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西日本豪雨と危機意識のない自民党幹部の飲み会釈明

2018年07月09日 | 地球環境・温暖化・気候変動
政府はきょう9日になってようやく、豪雨被害に本腰を入れるって言っている。
西日本豪雨、激甚災害指定へ…生活支援チームも

あまりにも後手後手で、遅いっていう気持ちでいっぱいだ。警告はあったのだから、被害が出る前に、注意喚起、避難指導などできることはあったはず。

5日には豪雨の特別警報がでており、気象庁からも「命にかかわる」という言い方で警鐘を鳴らされていたのに、甚大な被害が及ぶ可能性はあったのに、自民党は楽しいサークル活動?
今日になって、言い訳してる。
自民幹部、5日夜の飲み会を釈明 西日本で大雨さなか


上記記事によると、主催者の一人だった竹下亘総務会長は会見で
「正直、これだけすごい災害になるとは予想しなかった」と。

総理大臣や防衛大臣、その他幹部クラスが揃いも揃って、脱力しすぎて、泣きそうだ。




毎年毎年、異常気象が報告され、特に夏場は観測史上初めてとか最高記録更新とか、どれだけ言われているのか。
これは日本だけでなく世界的な傾向だ。
ド素人の私でさえ、また厳しい夏がくるな、くらいの心構えは持っているのに、国民の命を預かる政治家が、危機意識がなさすぎて怖い。
しかも、この大災害を目の前にして、安倍さんは今日の今日まで、大好きな外遊に行くつもりだったのだと。今日になって流石に空気を読んだのか、取りやめたらしいが。
安倍首相、欧州・中東訪問を中止=豪雨対応優先


こういう感じで、万が一また原発事故が起こっても、これだけの事故が起こるなんて思っていなかった、とかいうのだろう。

ここ数年で夏の気候は激変してる。以下、手前味噌で恐縮だけど、以前書いた記事より。



たまたま記事にした豪雨だけじゃなくて、巨大台風や巨大竜巻が毎年日本のどこかで起こっている。
加えて、ゲリラ豪雨、線状降水帯、爆弾低気圧など21世紀になるまでは知りもしなかった言葉が、天気予報から飛び出してきて、熱中症による死者は毎年、後を絶たない。
私が子供の頃は、扇風機に当たりすぎて亡くなった人はいるけど、暑さで亡くなった人はいなかったのよ。センセイ方だって昭和のこどもだったでしょうに。

政治家が漢字が読めないのはとても情けないけど、許すわけにはいかないとは言わない。しかし、国民の命を預かる政治家が、この季節に災害への危機感がゼロでは、政治家失格ではないのか。

前にも書いたけれど民主党が全て良かったとは言わない。
でも、東日本大震災のとき、被害が広範囲に及ぶと知って異例の10万人規模の自衛隊の出動を決めた菅総理。
JR社長室に直接電話して電車が今日中に復旧が無理と確認するや、無理な帰宅途中での二次災害を防ぐために、徒歩で帰れる距離以外の人は会社に留まるようにと言った枝野官房長官など。
なんでもないことだけど、そういう「国民を守る」という気概・心構えがあるとないとじゃ、結果が大違いになるという話。


森友加計問題に代表する、総理の政治の私物化すら許してしまうような日本人のお人好しぶりは、何度も何度も振り込め詐欺に騙され続けるお年寄りみたいだが、さすがにここで目が覚めなければ、この国、衰えてゆくばかりですよ。


 


亡くなられた方たちのご冥福を祈るとともに、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
雨が止めば、いきなり暑くなる、食中毒や熱中症など、くれぐれもお気をつけください。
そして、乗り越えられない試練はない、と、どうかお心を強くお持ちください。




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