妙蓮池に咲く近江妙蓮は、室町時代から600年もの間、
地元の人々によって守り育ててきた貴重な蓮です。
古文書によると室町時代から、この妙蓮及び その池(大日池)は田中家の貴重な財産として、
何百年もの間、守り育て、咲き続けた妙蓮が・・・
明治29年から後は花が咲かなくなりました。
古くからの伝承をを持った妙蓮が絶えたことを、田中家や地元の人々は大変、残念に思い、
妙蓮池保勝会を創設するなどして、妙蓮の復活を望んでいました。
そして昭和31年、世界的なハス学者である大賀一郎博士に依頼して、大日池の復興に取りかかりました。
昭和33年、金沢駅前の持明院が加賀妙蓮の池を移転することになり・・・
(一つの茎に数多くの花をつけ、花びらの数は、2000枚~8000枚にも達します)
この指導を大賀博士に依頼しました。
その時、このレンコン5本を研究のため府中市にある中央公園の池に移植しました。
この妙蓮のレンコンが、昭和35年4月20日大賀博士によって大日池に植えられました。
(散る時は花びらは何枚か散るだけで、殆どは花を付けたままの姿で枯れていきます)
そして、昭和38年の夏になると、この妙連が見事に花を咲かせました。
68年ぶりに妙蓮が大日池に復活をし、大賀博士はこれを近江妙蓮と呼ばれました。
*説明文は近江妙蓮資料館のパンフレットによります。
近江妙蓮:昭和40年3月26日 滋賀県天然記念物に指定されました。
昭和50年8月1日 守山市の市花に制定
撮影日:2018年7月14日
2000~8000枚の花弁‼
もし数えようとしたら、気が遠くなりますね。(笑)
こんな美しい花は絶やしたくありませんね。
復活できてよかったですね。(^^♪
美しい花を見られて、いい夢が見られそうです。
おやすみなさい💤
朝から、難題を出されたような気分です。いえいえ、いい意味で、ですよ!
近江妙蓮…ちょっとくぐって調べてみましたが...
いやいや、これはスゴイ蓮の花なんですね...
美しいとか、綺麗とか...そういうことの前に、
もうその神秘的な存在自体に価値があるということなのでしょうね。
何千枚の花びら...そりゃ散る前に枯れるでしょうが、その意味たるや...
そこにすぐ意味を求めるのも人の性でしょうが...
近江妙蓮にとっては関係のない、ちっぽけな事なのかもしれませんね(^-^;
思わず...合掌してしまいましたよ(;´∀`)
あるんですね。
私の地域にも大賀ハスの畑があります。
こちらは、一週間後ぐらいに、たくさん咲きそうです。
近江妙蓮、八重咲きと言うか、他のハスと違い、何か、歴史を感じる、綺麗さが
ありますね。
見てくださって有難うございます♡
地元の方たちは再び絶えることがないように・・・
近江妙蓮公園に新池を設置し、妙蓮の育成をさらに強化されているそうです。
時代を超えて綿々と咲き続ける妙蓮・・・
これも地元の方たちの凄い努力の賜物ですね。
普通の蓮との違いは先ずは妙蓮には花托が無く雌蕊も雄蕊もなく花弁だけで花ができているそうです。
それだけでも、不思議というか、妙なところですよね~
だから、妙な蓮ってことで「妙蓮」と呼ばれるのでしょうね~
そして、武蔵野で咲けば、武蔵野妙蓮、金沢で咲くのは加賀妙蓮、全国でどのくらいあるのか分りませんが、・・・
これからも絶やすことなく咲き続けて欲しいです。
難題なブログ(笑)にコメント有難うございました♡
大賀博士の蓮は全国各地にありますね!
常蓮の花は4日間で全ての花弁を散らせて咲き終わりますが、妙蓮の花は2週間から20日前後咲き続け、そのまま数千枚の花弁を散らさないで枯れる奇妙な花だそうです。
私が見た時もそのままの姿で枯れていました。
コメント有難うございました♡