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世界中が「W杯サッカー」の花盛り。
昨夜は、スペインーウクライナ戦。
「にわかファン」の花おじも、みかんずさんから紹介されたスペイン選手の
目の覚めるようなシュートを見た。
さすがに世界一流のプレーはレベルが違う。
パス回しからシュートまでの無駄の無い動きと圧倒的なスピード。
まるでVTRの早送りを見ているようだった。
長年の伝統国と歴史の浅い日本のサッカーを比較するのは可哀想だと思った。
まさに「目が覚めて」しまったのでサッカーが終わってからも眠れなくて、
しばらくチャンネルを切り替えて国内スポーツのニュースを見ていた。
ところが、日本のプロ野球にも驚くようなニュースがあったのです。
今朝のネットにも記事があったので引用させてもらいます。*********************************************************************
清原に巨人ファン大声援! 遊ゴロでもこの日一番の盛り上がり?
2006年6月15日(木) 8時2分 サンケイスポーツ
(交流戦、巨人2-4オリックス、4回戦、2勝2敗、14日、東京ドーム)
4万281人の観衆が、東京ドームに帰ってきた男を温かく迎えた。
360度。全方位から聞こえてきた『キヨハラ』コールが心に染みる。
左ひざの痛みを忘れて一塁を駆け抜けると、右翼席に向かってヘルメットを右手で掲げて感謝した。
「ジャイアンツファンのみなさんから、たくさんの声援をもらってほんとうれしかった。
9年間、身を削ってやってきたことをファンの人に認めてもらって、心に残る思い出になりました」
七回一死、代打で登場。移籍後巨人戦初打席は、西村のシュートに詰まって遊ゴロ。
しかし…、負けている展開にもかかわらず、巨人ファンが大声援をくれた。
清原にとっては、戦力外通告を受けた因縁の相手。心の奥底に“しこり”が残るなか、
巨人ファンの温かさに救われた気がした。決別した巨人との“和解”の瞬間だったのかもしれない。
「去年、自分自身のすべてを否定されたような気がしていた。
自分のやってきた野球がファンの人に認められた」
巨人には捨てられたが、ファンは清原を支持した。古巣の東京ドームで錦を飾った。
左ひざ痛に苦しむが
「これからもファンの人に楽しんでもらえるような野球をやっていきたい」。
ファンからの熱い声援がある限り、清原は歩みを止めない。
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目下「8連敗」と苦しむ巨人ファンが、今や敵チームである清原に拍手を贈ったのだった。
こんな話は胸を熱くする。
一瞬、戦国の悲運の武将「義経」を彷彿させた。
かつてのヒーローが、体力の衰えもあって戦力外通告を受けて追いやられる。
しかし、そこでもひたむきに、純粋に、精一杯「野球」に打ち込む男の姿に
多くの人達が感動するのであろう。
これこそがスポーツの醍醐味である。
「たかがスポーツ」なれど「人間にとって最も大切な事」を教えてくれるのではないだろうか。
関連記事2005.8.9「清原の涙」もご覧下さい。
白くなってきた無精ひげと日焼けしてシワの増えた清原が、
少年のようにニッコリと微笑む姿はとても美しく見えた。
「勝っておごらず、負けて腐らず」
W杯初戦敗退の結果に、あれこれ批判も渦巻いている。
しかし、代表選手もジーコ監督も
次の戦いに精一杯、ひたむきな姿で臨むならば、
だれも批判は出来ないだろう。
勝ち負けを超えて「よくやった!ありがとう!!」と感動させて欲しい。
明らかに力の差のあるブラジル戦で、かってのヒーロー「ジーコ」にも
ブラジルサポーターから暖かい拍手が送られるようにと祈りたい。
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