短い夏を謳歌-滋賀県米原市：伊吹山

Mt.Ibuki, Maibara City, Shiga Pref.

さてさて、滋賀県米原市の伊吹山の高山植物を愛でに来たワタクシ達ですが、
山頂付近の高山植物は短い夏を謳歌するかのように咲き誇っていました。


シモツケソウの大群落が広がっていました。山の斜面一面がピンク色に染まったかのようです。


これはカワラナデシコですね。そう言えば日本のスポーツのナショナルチームって、野球なら「侍ジャパン」、
バスケットボールは「隼ジャパン」、競泳だと「トビウオジャパン」みたいに「○○ジャパン」という愛称が多いのですが、
女子サッカーの「ナデシコジャパン」のナデシコって、ナデシコの花からつけたのでしょうか？
大和撫子なら「日本の伝統的な清楚な女性」という意味ですから、外国人に負けないくらいにアグレッシブに闘う
彼女達にマッチしないですしねぇ。


伊吹山が石灰岩で形成された山だということがよく分かります。地形に興味があるので、そういうことに目が行くんですよねぇ。


本来ですと左奥の方に広大な琵琶湖が見えるのですが、この日は湿度が高くガスが出ているので琵琶湖は見えません。


この花はヤマホタルブクロですね。特徴のある花の名前は覚えやすくていいですわ。


これはイブキトラノオです。このイブキトラノオのように、最初に伊吹山で発見されたことから、「イブキ」を冠する
高山植物がイブキノエンドウ、イブキコゴメグサなど多数あるんですよ。


これはイブキフウロですね。小さな花なので見逃してしまいそうですが、可愛くて可憐なお花です。


山頂付近には驚くほどの数の赤トンボがいました。山の上にはもう秋の気配が漂っていたんですよ。
山の夏は駆け足であっという間に去って行くんですねぇ。


ではでは、下山を済ませて次の目的地に向かうとしましょうか。

使用したカメラ：１、３、4、９枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


この日は8月3日。でも、数え切れない数の赤トンボが乱舞していました。
赤トンボの姿を見ると「秋が来たなぁ」と私は感じてしまうんですよ。
高校野球が終わり、赤トンボの姿を見ると秋の訪れを感じる私です。


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