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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

郵便局が素敵なカフェに様変わり-大分県玖珠町:「カフェ レトラス」

2018年10月05日 | 大分
Cafe“Letras”, Kusu Town, Oita Pref.

さてさて、大分県玖珠町の森町を散策するワタクシですが、時間は12時半になり空腹感を感じていました。
おまけに猛烈に暑いので、どこか涼しい場所で昼食を食べたいなぁと思いながら、森町を歩いていました


するとレトロな洋館のような素敵な建物がありました。近づいてみると、「カフェ レトラス」という名前のカフェでした。
雰囲気も良さそうだし、何といっても建物が素敵です。ワタクシ、このお店に入ることにしました


ウッディな店内は清潔感があり、すごくいい感じのお店でした。ご主人に「この建物って元々は何の建物だったんですか?」と訊くと、
「ここは元は郵便局だったんですよ」とのことでした。レトラス(Letras)というのはスペイン語で「手紙」という意味ですが、
お店の名前にはそういう由来があったんですねぇ。なかなか素敵な名前ですね


ワタクシ、電車で森町に来ているので車を運転する必要がありません。思わず「ビールはありますか?」と訊くと、
「すみません。ランチタイムはアルコール類は無いんです。夜はビールもワインもあるんですよ」とのことでした。
ワタクシ、思わず涙目になってしまいました


ワタクシ、気を取り直して大好きな「卵サンドイッチ」を注文しました。なかなか美味しそうじゃないですか


ワタクシ、たまごサンドが大好きで、コンビニにサンドイッチを買いに行っても、たまごサンドを買うことが多いです


飲み物はビールではなく「アイスカプチーノ」をいただきました。コーヒーは本格的で、予想をずっと上回る美味しさでした


メニューにはピザやパスタもあり、夜はアルコール類も豊富にあるようです


すごく素敵なお店なので、森町を訪れる人がたくさん訪れて欲しいなぁ

カフェ レトラス…大分県玖珠郡玖珠町森1067


玖珠町に来ると、この写真のように山の上の部分がスパッと切り取られ、木の切り株のような形をした山が数多く見られます。
これはメサと呼ばれる地形で、侵食作用によって形成されたテーブル状の台地です。
メサ自体が珍しいのに、メサがいくつも集まっているというのはすごく貴重なんですよねぇ。
ではでは、森町を後にするとしましょうか

使用したカメラ:2、4枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


このカフェは大正時代に造られた郵便局を改築したのですが、最近はこういう風に元郵便局、元小学校、元公民館などが
リノベーションされて再利用されていることがよくあります。私はそういう場所を訪ねるのが好きなのですが、
今回、偶然にも元郵便局の素敵なカフェに出会うことが出来て、すごく幸運でした。



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小さな城下町-大分県玖珠町:森町

2018年10月04日 | 大分
Morimachi, Kusu Town, Oita Pref.

さてさて、特急「ゆふいんの森」に乗って、久大本線の豊後森駅にやって来たワタクシは、
豊後森駅から大分県玖珠町の森町へと向かいました。森町と豊後森駅は少し距離が離れていて、
バスも時間が全く合いません。ワタクシには珍しく、タクシーに乗って森町へと向かいました


旧豊後国の中でも最も小さい藩だった森藩。城下町として栄えた森町の一角には往来の面影が残り、
以前から一度訪ねてみたいと思っていたんです。今回、初めて森町を訪ねることが出来ました


それにしても暑い日でした。この日(8月13日)、大分県日田市は39.9℃という最高気温を記録しました。
これは九州では史上最高の気温だそうです。そんな日の真昼間に、歩いている人などおりません。
ワタクシ、汗をダラダラと流しながら、人のいない通りを歩いていました


幟に「だんご汁」の文字が見えますが、だんご汁は大分県の郷土料理なんですよ。
小麦粉で作った平たい麺(だんご)を味噌(または醤油)仕立ての汁に入れたもので、
汁にはゴボウ、ニンジン、シメジ、豚肉などが入って見た目は豚汁に似ています。
ただ、日田の方ではあまり食べないようで、ワタクシは実家で一度も食べたことがありません


初めて訪れる町を歩く時は、いつもワクワクした気持ちになります。
この日もワタクシは、足取りも軽く森町を歩いていました


ただ、石畳からの照り返しが強く、本当に本当に暑かったです。
39.9℃なんて言うんだったら、いっそのこと40℃にしてほしかった気がします


森町を歩いていると、このような童話に因んだ石像があちこちにおかれていました。
森町は「夕焼け小焼け」の作詞でも知られる児童文学者の久留島武彦氏の出身地であることから、
「童話の里」として町おこしを行っているようですね


ここはまだ観光地として多くの人が来るわけではありません。ただ、なかなか魅力的な町並みが続いているので、
うまく町並みを整備すれば観光客も増えるかもしれませんね


ところで、時刻も12時半となりました。どこか冷房の効いたお店で、昼食を食べたいですねぇ

使用したカメラ:2、5、6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


大阪も大概暑さが厳しいところで、37℃や38℃というのは何度か経験しました。
しかし、39.9℃というのはさすがに暑く、皮膚がジリジリと焼けていくような感じを受けました。
このままのペースで温暖化が進めば、数十年後には40℃なんていう気温も珍しくなくなるのですかねぇ。



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復旧した鉄路-大分県日田市:JR久大本線

2018年10月03日 | 大分
JR Kyudai-Honsen Line, Oita City, Oita Pref.

さてさて、この日(8月13日)は朝からお盆の供養がありました。大阪などはお盆の供養もどんどん簡略化されていきますが、
地方では昔ながらの風習も残っており、ワタクシなどは却って興味深くお盆の風習を経験しています。
さて、早朝からの供養も終わると、ワタクシはせっかくなので昼前からでもいいので、列車に乗って近場の町を訪ねたいと思い、
時刻表を見ながら大分県日田市のJR日田駅へと向かいました


日田駅は久留米と大分を結ぶJR久大本線の主要駅の一つですが、皆さんの記憶にもあろうかと思いますが、
昨年(2017年)7月の九州北部豪雨によって九州北部は大被害を受け、日田市を流れる花月川の氾濫によって鉄橋が流失し
日田駅〜光岡駅間がずっと代行バスが運転していたんですよ。そして、この7月14日にやっと全線復旧し、
日田駅はというか久大本線は本来のあるべき姿戻ったんです


日田駅は特急も停車する久大本線の主要駅です。駅の構内も広く、引き込み線に様々なディーゼルカーが待機しています。
言葉では上手く表現できないのですが、「駅らしい駅」といえばわかってくれる方も多いかなと思います


九州に来て驚くことは、西鉄バスというのが九州各地に高速バスを運行していて、大分県でいうと日田、湯布院、別府、大分などに
高速バスが頻繁に運行しており、当然ですが価格もJRより安いんですよねぇ。
そのような状況の中で、これから鉄道がどう生き残っていくのか、JR九州には大きくて重い課題です


ワタクシ、時刻表を見ると日田駅を11時40分発の「特急ゆふいんの森3号」に間に合うので、
この列車に乗って豊後森駅まで行き、森町の町並みを訪ねることにしたんです


「ゆふいんの森は外国人が多いよ」とは聞いていたのですが、列車に乗ってビックリ仰天。
どう見てもワタクシが乗る車両の乗客は、8割くらいが中国からの観光客でした。
「ゆふいんの森」に乗って、由布院温泉や別府温泉に行くというのが、彼らの観光コースなんでしょうねぇ


幸いなことにワタクシの隣の座席は無口な日本人男性で、ワタクシの車両の多くの中国人観光客はビュッフェに買い物に行っていました。
そのおかげで騒がしさはまだマシというか、耐えられる範囲だったのはありがたかったです


まあ、それでも「ゆふいんの森のキハ71系なんて国鉄のキハ65系を、キハ72系はキハ183系を改造しただけの車両でしょ」と
言う人もいつのでしょうが、それでもこの列車が由布院温泉、別府温泉の集客数に貢献したの間違いありません


日田駅を出発してわずか27分。12時7分に「ゆふいんの森3号」は豊後森駅に到着したのでありました

使用したカメラ:5、6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


日田の周辺には、まだ昨年7月の北九州豪雨の傷跡が残っていました。そして、今年も次々に自然災害が起こっています。
これからも災害の規模は大きくなっていくような気がしますし、災害への備えは私たちに与えられた大きな課題のように思います。
この9月の台風で災害には無頓着な大阪人も、さすがに「大阪には台風は来えへん」という意識は薄くなったようですね。



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コメント (37)

日田の夜はお気に入りの店へ-大分県日田市:「ココモ一番」

2018年09月07日 | 大分
“Kokomo-Ichiban”, Hita City, Oita Pref.

さてさて、大分県日田市へ帰省したワタクシ達ですが、初日の夕刻となりました。
この日は家人と、お気に入りの居酒屋さんへ行こうと決めていたんですよ


昼間に歩いた隈町にある「ココモ一番」というお店です。昨年末に帰省した時もこのお店に行き
実に美味しく値段も安かったので、今回も再訪することにしました


まずは二人でビールで乾杯です。と言っても、家人はさほど飲む訳ではないんですよ。
まあ、家人の分もワタクシが飲むということですな


どーですか。まずは「シーザーサラダ」です。ワタクシ、どうしてこのサラダに「シーザー」というローマの将軍の名前がつくのか
不思議に思っていたのですが、シーザーというのはこのサラダを考案したメキシコのレストランの料理人の名前だそうですよ


どーですか。「豚バラ、身、皮、つくね」がズラッと登場しました。これを食べたかったんですよ


大阪の焼き鳥屋には「豚バラ」というメニューはありません。この豚バラがたまりませんな


そして、大阪の焼き鳥屋では鶏皮をカリカリになるまで焼かないんですよ。
豚バラ、そしてカリカリに焼いた鶏皮…ワタクシ達は九州の焼き鳥屋では定番のこのメニューの虜です


どーですか。これは「鶏肉のユッケ」です。大阪は牛肉料理に関しては本当に美味しいと思いますが、
鶏肉に関しては九州の方が美味しいように思います。このユッケも絶品ですわ


どーですか。これは「うずらの豚巻き」です。何を食べても美味しいので、お酒も進みますわ


どーですか。左は家人の「梅酒」、右はワタクシの「イモ焼酎」ですな。九州は芋焼酎、麦焼酎の銘柄も多く、
美味しい焼酎が多いんですよねぇ。大分県は麦焼酎の生産が多いのですが、ワタクシは芋焼酎に手が伸びてしまいます


どーですか。「山芋のステーキ」というのをオーダーしたら、これが出てきました。
山芋のをすりおろしたのを、お好み焼きのように焼いたものでした。これもなかなか美味しかったです


どーですか。これは「ポテトチーズ焼き」です。ワタクシ、ポテトやチーズという文字を見ると、
食べたくなってしまうんですよねぇ。九州初日の夜は、よく食べてよく飲みました
(いつものことやないか…という声が聞こえてきそうですが)

ココモ一番…大分県日田市隈1丁目4−3

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


旅先に行くと、国内でも外国でも、高価で贅沢な料理は特に望みませんが、その土地の美味しいものを食べたいなぁと思います。
ですので、旅先で全国チェーンのお店やファストフード店に入ることはまずありません。
地元の人に「美味しい店はどこですか」と訊いて、教えてもらったお店に行くのが一番の楽しみです。



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川面を吹く風-大分県日田市:隈町

2018年09月06日 | 大分
Kumamachi, Hita City, Oita Pref.

さてさて、大分県日田市にやって来たワタクシは、家人の実家からほど近い隈町を散策していました


隈町に日田祇園山鉾会館という建物があります。毎年、日田で7月20日頃に行われる日田祇園祭の資料館なんです。
日田祇園祭は名前からもわかるように、京都の祇園祭を手本とした祇園祭の一つです。
日本各地に祇園祭は伝播しており、九州では福岡県の博多祇園山笠、小倉祇園太鼓なども有名ですね


館内には6基の山鉾がおかれていました。山鉾の高さは10mほどありますので、なかなかの迫力です


家人のお義父さんは若い頃、祇園山笠の曳き手として大いに活躍されたそうです。
そして、歳を重ねてからはお囃子の三味線の奏者としても大活躍されたそうなんですよ


ワタクシが生まれ育った地域には、山鉾、曳き山、地車などが無かったので、祭に熱狂するという感覚が無いんですよ。
そう思うと、ワタクシなどは自分の故郷に対する愛着というのが、薄いのかもしれませんね


気がつけば時刻も4時を過ぎ、太陽も少し西に傾きはじめていました。
なにせすごい汗をかいていたので、家人の実家に戻ってシャワーを浴びたいという気持ちでした


ただ、川沿いに来ると川から吹いてくる風のおかげで、心なしか涼しい気がしました


三隈川の畔を歩きながら、ワタクシはこの町と繋がりを持てたことを嬉しく思っていました


どこまでも青く、どこまでも抜けるような夏の空がワタクシの頭の上に広がっていました


家人の実家に戻ると、紋クンはすっかり馴染んでいました。チャッカリした奴ですわ

使用したカメラ:1、5、8枚目はFUJIFILM X-T1 、他はFUJIFILM X-Pro2


紋は小さい時からよく旅行に行っているせいか、旅先でも普段と全く変わりません。
食事も、便通も、睡眠も何も普段と変わることがないのでありがたいです。
マイペースなところは、飼い主に似たのかもしれないですね。



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