眼を手に変えて

こんにちは😃毎週日曜日は、私の自伝を紹介しています！

　これから私の「めくら」人生、治療家人生を振り返って見ることとする。
鍼灸治療に関する専門書は数限りなくあるが、鍼灸治療を正しく理解していただ
くための一般向けの書籍は少ない。あっても、「やった、効いた、治った」の
「三た治療」の名人芸（迷人芸）に終始している。

以前にも、「有名」と称する鍼灸師がNHKテレビで取り上げられていた。有名な
のは鍼灸師としての「術」では無く、有名人を集める事が有名な鍼灸師であると
「めくら」の私の心には写し出された。
公共放送であるならば人選は慎重に行っていただきたいと思うのは私だけでは無
いだろう。

ここでは「三た治療」の治験例は取り上げない。自然哲学に基づく鍼灸治療が如
何なる論理によって行われているのかを知っていただきたいのだ。かく言う私は
「未だ術を得ざるなり」と術を施す『手』に言い聞かせながら今日も脈を診る。

次週に続く