気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

感動を受けた詩や新聞記事なども紹介!

ミルキーウェイ マルバアサガオ

2023年10月30日 | 郷の秋

久しぶりに里山を散歩しました

すっかり秋色に模様替えをしていました

 

そんな中に見つけた朝顔のような花

野草が生い茂る林縁に

数輪の爽やかな花

 

それは・・・☟

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて見る顔なので

いつもお世話になっている

Googleレンズさんにお尋ねしましたら

「ミルキーウェイ マルバ朝顔」だとか

 

でも 何故 この場所に?

鳥さんの仕業でしょうか?

何処かのお家で育てられた朝顔だったのでしょうか

里山は不思議がいっぱい!

面白いです!

 

 

 

 

令和5年10月29日 里山にて

 

 

 

 

 

 

 


秋日和

2023年10月25日 | 朝の詩

近所の「ノブドウ」が

ターコイズブルーに

エメラルドグリーンに

瑠璃色に

紫色に

色付いています

 

 

 

「秋日和」

 

年老いた母が

繕い物をしょうと

日の当たる縁側にいる

縫い針に糸を通そうと

何度も何度も

試みてうまくいかず

糸と縫い針を手に

糸を通してくれと

声を掛けてくる

 

 読み掛けの新聞を

置き立ち上がる

秋日和だ

 

栃木県さくら市 青木一夫さん(69)

の「秋日和」でした

 

 

ここのところ秋日和が続いていますね

縁側で縫物をする昭和のお母さん

優しいまぁるい背中が見えます

ぬくもりの昭和を感じさせてくれる

絵本のなかのような光景に・・

心穏やかになりました

 

🌸

🌸

 

<術後順調に回復し退院いたしました

ご心配いただき有難うございました

毎日の生活がリハビリです>

 

 

隣の空き地で草花を狙っていたら

エノコログサにルリシジミがファインダーに入って来ました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


胆嚢摘出手術の日でした!

2023年10月18日 | いのち

 

 

 

腹痛を訴え救急車をお願いしたのは

先月25日の朝でした

検査の結果 胆汁が結石で詰まり流れが滞る

急性胆嚢炎と診断され

2週間強かけて胆汁を管から排出させ

今日、胆嚢の摘出手術を受けました

胆嚢は無くても構わない臓器だと説明を受けましたが・・・

 

腹腔鏡による手術なので術後は楽なんだそうですが・・・

摘出した胆嚢は病理検査に回され

異常がなければ一週間で退院の予定です

私自身もやっと普通の生活に戻れそうです

 

胆嚢摘出手術を受けたのは主人です

ただ、心配なのは一ヶ月もの病院生活では

筋肉が落ち体重も激減

リハビリが必要になります

退院後は食事にも気を遣わなければならないでしょう

 

 

 

季節はどんどん進んでいました

近所で撮影した「サクラタデ」

花の背後に何か隠れているようです@@!

撮影時は少しも気付きませんでした

どうやら蜘蛛の足のようです

 

 

 

🌸いつも有難うございます🌸

もうしばらくコメント欄お休みさせていただきます

 

 

 

 

 

 

 


ヒーロー

2023年10月13日 | 朝晴れエッセー

(2021年10月に撮影したアサギマダラです)

 

 

小学校5年生の秋

運動会の最終の種目はリレーだった

アンカーには足の速い少し内気な友達が選ばれた

彼が走り出したときは最後尾

でも1人、2人と抜き去り必死に先頭へと迫る

小柄な体が弾み まるで白い運動靴が回転しているように見えた

町工場を営む彼の父親が声を張り上げ太い腕をぐるぐると回す

生徒や父兄の大歓声に包まれ彼は先頭でテープを切った

 

代休明けの教室はリレーの話題でもちきり

くるり とした目で はにかむ彼はいちやく人気者になった

 

6年生の新学期 学級委員を決める選挙があった

いつも選ばれるのは よく勉強のできる男女である

ところが意外に彼の票が伸び僅差で学級委員に選ばれた

ざわめく教室の中 彼だけが戸惑ったように俯いていた

 

「ぼく、嫌や・・・」と下校の道で彼はつぶやいた

雨が降っていた

いきなり彼は道路の水たまりに入っていく

白い運動靴に泥水がしみた

「やめとけや」と言っても彼はやめなかった

 

私の転居で疎遠になったが

30歳の頃 往来でバッタリ

近々 郊外に新社屋が完成する と彼は笑顔で語った

あの日の父親と同じ太い腕 作業中の白いシャツ姿が

今 思っても羨ましいくらい輝いて見えた

 

【竹田健次(79)(大阪市中央区)さんの朝晴れエッセーです】

 

 

運動に秀でていたり

絵や書道に光るものを持っていても

目立つことが苦手な子どもたちは結構いるもの

 

小学校高学年の姪の娘は書道で賞を何度か受けるうち

もてはやされるようになり

それが嫌で手を抜いているのだとか

でも 彼女は本当は書道が大好き

 

*ヒーローや賞というものには

全く縁のない自分には

羨ましい話だと思うのですが・・・*

 

エッセーのなかのヒーローは

その後 学級委員を引き受けたのか どうなのか

書かれていないので分かりませんが

後にバッタリ会ったときに作者が感じた

羨ましい程の彼の輝きから

立派に学級委員を引き受けたのだと思えます

 

ヒーローは「嫌」という

彼もひとつづつ

目の前の苦手とすることを克服して

ステキな大人になったように

姪の娘も乗り越えていって欲しいものです

 

 

 

♡ご訪問ありがとうございます♡

しばらくコメント欄お休みしています


「秋桜物語」の中から

2023年10月09日 | ポエム

 

(九月に撮影した公園のコスモス)

 

 

 

明るいが少し冷たい日差しが

裏庭に降りそそいで

秋は足早にやってきていた

川土手のススキの穂波が

風にゆれて銀色に光っていた

久しぶりに家に帰ると

父が一人で

畑仕事をしていた

僕に気がついたが

声をかけることもせず

鍬を畑に打ちおろしていた

首にかけた手拭いだけが白くて

横顔がどこか淋しそうだった

僕から話しかければよかったのだが

何だか気まずくて

そのまま時間が過ぎてしまった

畑の隅のコスモスの赤い色が鮮やかで

しきりに風にゆれていた

その光景をを思い出すたびに

あの時

父の声をこの耳でしっかりと

聞いておけばよかったと

後悔しながら思っている

昨日、午後は冷たい小雨が降りました

静かに 

「秋桜物語」のページを繰っています

その中から・・・

「父とコスモス」という詩に

何故か惹かれました

以前 読んだ時はスルーしたのに・・

 

 

 

 

 

いつも有難うございます🌸

コメント欄お休みしています