こんにちは!
スタッフの石黒です。
もうすぐ土用がやってきます。
今週の16日、木曜日は土用の入りです。
土用と言えば、夏の土用の丑の日のイメージが強いのではないでしょうか?
土用とは、
立春、立夏、立秋、立冬の前、18日間のことです。
この土用は、
東洋医学の大原則でもある五行思想に由来しています。
五行思想では、万物を木火土金水に分類しており。各季節や五臓六腑も木火土金水に当てはめられているのです。
木=春(肝)
火=夏(心)
土=土用(脾)
金=秋(肺)
水=冬(腎)
このように、
土には、土用と脾が分類されています。
土に関連して、土用に土をいじることは土公人様の怒りを買ってしまうため、よくないという言い伝えもあるようです。
土用殺などといわれますね。
土用の期間、脾胃は活発に働くので、
無理をさせない為に、胃腸に優しいものを食べるべきとされています。
土用は次の季節へ移行するとても大切な時期です。
土とは、すべての土台です。
土台という言葉にあるように、すべてのものを支える根本なのですね。
この土台が脆弱では、その上には何も安定して立つことができません。
自分の体の中の畑を丁寧に耕すように、胃腸に優しくしてあげたいです。
胃腸に負担をかけないように気をつけて、
元気に次の季節を迎えましょう!
胃腸に負担をかけない為には、
冷たいものを避ける(冷蔵庫で冷やしたものというよりも、
ご自身の体温よりも低い温度のものは身体を冷やす方向に向かうと考えてください)
よく噛んで食べる、
空腹の時間をつくる、
夜遅くの食事を避ける、
などに気をつけるといいかなと思います。
私もこれを知ってから、少しずつ意識して生活しているのですが、少し気をつけるだけで体の調子が随分違います🧚♀️
また、足の三里へのお灸もオススメです!
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期がそろそろやってきますが、養生と鍼灸で乗り越えましょうー!
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