虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

福田さんカムバーック!!

2018年07月11日 | 社会のニュースを考える
自民党の災害対策に批判が相次いでいるのは、当然の結果でしょう。
地震や火山の噴火は予知が難しいが、気象は今では、かなり正確な情報を知ることができる。
今回の豪雨も、気象庁からは予め早い段階で、危険の警告がでていたのだから、国民の命を預かるという意識があれば、責任ある立場の者は当然適切な対処・指示を出していなければいけなかったこと。
それが、安倍さんは自分の総理三選をにらんでわざわざ「赤坂自民亭」に参加したのだと。どこまでも自分オンリーに生きる人・・・。



東京新聞2018年6月2日


福田康夫元首相・・・私の記憶に残る限りでは、ここ何代かの自民党歴代総理大臣の中で、唯一、大人の総理大臣だった。私は福田さんはもっと評価されるべき人だったと思う。
ちょっと皮肉屋だったのは、日本会議系の跋扈する自民党内にいたから皮肉でも言ってないとやってられなかったのでしょう。
福田さん、なぜ辞めた?・・・公明党と麻生さんの圧力だった?
もう一度、子どもと携帯電話・「月刊現代08年10月号」より余談参照)

1ヶ月前の東京新聞、6月2日の小さな囲み記事ですが、これは捨て置けないと思いましたので、記録のためにアップしておきます。森友加計問題に象徴される、公文書管理問題に言及。
第二の森加計問題を出さないためにも、鉄は熱いうちに打てとばかり、公文書管理問題も入省したての早い時期に職員研修を、と提言している。
麻生さんに対して特別の思いがあるのは、写真の記事でもわかりますし、安倍さんにも苦言を呈していますが、ご本人たちはどこ吹く風ですよ。
一度権力を手放して非常に惨めな思いをしたので、もう絶対手放したくない、そのためには権力を全部自分たちのために使う、という歪んだ思考が彼らの中に存在しているようですから・・・。


こちらにもでていた。



福田元首相が佐川氏不起訴に疑問「命絶った人はどうなる」
日刊ゲンダイ 2018年6月2日
「自ら命を絶った人はどうなるのか」――。福田康夫元首相が大阪地検の決定に疑問を呈した。

 福田氏は1日、都内の日本記者クラブで会見を開き、森友疑惑に言及。決裁文書改ざん問題で「記録を残すのは歴史を積み上げることだ。公文書は石垣のひとつ。ちゃんとした石でなければ困る」と語った。

 さらに佐川宣寿前国税庁長官らが不起訴処分になったことについて、不起訴でおとがめなしとなれば、自ら命を絶った人はどうなるのか」と疑問を投げかけた。今年3月、国有地売却を担当した近畿財務局の男性職員が「書き換えをさせられた」とのメモを残して自殺したことを引き合いに出した格好だ。

 さらに福田氏は、安倍首相の「李下に冠を正さず」「信なくば立たず」という発言について「(言葉の意味を)分かってない人が多いんじゃないか」と語った。

-------------


日刊ゲンダイの方は、最後に福田さんの皮肉屋さんぶりをしっかりフォローしてる。 

かつての自民党が良かったとは思わないが、良心的な政治家もいて、跳ね返りを抑える大人の役割の人もいた。
今の自民党は、まともなことを言う人は片隅に追いやられ、みんな右へならえ、予測できた災害にも無為無策、知れば知るほど醜悪な姿を呈している。

もし福田元総理だったら、どうだったろう。少なくとも、こんなときにわざわざ「赤坂自民亭」に行くことはないだろうし、事務方にも細かな指示を出して状況を把握しようと努めていただろう。
福田さんは、「理性」のパワーの人だもの。

日中友好に努め靖国参拝もしなかった福田さんが、自民党内で居心地悪くなって政界引退を決めたのも理性であるがゆえに、安倍麻生及び日本会議の圧力に抗するだけの、馬鹿力がちょっとだけ足りなかったのだろう。馬鹿じゃなかったから。
今の自民党は良くも悪くも、馬鹿じゃないといられない。良い方の馬鹿はほとんどいないけど




2018年7月5日夜 於:#赤坂自民亭(赤坂の国会議員宿舎)



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8 コメント

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同調圧力社会では野党は野党で在るだけで嫌われる (私は少数派)
2018-07-13 21:36:10
この記事と関係ないコメントかもしれませんが、考えさせられる記事を見つけました。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56509

今の日本社会で何故野党が指示を得られないのか? についての考察です。確かにこの記事の言わんとすることは起きていると思います。
何事も穏便に、波風立てず、不満があっても、おかしいと思ってもその場の空気を読み、全体の流れに従うことで表面上の平穏を維持することが
求められる社会。それを乱す者は社会から弾き出され、村八分にされる。そういう社会では誰もが村八分を恐れるあまり、自分の意見を表に出すことすら憚るようになります。
それどころか政府に反対するのはそれだけで全体の調和を乱す行為だととして嫌われるのです。
日本人の多くを占める「波風を立てないことが美徳」という考え方が
このような極端な同調圧力社会を作り出すのでしょう。(私はこの同調圧力にいつも抵抗するのでしばしば嫌われます。)
今の若者に多く見られる「絶対に対立しないようにする。波風立てず、表面上の平穏を大切にする。」という風潮は野党が嫌われる大きな理由の様な気がします。
この様な今の日本人の風潮をなんとか変えていきたいですね。
返信する
私は少数派さんへ (金木犀)
2018-07-14 11:57:28
同調圧力・・・というものは厄介なものですね。
もちろん、公共の場で人に迷惑をかけないというようなルールやマナーといった常識は必要なことですが。
それ以上に理不尽なことに我慢を強いられ、自分で思ったことを言えない空気が、社会に充満するなら、それは、全くおかしく、息苦しいものです。
ご紹介していただいたリンク先のコミュ力重視ということは、考えされられました。
思い当たることは多々あります。

>今の若者に多く見られる「絶対に対立しないようにする。波風立てず、表面上の平穏を大切にする。」

それは、本当に平和で平穏な社会であれば、不満もなくなるでしょうから、むしろ歓迎してもいい資質なのかもしれません。

でも、現状では、とてもそんな状態でありませんし、無理していると、内面がどんどん病んできてしまいそうですね。

また、表面上の平穏を守るために黙っていることで、政治家や官僚の慢心や不正を招いている現実がありますよね。
先日の東京医科大の裏口入学の件、文科省局長の不正がバレましたし、さらに大学側が作っていた過去の裏口入学者のリストもあるそうです。
何でも文句も言わずに言いなりになっていると、
こういう事が起こるんだと、真面目に勉強していても正直者が馬鹿を見る社会になる、自分たちに戻ってくるんだ、と、若者にも気づいてほしいですね。
返信する
数の暴力を正義とする民 (私は少数派)
2018-07-14 20:19:56
この件に関して同調圧力が生み出す弊害以外に「日本人の多くが多数派で居たがる」という問題があります。多数派で居なければ常に割りを食うという
考え方です。ある意味これは当たっています。これは極論ですが「日本では多数派は神で少数派は虫けら」です。そういう世界、価値観になって居ます。だから皆、多数派で居るために必死です。でも戦後ある時代までは少数派にもそれなりの光が当たって居ました。少なくとも虫けら扱いはなかった様に思います。それが完全の虫けら扱いになったのは民主党政権崩壊直後からのような気がします。
日本人って本当に情けない。このままで行けばもっともっと少数派は虐げられ多数派天国が続くことでしょう。
返信する
私は少数派さんへ (金木犀)
2018-07-15 16:36:39
>民主党政権崩壊直後からのような気がします。

つまり安倍政権になってから、ということですね。
トップに立った者と、その周囲、その支持者の意識レベル、意識のエネルギーが、政権の長さと反比例して、ともにどんどん下がっています。
ですから、目に見える形で、彼らの実態がより良くわかるようになってきましたね。
彼らは、いわゆる「虚の世界」「自分らの妄想した世界」に生きているので、現実から遊離しています。
「赤坂自民亭」は、そのことをはっきりと示してくれました。

>日本人って本当に情けない。このままで行けばもっともっと少数派は虐げられ多数派天国が続くことでしょう。

腹の立つこともありますが、宇宙の秩序は、そんなふうにはできていないと思っています。
地震も火山噴火も人間にとっては災害でも、自然にとっては必然のものですし。
また、気象の凶暴さは、30年も前から警告されてきたことですが、多くの人類が無視し続けたので当然の結果が今起こっているだけです。
宇宙にも地球にも、秩序があります。秩序が乱れれば直そうとする力が働くはず。
多数派が間違った選択をし続ければ、今の多数派天国は、いずれ消えていかねばならないものです。

そして、今が有史以来の過渡期であることは、私どもは、2000年を過ぎてから、徐々に感じはじめ、今は、さらに強く感じていることです。
日本人の集合意識レベルが、1945年8月14日の200未満から、1945年8月15日に200以上に「たった一日で」ジャンプしました。
ぼろぼろになっても、突然ジャンプするときが来ます。
少数派さんもそうだと思いますが、私どもは少数派であることに誇りを持っていますから。
未来はきっと変わると思います。
返信する
Unknown (私は少数派)
2018-07-15 19:58:35
>「多数派が間違った選択をし続ければ、今の多数派天国は、いずれ消えていかねばならないものです。」
そうあってほしいと願っています。
多数派かどうかではなく、パワーの選択かどうかが問われる世界であってほしいと思います。
それ(パワーの選択)が多数派であればそんなうれしいことはありません。
返信する
私は少数派さんへ (金木犀)
2018-07-15 23:06:44
そうですね、少数派は前より少数じゃなくなっているし、マイナスの人が増えているかわりに500以上の人も増えています。
希望はあります。
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なるほど! (ひろみ)
2018-07-16 06:16:26
>マイナスの人が増えているかわりに500以上の人も増えています

なるほど・・・マイナスの意識レベルの人たちという存在は、パワーの人たちが危機感を感じて、命の本質に気づいて、500以上にジャンプアップするのに、貢献しているのかもしれませんね!
それが、彼らの花の咲かせ方なのかもしれません。
アメーバでいえば、”柄細胞(体細胞)は役割を終えて分裂能力を失い死んでいく”ように。。。
https://blogs.yahoo.co.jp/shihihaida/16330757.html

そして、一つ前のコメントの
>日本人の集合意識レベルが、1945年8月14日の200未満から、1945年8月15日に200以上に「たった一日で」ジャンプ

これ、すごいですね!
まさに、クリスマスキャロルの主人公のスクルージーさんに起こった奇跡みたいです。
籠池さんも証人喚問のときに、フォースからパワーへジャンプアップしたっておっしゃってましたよね。
危機的状況に直面したときに、個のエゴ(恐れ)ではなく、愛(命をつなぐこと・全体・真実)を選択できるかどうかが、運命の分かれ道なのかもしれません。。。

8839
返信する
ひろみさんへ (金木犀)
2018-07-16 18:50:29
>それが、彼らの花の咲かせ方なのかもしれません。

そうですね。ある見方をすれば、全体の中の一つの役割であるのかと、感じております。
どんな人にも役割があるなら、人類史上、稀に見る全体の進化の時期にあって、とても重要な役割であることでしょう。

たった1日でフォースからパワーに上がったのは、すごいことです。
でも、だれでも「自分のためお金のためだけに生きるのでなく、他者のために、平和のために、すべての命を守るために生きる」と思った瞬間に、そういう劇的な変化が自分の中で起こっています。
アル・ゴアが「諦めない、未来の人類を救うんだ」と言った言葉も忘れられません。
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