Ikenotsuru, Oita City, Oita Pref.
さてさて、大分県日田市の山あいにある「小鹿田焼の里」を訪ねたワタクシですが、
小鹿田焼の窯元がある皿山の集落から、さらに狭い山道を進んでいくと池ノ鶴という小さな集落がありました
。

ワタクシ、皿山までは何度か足を運んでいるのですが、池ノ鶴に行くのは今回が初めてです。
「こんな道の先に集落があるの?」と思うような狭い山道を進んでいくと、山あいに小さな小さな集落がありました
。

わずか4軒の民家からなる小さな集落である池ノ鶴は、急峻な斜面に集落が開けていました
。

ワタクシが訪れた8月14日は、夏の強い日差しを浴びて、稲が成長している時期でした。
今頃は収穫が終わり、天日干しされている頃でしょうか
。

この石積みの棚田が実に美しいんですよ。先人が急斜面に棚田を切り拓き、棚田が崩れないように石を積み上げたのですね。
どれだけの苦労の結果、この棚田が作られたのだろうか…そんなことを思いました
。

小鹿田焼の窯元が集まる皿山と、ここ池ノ鶴は地域の資源を活かし、窯業や農業といった当時の生活や生業のありかたが
昔から変わることなく残っている貴重な文化的景観として、「小鹿田焼の里」という名前で重要文化的景観に
指定されています。重要文化的景観は全国で61ヶ所しかありませんので、貴重な財産だなぁと感じます
。

ちなみに、ワタクシがこのブログで取り上げてきた地域で重要文化的景観に選定されている地域としては
熊本県:阿蘇北外輪山中央部の草原景観
熊本県:天草市﨑津・今富の文化的景観
長崎県:平戸島の文化的景観
愛媛県:遊子水荷浦の段畑
京都府:京都岡崎の文化的景観
京都府:宇治の文化的景観
滋賀県:高島市針江・霜降の水辺景観
滋賀県:近江八幡の水郷
などが重要文化的景観に選定されていました。恥ずかしながら、今まで知りませんでした
。

言うまでもなく、手つかずの自然というのは美しく、心惹かれます。しかし、我が国の風景の素晴らしさの一つは、
自然と人の共存、共生する姿ではないかと思うことがあります。里山などはその代表でしょうね
。

池ノ鶴…初めて訪ねたのですが、季節を変えてまた訪ねたいと思いました。
願わくば、田植えが終わった6月上旬くらいに訪ねてみたいですね
。
使用したカメラ:3、6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
池ノ鶴にはわずか4軒の民家しかありません。もちろん、高齢化が進んでいることでしょう。
もう「限界集落」と呼んでもおかしくない状態ですので、いつまでこの集落が維持出来るのかわかりません。
そんな集落が日本各地に一体どれだけあるのでしょうね。
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小鹿田焼の窯元がある皿山の集落から、さらに狭い山道を進んでいくと池ノ鶴という小さな集落がありました



ワタクシ、皿山までは何度か足を運んでいるのですが、池ノ鶴に行くのは今回が初めてです。
「こんな道の先に集落があるの?」と思うような狭い山道を進んでいくと、山あいに小さな小さな集落がありました



わずか4軒の民家からなる小さな集落である池ノ鶴は、急峻な斜面に集落が開けていました



ワタクシが訪れた8月14日は、夏の強い日差しを浴びて、稲が成長している時期でした。
今頃は収穫が終わり、天日干しされている頃でしょうか



この石積みの棚田が実に美しいんですよ。先人が急斜面に棚田を切り拓き、棚田が崩れないように石を積み上げたのですね。
どれだけの苦労の結果、この棚田が作られたのだろうか…そんなことを思いました



小鹿田焼の窯元が集まる皿山と、ここ池ノ鶴は地域の資源を活かし、窯業や農業といった当時の生活や生業のありかたが
昔から変わることなく残っている貴重な文化的景観として、「小鹿田焼の里」という名前で重要文化的景観に
指定されています。重要文化的景観は全国で61ヶ所しかありませんので、貴重な財産だなぁと感じます



ちなみに、ワタクシがこのブログで取り上げてきた地域で重要文化的景観に選定されている地域としては
熊本県:阿蘇北外輪山中央部の草原景観
熊本県:天草市﨑津・今富の文化的景観
長崎県:平戸島の文化的景観
愛媛県:遊子水荷浦の段畑
京都府:京都岡崎の文化的景観
京都府:宇治の文化的景観
滋賀県:高島市針江・霜降の水辺景観
滋賀県:近江八幡の水郷
などが重要文化的景観に選定されていました。恥ずかしながら、今まで知りませんでした



言うまでもなく、手つかずの自然というのは美しく、心惹かれます。しかし、我が国の風景の素晴らしさの一つは、
自然と人の共存、共生する姿ではないかと思うことがあります。里山などはその代表でしょうね



池ノ鶴…初めて訪ねたのですが、季節を変えてまた訪ねたいと思いました。
願わくば、田植えが終わった6月上旬くらいに訪ねてみたいですね


使用したカメラ:3、6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
池ノ鶴にはわずか4軒の民家しかありません。もちろん、高齢化が進んでいることでしょう。
もう「限界集落」と呼んでもおかしくない状態ですので、いつまでこの集落が維持出来るのかわかりません。
そんな集落が日本各地に一体どれだけあるのでしょうね。
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