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気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

感動を受けた詩や新聞記事なども紹介!

腕時計の想い出

2025年05月21日 | 投稿記事

(家のシラン☝)

 

 

昨日の朝刊の「談話室」はテーマ投稿

お題は「腕時計」

皆さんの投稿記事を拝読していたら

私の「腕時計」の想い出を書いてみようかな、と思い立ちました

 

入社して1年が過ぎたころ、移動がありました

配属された部は企画部です

企画部は製品を売るためにどんな策を講じるかを

企画立案する仕事です

 

慣れない私をいつも優しく支え指導をしてくださった先輩は

とても素敵な女性でした

その先輩の腕には、これまた素敵な腕時計がキラリ!と輝いて・・・

腕時計は先輩のためにあるかのように大変よく似合っていました

 

ある日、社員食堂の一角で貴金属の社内販売があり

その売り場に先輩の腕時計と同じ物を見つけたのでした

迷うことなく即 お買い上げしました

 

その時計はスイス製で丸型で超薄型の美しい時計でした

ベルトは落ち着いた黒のフェルトで凄く上品な感じでした

 

当時 一ヶ月の給料分位の値段で12ヶ月の月賦で買いました

現代のようにクレジットカード決済は普及していませんでした

 

長く使用した時計でしたが、今はもう手元にありません

携帯電話を持つようになってからは腕時計を持たなくなりました

 

私の憧れの女性は、企画部から事業部長室秘書に変わられ

偶にしかお目に掛かれなくなり雲の上の人となりました

 

暫くして社内恋愛で結婚退職され、社宅で新婚生活をスタートされ、

一度だけ新居にお邪魔しました

それっきり・・

 

今も きっと幸せでいらっしゃる と思います(願望)

 

 

(気取らないシランが好きです☝)

 

 

 

 

 

 

 


絵本とロウバイ

2025年02月21日 | 投稿記事

 

 

今年もソシンロウバイが咲きました

早速 ヒヨドリが飛んで来て

花や蕾を食べられてしまいました

食べられる前に撮った1枚です!

 

   ❀

   ❀

   ❀

 

今日は

鼻の奥が”ツン”と痛くなるような

実話のご紹介です

 

「ぴかくん」とお話できたよ

 

夫婦に待望の男の子が生まれました

みんなにかわいがられて順調に育っていきましたが

ひとつだけ心配なことがありました

 

3歳になっても、いろいろな物をを指さしながら

「あっ、あっあ」と声は出るのですが言葉になりません

 

 夫婦はさんざん悩んだあげく、保育園に男の子を入れました

男の子は先生の絵本の読み聞かせが大好きでした

 

いつも決まって一冊の絵本を持ってきました

その絵本は「ぴかくん めをまわす」という信号機のお話でした

このお話のどこが気に入ったのかは分かりませんが

お母さんにも同じ絵本を買ってもらい

家でもいつも読んでもらっていました

 

 するとある日、読み聞かせている最中に

「あお、きー、あか」という言葉が出たのです

夫婦は大喜びでした

 

時が過ぎ大人になった男の子は

不思議な縁で信号機を管理する仕事にも就きました

 私の長男の実話です

 

令和7年2月18日の産経新聞「談話室」はテーマ投稿「絵本」でした

投稿者は滋賀県米原市 馬淵敏郎さんです

 

 

夏の猛暑に耐え

寒波を乗り越え

やっと、花開いたソシンロウバイ

それなのに・・・

ヒヨドリは

これから咲こうとする蕾も

全て食べ尽くしてしまいました💦

 

 

令和7年2月18日 小さな庭のスケッチより

 

 

 

 

 

 

 


「水泳」・・・②

2024年08月19日 | 投稿記事

 

数年前から放置された畑地で

ナツズイセンが咲きます

(いつもの散歩路にて)

 

 

前回「水泳」の続きです

 

遠泳のことを もう少し書きたい、と思います

館山の海岸付近の民宿を主催者側が用意をしてくれました

遠泳大会の参加者は全国から集まります

 

一番、記憶に残っているのは

戦前戦中に建てられた建物と思われる施設

軍部が使用した、と思われる豪華な建築物でした

大広間には昔の女優さんの写真が額に入れられ飾られていました

多分、戦中に慰問に来られた女優さんなのでしょう

 

夕食後はこの施設で大会当日まで

各グループに分かれ毎夜ミーティング

練習中での問題点や反省点などを話し合う場に使われました

 

 

全国から集まった人たちでランダムに

組まれたグループ・5人一組で大会当日まで

海では常に一緒に行動をします

メンバーは中高校生もいれば年配の方もいらっしゃいます

5人一組のチームが幾つもの隊列を成して泳ぐのです

常に5人が揃っていることをお互いが確認します

 

「海は広し」と言えども左折も右折もあるわけで

どちらに折れてもインの人は立ち泳ぎで

アウトの人が一直線に揃うまで待ちます

私は常に端っこなのでインになったり、アウトになったり

5人が進行方向に一直線に並ぶのを確認 出来たら泳ぎ進みます

 

そんな練習を3日間 繰り返します

練習の日は全て快晴でした

 

練習で海岸べりに着いて足が立った、としても

決して立ち上がらないこと

お腹と手が砂に着くまで腹ばいで

波打ち際まで辿りつくことが大事、と教わりました

水泳は自分の頭では疲れていない、と

感じていても実際は想像以上に体力は消耗しているのです

立ち上がった瞬間、波に足がさらわれ沖に流されるからだそうです

そんな教えを忠実に守りながら

大会当日を迎えました

 

本番は前回に記したとおりです

 

 

長々と書き連ねました

ご覧 頂きありがとうございました🌸

 

 

夏雲や

あなたは何を する人ぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


水泳

2024年08月16日 | 投稿記事

昨日の読者のコーナー・「談話室」は

テーマ投稿。「水泳」でした

 

子供の頃 大きな沼で泳いだ藤橋さん(82歳)

途中 疲れてプカプカ浮いていたけど

頑張って向こう岸まで泳ぎ

今ではプールに通い楽しく泳いでいる

*

*

水泳は嫌いだけど小学校の教師になるため

泳ぎをマスターした、という51歳の女性

*

*

 

 

(秋の花の代表・コスモス 8/13撮影)

 

 

 私が水泳を始めたきっかけは

トライアスロンに出場したいため

マラソンと自転車は教わらなくても

なんとかクリアできる

でも、水泳だけは泳げなければどうにもならない

そこで、一念発起してスイミングスクールに通うことに

最初はバタ足から

ビート版を持ってバタバタと足だけで進む

簡単そうで、これがなかなか難しい

他の生徒は皆、25m先に到着している

私は、まだ半分くらいしか進んでいない

コーチが「早く来い!」と言うので

プールサイドに上がって行くと

「誰が上がれ、と言った!」と大目玉を食らう始末

(早く行くには陸に上がらなければ行けないじゃないか)

と内心、思いながら・・・

 

毎回毎回コーチに怒られながら週に3回、頑張った

お陰で、4泳法をマスターした

(今はバタフライは出来ないかもしれない)

自分で自分を褒めてあげたいくらい

スクールは卒業し、自由コースに変わり

1時間で連続2㎞泳ぐことができた

しか~し・・

トライアスロンは海で行われる

海で泳げなければ意味がない

そこで・・

館山の海で5Kの遠泳がある、との情報

一緒にスイミングスクールに通った女性と

エントリーすることに

 

その日、生憎台風が接近していて波が荒かった

でも、遠泳大会は決行された

波に揺り戻されながら5時間泳いだ

ドクターストップがかかり

目的は達成出来なかったが

5キロ完泳と同じ証を貰った

 

 

続きは次回へ

 

 

暑くても・・

栗の実 落ちて 秋じわり

 

 

台風🌀が近付いています!

地域にお住まいの皆さまに

被害が及びませんように🙏

 

 

 


「涙」

2024年06月18日 | 投稿記事

(甘い匂いに誘われて・・・くちなしの花)

 

 

 今日の「談話室」(読者の投稿欄)はテーマ投稿です

 お題は「涙」

 

数日間体調を崩し寝込んでいる父親が急死

大学3年のときのことで試験が終わり友人とボウリングし映画を観て帰宅

母に「お父さんが死んだ!」と玄関で聞かされ、信じられずにいると線香の匂いが・・

父の体調が悪いのに外出した事への後悔と済まなさで嗚咽は慟哭となり

涙がとめどもなく流れた

大叔父に「いつまでも泣かんと・・・」と穏やかな口調で言われて

徐々に収まった、一生分の涙をながしたろう

(77歳の男性の投稿)

 

(雨上がりの くちなしの花)

 

  中卒で大会社に就職し意気揚々のスタートだったが

友人も出来ず、ホームシックに打ち沈んでいたとき

工場に松下幸之助社長が視察に来られ

新入社員と懇談され悩みを聞いてくださいました

祖父に会ったような嬉しさで涙が止まらなくなり

社長は9歳から奉公した自身の苦労話をしてくれて

「若い時の苦労は買ってでもしなさい」と教えの後、

頭を優しくなでてくださいました

私は恥も外聞もなく社長の胸で泣きじゃくりました

この涙で その後の全てを乗り越えられた と思います

(83歳 男性)

 

 

 

  さて、私の涙は・・・

 高校生のときの事です

愛犬「コロ」を弟が友達からもらい受け

雑種でしたが柴犬に似た可愛い子犬でした

ある日 学校から帰ると いつも柿の木の下で尻尾を振り

「お帰り」と迎えてくれるのに姿が見えません

家の周りを探しましたが居ません

ひょっとして、と農機具が収められている小屋を覗くと

冷たいコンクリートの上で横たわっていて・・・

「コロ!」と呼んでもピクッとも動きません!

嗚咽が慟哭に変わり涙がもうこれ以上出ない、と思うくらい泣きました

母が外出から帰るなり「誰が泣いてるのか、、と思ったら・・・」

「近所にまる聞こえ 犬が亡くなって そんなに泣いて・・人が死んだらどうするん?!」と

その後、母と二人で 裏藪に埋葬してあげました

そのとき、妹や弟 他の家族はどうしていたのか、全く記憶がありません

 

 あなたの「涙」は?

 どんな涙ですか?

 

 

今日は恵みの雨でした

激しく降った雨は

午後には上がりました

くちなしの花の匂いに誘われて出掛けました

(令和6年6月18日のスケッチより)