緩和ケアに鍼灸治療

こんにちは😃梅雨らしい日が続いていますね。

明日にかけて、東海地方も大雨になる予報です。

最近は、局地的豪雨も多く心配ですね。

さて、緩和ケアに鍼灸はお役に立てるか？

というお話を今日はさせていただきます。

先日、日本呼吸器学会が公表した『非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針2021』に、

鍼治療が掲載されていました。

　同指針では非がん性呼吸器疾患の症状緩和の非薬物療法の一つとして鍼治療が挙げられていて、

COPD患者の呼吸困難緩和の研究事例が紹介されています。

研究では鍼による呼吸困難の有意な軽減効果が認められており

「今後、広く臨床に応用されることが期待される」と記載されています。

http://fa.jrs.or.jp/guidelines/np2021.pdf

当院は、以前より在宅患者さまに限りますが

ターミナルケアの一環として、鍼灸で関わらせていただいたケースが何例もございます。

多くの方が、積極的治療がなくなってからの症状緩和の依頼が多いのですが、

(西洋医学的なアプローチがなくなってしまったというケースです)

抗がん剤治療や放射線治療の副作用の緩和目的の方も多いです。

特に、がん治療は免疫抑制が副作用として出やすいため

「免疫力強化」の鍼灸治療は症状緩和や治療効果の増幅に

お役に立てることが多いのです。

抗がん治療で入院中に、外出許可を取られて治療にお越しいただく

患者さまも何例もございました。

(主治医には許可をとってきていただいています)

副作用が殆どでないとお喜びいただいています。

当院には、緩和ケア病棟での勤務の長い看護師も在籍しています。

ご不安なこと、少しだけ話を聞いてみたい方など

お気軽にご相談ください。

皆さま、病名に興味のおありの方が多いので

当院の治療実績のあるものとして

「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「乳がん」「舌がん」

「膵臓がん」「白血病」「悪性リンパ腫」「子宮がん」

「COPD」の治療実績がございます。

なお、脈診流経絡治療では、西洋医学の病名は

参考程度で、前例の有無で治療の可否は決まりません。

患者さまが本来持っている「自然治癒力」や「生命力」を強化し

元気になっていただくお手伝いをしています。

緩和ケアにも鍼灸？とお考えの方に、選択肢の一つと認知していただければ嬉しいですね😊