気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

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いったい、どうしたのでしょう???

2021年06月25日 | 野鳥の世界

6月も もうわずかですね

紫陽花が咲く 

雨に咲く

燕が飛び交う

6月も好きな季節です

白より白い紫陽花

 

 

 

ピンクより可愛いピンクの紫陽花

 

 

 

今日は紫陽花の話題ではないのです。

6月初旬・・

小さな庭の大きな欅の葉っぱが秋でもないのに落下しているのです。

何故なのかさっぱりわかりませんでした。

毎日、毎日、落ちた葉っぱの処分をしていました…

 

そうこうしているうちに

フェンスにヒヨドリが止まって此方を窺っている様子に気がつきました。

何度もお隣との家の間を飛び交っているのです。

もしかして…

樹の上を見上げると

巣らしきものがあるではありませんか!

いつの間に・・・

 

ある日の夕方、そ~っと近づくと…

いました!

尾っぽが見えます!

 

目が見えます!

卵を抱いているのでしょうか?

⁂⁂⁂

数日経って巣を覗いてみると

もぬけの殻でした!

卵がかえった気配もなく、餌を運んでいる様子もありません!

いったい、どうしたことでしょう~

 

個人的にはヒヨドリはあまり好きではありませんが

卵がカラスに襲われたのでしょうか?

もし、そうだとしたら…

可哀そう( ;∀;)

 

 


ササユリ と「ビンタと涙」

2021年06月17日 | 朝晴れエッセー

2021年6月3日 市内は恵古の森にて

自生のササユリを見つけました

 

 

遠方にいる友が

ブログを見てくれていると思うと

更新しなきゃ・・・と

数日 投稿しょうか

迷っていた記事を

思い切って書いてみました。

 

友よ やっと更新したよ‼

 

 朝晴れエッセー 「ビンタと涙」

 あれは50年以上前の私が小学4年生のときのこと。

担任は沼山先生という若い男の先生でした。

スポーツ万能で児童たちに大人気で、私も先生が大好きでした。

 当時私たちのクラスでいじめを受けていた女子がいました。

いじめの原因はその子の身なりや言動が他の児童と少し違っていたことでした。

 ある日の放課後、クラスの児童だけで理科室で実験の復習をしていました。

そのとき、一部の男子児童がその女子をなじるような発言をしたことをきっかけに、複数の児童がその子を非難し始めました。

 それから数日後、沼山先生から男子児童は校庭で一列に並んで待て、との号令がかかりました。

 何のことだろうと初夏の校庭に並んで待っていると、先生が男子児童の前に立ち

「この前 理科室で○○さんをいじめたと聞いた。お前たちは何と情けないやつらなんだ」

と怒鳴りつけ、1人ずつビンタを張っていきました。

 私の番になりました。

 先生は「倉田、学級委員のお前がなぜ止めなかった。そこがお前とS(隣のクラスの男子学級委員)との一番の違いだ。

Sなら止めてたぞ!」と言って私の頬を一番大きなビンタで張りました。

 そのときの沼山先生の頬を流れる涙を今でも忘れることができません。

校庭に残った私は、止めなかった自分、見て見ぬふりをした自分を恥じて泣きました。

 その後クラスではいじめがなくなりました。

そして、沼山先生の訃報が届いたのはその3年後のことでした。

       (2021・6・15 東京都世田谷区 倉田修さん(63歳)のエッセー)

 

「ビンタと涙」は

心を打ちました!

 

昨今の教育現場は

教育委員会、保護者、マスコミ等を意識するあまり

教師本来の信念に裏打ちされた

教育がなされていない と感じます

ビンタは賛同するものでは決してありませんが

沼山先生の愛情をもって児童をしかる…

先生の頬に流れる涙は児童たちの心に

深く 深く染み渡った と確信しました!

 

(2021年6月3日 市内にて)