線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

機関区巡り(新見機関区)

2020-01-12 19:59:39 | 蒸気機関車

 岡山を出た伯備線の列車が 大きく左カーブして新見駅に着く直前 右下に転車台と扇形庫を備えた機関区がありました 当

時の伯備線は石灰石の輸送が盛んで 足立駅からの石灰石輸送に 重連運転や後部補機付きの列車も多く 回送機機関車が

付く事の多かった石2492レは 3重連で運転される事も有り 多くのファンが訪れていました。

 前日の夜行で岡山入りし 岡山朝一番の列車を新見で芸備線の列車に乗り継ぎ 布原信号所で下車 石2492レを写すと新見

に戻り 駅から線路沿いの道を辿って機関区を訪問するのが常でした。

 機関区に着くと事務所に向かい 訪問者ノートに記帳し 見学者の腕章を受け取り場内に向かいます 無煙化前の伯備線は 

貨物列車の運転も多く 機関区では客貨に活躍するD51が 盛んに煙を噴き上げていました。

    1971年8月00日 伯備線 新見機関区

    

 大きな炭台の周りには D51が屯していました。

    

 

 峠越えの多い伯備線は急勾配とトンネルが多く 集煙装置は欠かせません どの釜も後藤式の集煙装置を備えています。

    

 出区迄のひと時 機関士さんと機関助手さんもノンビリ一休みです。

     

  暫くすると出区して行きました。

    

 右を見ても左を見ても 停まっているのはD51ばかりでした。

 9月も訪れました 機関庫の中は 休車中の機関車がいっぱい。

    

 

    1971年9月00日撮影 伯備線 新見機関区

 暫く動かないと直ぐに車輪に錆が浮きます。

 機関庫の側では C58 247号機が停まっていました。

    

    1971年9月00日撮影 伯備線 新見機関区            C58 247

 津山機関区や備後落合機関区のC58も顔を見せていました。

 この頃の新見は機関区の町と言っても過言ではなく 機関区の近くでは 汽笛の音が響き渡り 駅周辺まで煙の臭いが漂って

いました 今では公害問題などで考えられない事です。


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