるので、まずは全体を見て歩いて、

買いたいものに目星をつけて・・・・・・

保冷バッグを持って行くとGoo!!

魚音」の干物の大きさと美味しさには、毎回感動しています。

三浦半島水中観光船にじいろさかな号もここから出ているので、

暖かくなったら、ぜひ乗って海中遊覧をしてみたいものです(^^)



三浦海岸の河津桜

2008年02月28日 | Weblog
2月に咲く河津桜は見たいけれど、下田の隣の河津まで行くのはちょっと遠いので、

京急三浦海岸駅から小松ヶ池公園に行ってみました(^^)


木は小ぶりだけれど、大きめの濃い目のピンク色の桜がかなり咲いていて、

なんだか不思議な気分です。 2月の桜は・・・・・

一気に咲くあのほの暗い妖しさを秘めた凄みのある桜とは雰囲気がまるで違っていて、

なんだかとても可愛らしく、心和む、ちょっと桃のような色の桜。

緋寒桜早咲き大島桜の自然交配種と言われているとのこと。


駅前に8分咲きの木があって、花を撮る人、記念撮影をする人がたくさん。

テント村のところから公園までは菜の花の黄色と黄緑の目に鮮やかなこと。

地元の野菜やお菓子や特産品が買えるので、花見をしながら味わえるし、

ここで何か買って行って、公園で味わうのも一興。


小松ヶ池公園は、手の加わり過ぎない自然公園で、

ちょっとした山歩きの風情が楽しめるのんびりした良いところ。

バードウォッチングも楽しいし・・・

水鳥や目白のほほえましい姿にほっとします。

仕事や色んなことで疲れた人にはお勧めのところでした。



























偉大な安全ピン

2008年02月27日 | Weblog
ちょっとした縫い物の時、待ち針で止めていると、

縫っているうちにはずれたり、手に刺さったりと、

何かと具合の悪いことはありませんか?


そんな時安全ピンがお役立ち(^^)

服などを実際に身につけて、裾などのちょうどいい位置に安全ピンを止めていきます。

後はそのまま脱いで、鋏で切って縫うだけの簡単リフォーム♪ 

目から鱗の安全ピンの利用法。 

お洒落の季節の到来です。 試してみませんか?






道をゆずらない人

2008年02月24日 | Weblog
道をゆずらない人が増えていると感じているのは、雲ばかりではないでしょう?

いつからかな? なぜか若い女性に多くなっていて、

もう絶対にこの道は自分のだ!!!って感じで、

ひどい場合、にらんできたりする・・・・・

社会にけんか売ってるのか?って感じる。


この発展形が、今度のイージス艦と漁船団の衝突でしょう?

イージス艦の見張り員が「よけてくれると思った。」と言ってるけど

それはあんたが勝手に自分の中で思い込んだことで、

相手と何のコミュニケーションもとってないじゃないか!って言いたい。


絶対によけない人というのは、社会に極度に甘えているか、

猛烈に傲慢か、社会性が全く無いかのどれかか、もしくは全部だろう。


海上自衛隊も、社会に極度に甘えているか、猛烈に傲慢か、

社会性が全く無いかのどれかなのですか?


もうこんなギスギスした行動はやめて、

気持ちよくゆずりあって生きていきたいものですよね?

とにかくお互いに合図ぐらい出しましょうよ、ね(^^)


そうそう、あと、長い傘の真ん中を掴んで、大またで、

勢いよく両腕を振って、傘を振り回しながら歩くおバカな奴、

道を歩いてるのはあんただけじゃないんだから!!!

カサで人を刺す気か!!?? と言いたい。

人間イージス艦と呼ぶことにしよう・・・・・・
































ニュースのバランス

2008年02月23日 | Weblog
ニュースの目的は、視聴者を人間不信にする事なのか、

世界はこんなにも暗いのだと思い込ませる事なのかと思うくらい

どうしてこんなにもマイナス情報ばかりなのだろうか?


良いニュースが5、悪いニュースが3、文化情報2くらいの割合がいい。

スポーツが多すぎるのもうっとうしい。

スポーツなんかどーでもいい人だってけっこう多いはずなのに・・・・・


こんな時代には、心温まるニュースは必要不可欠だと強く思えるし、

心が癒されるニュースは食事同様に大切だと思えるし、

心を豊かにできる情報は、なおさら必要だと思う。


誰が誰を殺しましたとか、

イージス艦が館山沖なのに太平洋のど真ん中みたいな走り方をして

国民の生活を破壊しましたとか、官僚が相変わらず汚職してますとか、

中国製の食品から毒物が!!!とか・・・他の国のだって危ないでしょ?

もう聞きたくないんだよ! という内容が、微に入り細に入り・・・・・・


暗い時代だからこそ、世の中を少しでも明るくしたい。

暗い同じニュースをばかみたいに繰り返すのをやめ、

ばかみたいに掘り下げるのをやめて、

川や海の浄化の取り組みが成功して、魚や鳥が戻ってきましたとか、

温暖化防止に日々取り組んで成功してますとか、

買春街のバイバイ作戦が成功して、

空き店舗を使って夢をかなえるビジネスに燃える若者たちが頑張って、

文化的な町作りをやっていますから、ぜひ一緒に参加してくださいとか、

いっぱいあるのだから、そういうニュースをクローズアップして掘り下げてほしいなぁ。


      そういうニュースには「希望」があるから・・・・・・

      聞いた後に、元気が出てくるから(^^)












































豆富創作料理 茂蔵

2008年02月23日 | Weblog
大倉山レモンロードにある 豆富創作料理 茂蔵 は、

大倉山梅林の梅を堪能しに行く方々にお勧めのお店(^^)

とにかくヘルシー。午後2時から5時は準備中なので、ちょっとご注意を。


注文してから作ってもらえるできたての暖かい豆富にはもう感激です。

豆富そのものの本来の味わい深さに感動・・・

豆富チーズケーキもなんともソフトな甘さのヘルシーデザート。

とにかく色々なバラエティーに富んだ創作料理が楽しめて、

豆富づくしで満足満腹になれるところです。

















春のもんじゃ

2008年02月23日 | Weblog
今日は風の強い日。季節の変わり目の、なんか調子がよくない時に、

もんじゃを食べると元気が出てきます。消化がいいからかな?


お店に行くのもいいけれど、フードプロセッサーに野菜のすみずみまで放り込んで

エコクッキングとシャレこみます。食べ物は大切に・・・・・

あとは鰹節とか、するめとか、揚げ玉とか、桜海老とか、シーフードとか、ひき肉とか

椎茸とか、えのきだけとか、好きな物を放り込んで小麦粉少しと片栗粉少しと、

ソースやつゆ、砂糖やみりんやしょうゆや日本酒なんかを適当に入れてガーーーッと

細かくして、多めに水を加えて強火のフライパンで木べらでかき混ぜながら、きつね色の

おこげがつくまで焼くだけ。 あっと言う間にあつあつのもんじゃの出来上がり(^^)


安全だし、高齢の方も色んな栄養が取れるし、楽しいし、エコだし、第一カンタン♪

家で「春のもんじゃ」試してみませんか?







梅の名前

2008年02月23日 | Weblog
春の足音が近づいてきましたね(^^) 各地の花のたよりも楽しみです。

大倉山梅林では土日は梅祭り。 早咲きの梅の香りがいい感じ。

手入れの行き届いた樹形の梅たちは今は150本ほど。 

昔は千本もあったそうです。

戦争の時に、人々はここの梅の木を薪にしたそうです。

ああ、戦争というのはそういうことなんだと、ひとつ実感として感じ取れました。

今は三脚に一眼レフのカメラを構えた人や、スケッチブックを広げる人、

お弁当を広げる子ども連れのグループなどなどで、なんとも平和な光景です。

この、梅を愛でることのできる幸せは平和あってこそなのだと、心に深く刻みました。

梅の木を整え、痛んだ幹を支える時代の幸せ・・・・・

梅の木を薪にして、燃やさないで生きていける幸せ・・・・・・


桜が太陽だとすれば、梅は月なのでしょうか?

桜ほどの華やかさ、派手さはないかわりに、寒風の中、雪の中に咲く強さがあります。

しっとりとした可愛らしさと、凛としたたくましさ。


「月影」「月宮殿」 どちらも白い梅の名前です。

この名前をつけた人の感性には、やはり、桜が日ならば、梅は月という、

なんとも繊細な日本の美を感じ取る鋭さを感じます。


もう、気の早い桜が咲き始めました。

私が熱海で見た桜は、あたみ桜という種類だったのではないかと思っているところです。

最も気の早い桜の仲間だと言われています・・・・・




























旬 幸

2008年02月18日 | Weblog
2階には自然農法でできた食材を使ったカフェレストラン「旬幸」があって

手ごろな価格で、食事や甘味や飲み物を楽しむことができます。


それからまた、展覧会場に戻って、鑑賞が楽しめるのが何より嬉しい(^^)

これってふつう、できそうで、できませんよね。


自然農法のお菓子や土産物の自然食品専門店も、美術館の中にもあるし、

1階のバス亭の傍には充実した品揃えのゆったりとしたスペースの店もあります。


「紅茶飴」を買ったら、あまりの美味しさに思わず感嘆の声があがるほど。

確かに元気が出ますよ、この飴は!

http://www.inter.moanet.co.jp/  で、自然食品を取り寄せができるのが嬉しいな♪

今どき、安心な食材ほど嬉しいものはないですよね!

というわけで、色々大満足の1日だったのでした。











紅白梅図屏風

2008年02月18日 | Weblog
1年に1度だけ、梅の咲く季節に公開される国宝、 尾形光琳  紅白梅図屏風

わざわざここまで見に来て良かった・・・・・本当に見に来た甲斐があった・・・・・


傍で見るまで、私はもっともっと丁寧に、ゆっくりと描かれた絵だと

思い込んでいたのでした。

傍で見て、思わず息を飲みました・・・・・・・


なぜなら、この絵は、そのほとんどが一気加勢に仕上げられたものだったからです・・・

天才・・・・・・・・・天才です。 こんな構図・・・・・。 こんな筆勢・・・・・


右手の赤い若い梅の木の、たおやかなかわいらしさ。 

なんとも女性的な表現です。


それに比べて、左手の白い老木の荒々しさ・・・力強さ・・・

その鋭角に幾重にも曲がりくねった荒荒しさ。 

構図の凄みとともに非常に男性的です。

白梅の、この絵への入れ方はもう尋常ではありません。


特に、中央の上に向って伸びてゆく3本の枝に至っては、

すべて一筆描きで、ひとつまちがえば、画面のすべてをぶち壊し、

屏風全体に張り込んだ金箔をすべて台無しにしてしまうという

恐ろしい仕事をやってのけているという、正に神業です・・・・・・


この18世紀に描かれた二つの対の屏風は、みごとに保存されていて、

21世紀の今も、多くの人々の心を感嘆させてくれます。


この屏風を見るために、またこの地に来たい。

そう素直に思える、日本美術の白眉です。













光琳と乾山

2008年02月18日 | Weblog
尾形光琳尾形乾山の兄弟の作品が各地の美術館から

このMOA美術館に集まっていて、それを見に、また

各地から所狭しと人々が集まってきていて、

この熱海の桃山の頂上は大変な賑わいです。

老いも若きも皆、この18世紀の日本の素晴しい芸術を堪能して幸福そうです。


光琳も乾山も、豊かな富に恵まれて、のびのびと、また生き生きと

生涯に渡ってその芸術の才を花開かせた、なんとも幸福な兄弟だったのだろうと、

その作品群を目の当たりにする時、なんともいえない幸福感に包まれながら

感じることができるのです。

これは、案外、珍しいことのように思えます。


どこか庶民的で、遊びがあって、楽しくて、偉そうでなく、

どこか微笑ましい芸術。

豊かさというのは、豪奢でもなく、絢爛豪華というのでもなく、

荘厳でもなく、威圧的でもなく、豪華さを誇るわけでもなく、

人の心を和ませて、ほっとさせて、思わず顔がほころぶものをもっている・・・・・


この2人は幸福だった。紛れも無く人生に満足していた。

芸術に生きる人生を、楽しみながら生き生きとまっすぐに生きていた。

作品群は言葉ではなく、はっきりとそれを語っているのでした・・・・・・・



























地上天国・・・

2008年02月13日 | Weblog
JR熱海駅付近では、もう桜が咲いています。

河津桜、下向きで濃い目の桃色の、恥ずかしがりやなのかな?

という気の早い桜が。


4番線のバスに乗って、整理券を取り、街中を抜けて、桃山に差しかかって

急カーブを曲がりながら、世界救世教の施設の間を抜けて8分ほど160円で

「MOA美術館」の入り口に到着しました。


大人1600円、学生800円なので、学生は学生証必携ですね。

入り口の花壇には色鮮やかな花々が、訪れた人々を迎えてくれます。

正面の左手には、滝のように作られた噴水が、

陽にきらきらと輝いています。

穏やかで美しいところ・・・・・


大理石の白い床、天国への階段のようなベージュの広くて長い長い石段の両脇に

長い長いエスカレーターが続きます。

出会うスタッフは皆礼儀正しく親切で、案内も一聞けば十答えて、

プラスアルファの情報を加えてくれる・・・・・

道を尋ねれば、ロッカーを案内して、荷物をロッカーに入れて

身軽にゆったりとご鑑賞くださいといった具合だし、

だだっ広い美術館を歩き回って一休みしたくなったら、

会場の出口を一旦出て、館内のレストランで食事をして、

くつろいでからまた鑑賞してくださいといった調子で、

出口を出たら、また入り口でバッグの中身をチェックされるとか、

ペットボトルを持ち込むなとか、ああするなこうするな、ああしろこうしろと

公共の美術館のように、一切無粋なことを言われることはありません。


それに、どの部屋にも、革張りの立派なゆったりとくつろげる椅子がいくつもあって、

ゆっくりと腰掛けながら、気に入った作品を心行くまで堪能できるのです。


障がいのある人かな? と思われる方が床の清掃スタッフに混じっているし、

着物を着た年配の女性たちは、ガラスやステンレスの部分に手の跡がつくと

すぐに、それとなくさサッとと拭い去っていて、

ここは垢つく時がほとんどないように見受けられます。

若い人も年配の人も男性も女性も気分良く働いているようです。


ヘンリー・ムアの彫刻のある広場からは目の醒めるような駿河湾の青い海と

青空世界が一気に開けていて、この穏やかなベージュを基調とした

素晴らしくも威圧感のないシンプルな建物を包み込んでいる・・・・・・


ここは何か、不思議な空間・・・・・・

ぎすぎすした人のいない、不思議な空間・・・・・・・

真綿でくるまれたような空間・・・・・・・・















































MOA美術館

2008年02月12日 | Weblog
国宝 尾形光琳 紅白梅図屏風 が2月26日まで

熱海のMOA美術館で公開されているので、

世界救世教が作った建物と、自然農法の食品、レストランは

どんなものなのか興味があって行ってきました。


まず驚かされるのが長いエスカレーターと階段が、

巨大なトンネルの中を通っていて

途中に展示スペースと、休憩用の椅子のある空間があること。

この桃山の頂上に美術館があるので、そこまで悪天候の日でも

快適に辿り着けるわけです。

どこもちり一つ無くみごとに磨き上げられていて、素晴らしい現代建築です。


どうして、国宝を宗教団体が所有しているのか不思議ですが、

兎に角、この屏風は梅の咲く時期、年に1度だけ公開されるので

保存状態がとても良いのでしょう。

年間100万人が訪れるというここは、今まで行ったどの美術館よりも

色々な意味で行き届いた処だったのです。

ここで見たもの、感じたことを、何回かに分けて書いていきたいと思います。