あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

雨と身体の関係☂️

2021-03-13 20:45:00 | 健康・病気
こんにちは!
スタッフの籔本です🌿

昨日から天気が崩れ大雨となりました!
時々ゴロゴロと雷⚡️が鳴っていましたね。
日頃、乾燥気味だった分、雨のおかけであまり乾燥を感じず過ごせました。

雨の日は特に、
身体の不調を訴える患者さまが多く来院されます。

皆様、「天気痛」とはご存知ですか?
天気痛とは気象の変化によって痛みや気分障害が生じるものをいいます。
症状や出るタイミングは人それぞれで、頭や首・肩などが痛くなる、気持ちが落ち込む、めまいがするなどの、
体や心の不調以外にも、古傷の痛み、関節リウマチや喘息、更年期障害が悪化するなど様々です🌱

天気痛の原因は気圧の変化です。
天気の崩れに伴い、
気圧も急激に下がります。
その気圧の変化に1番に影響を受けるのが
自律神経です。
自律神経の中の交感神経が活発になりすぎると痛みの神経を刺激し、頭や古傷が痛くなります。
一方、副交感神経が活発になりすぎると、倦怠感や気分の落ち込みを感じます。
自律神経のバランスの崩れで症状が現れるのです。

自律神経のバランスを整えるには
鍼と灸の両方が最適です😌
東洋医学では「運気論」と言って3000年以上前から身体と気象との関係で体調に変化が生じる事を述べられている学問がございます。
ちなみに春は肝臓との関係、夏は心臓との関係…… など西洋医学とは全く違う視点で
人体を捉えています。自律神経の交感神経と副交感神経の関係は陰陽論で、
気象に対する身体の適応変化は五行論の捉え方で、人も自然界の一員だという発想で
マクロに捉えて治療を行います。

薬のように副作用もなく、ご自身の力で自律神経のコントロールを促してあげる治療法です。
身体の不調を感じる方ご相談ください🌷
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