『月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA』 Navel
2017年12月発売。
2020年頃に購入し、積んでおりました。
魔法少女消耗戦線が名作ながらあまりに重かったため、
萌えゲーを摂取したくて掘り出してきました。
・シナリオ 40~50点
こちらももちろん、つり乙2のファンディスク。
朔莉&ルミネのアフター、妹アトレの個別ルート、
そしてタイムリープさせて1と2のキャラを集合させたパラレル「つり乙1.1」が付属。
朔莉&ルミネのアフターに期待して買ったのですが、なんとも短尺。
ルミネはまあ、今度はルミネ側が攻めてみるよ!というHが主眼かな。
朔莉のエピソードは、もう本編で美味しいところを出し切っちゃったという感じ。
この二人は服飾科ですらないので、そちらを柱に据えることもできず…。薄味でした。
りそなと違い、完全に100%血の繋がっている実妹を攻略するアトレルートは
好悪が分かれる出来。
前作主人公&ヒロインとの間にできた二人の子供、長男と長女が肉体関係に…
という事実が、もう前作を愛する身としてはキツくてたまらない。
二人で秘めておくこともせず、ラストで両親に許しを請う場面で終了。
実妹攻略はエロゲではそう珍しくない話ですが、「前作主人公の…」という前提条件だと
かなり珍しいのでは。抜きゲーでもないし。
ただ、才華の欲情できるビジュアルが「女装した父」(その娘だからアトレが一番近い)
であることにはルナ様&朝日が大きく関与しており…。
朝日たん可愛いから仕方ないよねという気持ちもあります…。
性別バレしたうえで学院に通い続けるために
「体は男だけど心は女なので女として通い続けたい」という嘘を通してしまうことにも
ヒヤッとしました。
これ、令和の世なら避けたでしょうね。
つり乙1.1、ルナ様と朝日を久々に見られて心が弾みました。
いやーやっぱりこの二人なんよね。2キャラも好きなんだけどどうしてもね!
みんながわちゃわちゃしているだけでただもう楽しい。
…んですが、1.1のラスト、ルナ自室にアトレがリープして迷い込んできたうえ
ルナを「自分の将来の母」と認識しつつ、正体を隠し
実の兄と姦淫してしまった…と唐突に懺悔をスタート。
どんだけ母親に話したいんだ近親相姦を。ルート最後で告白してたやん。
(あそこでは両親の反応は描かれませんでしたが)
当然ながらルナ様はまったく肯定的でなく、
「私なら、実の子同士の恋愛はどうあっても許せない」
「不安も、孤独も、二人の間で守り通せ。それが両親のためにできることだ」
と理性的に告げてエピソード終了。
…これおそらく、アトレルートが「僕たちの近親相姦を認めて下さい!」エンドだったから
ルナはそんなことにこやかに認めるキャラじゃありませんよ、という
フォローを入れた形なのだと思いますが…。
そして、そんなルナ様でいてくれてそこは良かったのですが…。
じゃあ、アトレエンドのあれは何? となりますね。
・グラフィック 60~70点
2.1と違い、立ち絵はおそらく描きおろしなし。
アトレルートに枚数が費やされています。
それもHシーンが多め。
なので、実妹Hが好きな方はいいんじゃないでしょうか…。
朔莉がルナ様衣装を2種着てくれるのは嬉しいサービスでした。
・音声 60~70点
新キャラがいないため、前作と同様の安定感。
アフターヒロイン二人用のエンディング曲がなく、
代わりにアトレルート導入の主題歌が1曲。
聴いていると眠くなってきます。
・システム 40~50点
朔莉&ルミネのアフター、妹アトレの個別ルート。
上記の3編をクリアすると、タイトル画面に「おまけ」が現れます。
が、これをプレイするためには『つり乙2.1 E×S×PAR』のディスクが必要。
な、なぜ…??
「だってファンディスク2本とも買ってほしいんだもん」以外の理由が不明。
おまけ以外の3編ではとても定価分のボリュームに釣り合わないのに…。
DL購入しても許されないらしく、とにかくディスクを要求されます。
この頃のNavel、ちょいちょいこういう忠誠心を求めてきてたなあ…と遠い目。
2024年現在はDL購入が主流だから、同じことはやらないと思いますが…。
ただ、「おまけ」を新規でスタートする際にのみ認証されるので、
「おまけ」に入ってからすぐセーブしておけば、
そこからロード、でディスクレスでもプレイできます。
総評
つり乙ならなんでも読んでおきたい! …という方にすら薦めるのが躊躇われる。
それくらいにアトレルートがキツい。
つり乙シリーズのエロゲとしてはこれが最新(最終?)作で、ラストエピソードとなるだけに
なんとも渋い味を口に残して終わり、となってしまいました。
実妹攻略はまだともかく、ルナ&遊星に告白しないでほしかった…。
それでもやはり、1.1は楽しかったです。
またルナ様&朝日に会える日がきますように。
2017年12月発売。
2020年頃に購入し、積んでおりました。
魔法少女消耗戦線が名作ながらあまりに重かったため、
萌えゲーを摂取したくて掘り出してきました。
・シナリオ 40~50点
こちらももちろん、つり乙2のファンディスク。
朔莉&ルミネのアフター、妹アトレの個別ルート、
そしてタイムリープさせて1と2のキャラを集合させたパラレル「つり乙1.1」が付属。
朔莉&ルミネのアフターに期待して買ったのですが、なんとも短尺。
ルミネはまあ、今度はルミネ側が攻めてみるよ!というHが主眼かな。
朔莉のエピソードは、もう本編で美味しいところを出し切っちゃったという感じ。
この二人は服飾科ですらないので、そちらを柱に据えることもできず…。薄味でした。
りそなと違い、完全に100%血の繋がっている実妹を攻略するアトレルートは
好悪が分かれる出来。
前作主人公&ヒロインとの間にできた二人の子供、長男と長女が肉体関係に…
という事実が、もう前作を愛する身としてはキツくてたまらない。
二人で秘めておくこともせず、ラストで両親に許しを請う場面で終了。
実妹攻略はエロゲではそう珍しくない話ですが、「前作主人公の…」という前提条件だと
かなり珍しいのでは。抜きゲーでもないし。
ただ、才華の欲情できるビジュアルが「女装した父」(その娘だからアトレが一番近い)
であることにはルナ様&朝日が大きく関与しており…。
朝日たん可愛いから仕方ないよねという気持ちもあります…。
性別バレしたうえで学院に通い続けるために
「体は男だけど心は女なので女として通い続けたい」という嘘を通してしまうことにも
ヒヤッとしました。
これ、令和の世なら避けたでしょうね。
つり乙1.1、ルナ様と朝日を久々に見られて心が弾みました。
いやーやっぱりこの二人なんよね。2キャラも好きなんだけどどうしてもね!
みんながわちゃわちゃしているだけでただもう楽しい。
…んですが、1.1のラスト、ルナ自室にアトレがリープして迷い込んできたうえ
ルナを「自分の将来の母」と認識しつつ、正体を隠し
実の兄と姦淫してしまった…と唐突に懺悔をスタート。
どんだけ母親に話したいんだ近親相姦を。ルート最後で告白してたやん。
(あそこでは両親の反応は描かれませんでしたが)
当然ながらルナ様はまったく肯定的でなく、
「私なら、実の子同士の恋愛はどうあっても許せない」
「不安も、孤独も、二人の間で守り通せ。それが両親のためにできることだ」
と理性的に告げてエピソード終了。
…これおそらく、アトレルートが「僕たちの近親相姦を認めて下さい!」エンドだったから
ルナはそんなことにこやかに認めるキャラじゃありませんよ、という
フォローを入れた形なのだと思いますが…。
そして、そんなルナ様でいてくれてそこは良かったのですが…。
じゃあ、アトレエンドのあれは何? となりますね。
・グラフィック 60~70点
2.1と違い、立ち絵はおそらく描きおろしなし。
アトレルートに枚数が費やされています。
それもHシーンが多め。
なので、実妹Hが好きな方はいいんじゃないでしょうか…。
朔莉がルナ様衣装を2種着てくれるのは嬉しいサービスでした。
・音声 60~70点
新キャラがいないため、前作と同様の安定感。
アフターヒロイン二人用のエンディング曲がなく、
代わりにアトレルート導入の主題歌が1曲。
聴いていると眠くなってきます。
・システム 40~50点
朔莉&ルミネのアフター、妹アトレの個別ルート。
上記の3編をクリアすると、タイトル画面に「おまけ」が現れます。
が、これをプレイするためには『つり乙2.1 E×S×PAR』のディスクが必要。
な、なぜ…??
「だってファンディスク2本とも買ってほしいんだもん」以外の理由が不明。
おまけ以外の3編ではとても定価分のボリュームに釣り合わないのに…。
DL購入しても許されないらしく、とにかくディスクを要求されます。
この頃のNavel、ちょいちょいこういう忠誠心を求めてきてたなあ…と遠い目。
2024年現在はDL購入が主流だから、同じことはやらないと思いますが…。
ただ、「おまけ」を新規でスタートする際にのみ認証されるので、
「おまけ」に入ってからすぐセーブしておけば、
そこからロード、でディスクレスでもプレイできます。
総評
つり乙ならなんでも読んでおきたい! …という方にすら薦めるのが躊躇われる。
それくらいにアトレルートがキツい。
つり乙シリーズのエロゲとしてはこれが最新(最終?)作で、ラストエピソードとなるだけに
なんとも渋い味を口に残して終わり、となってしまいました。
実妹攻略はまだともかく、ルナ&遊星に告白しないでほしかった…。
それでもやはり、1.1は楽しかったです。
またルナ様&朝日に会える日がきますように。
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