はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

リリー・フランキーの洞察力

2006年11月23日 | はなこのMEMO

飄々として、掴み所のない雰囲気のリリー・フランキー氏。
元々はムサ美大出身のイラストレーターだけあって、
観察力鋭く、視点もユニークである。


今や自伝的小説『東京タワー』がベストセラーとなり
ドラマ化、映画化も相次いで、作家としての知名度を上げた
感のあるリリー・フランキー氏。

私にはどちらかと言うと毎週水曜日午後10時半からの
『ココリコ・ミラクル』での名コメンテーターぶりが馴染み深い。
『硫黄島からの手紙』ワールドプレミア出席で自宅に不在だった
私の為に家族が録画しておいてくれた先週の回を今日見たら、
ゲストの杉田かおるに、リリー・フランキー氏が、
「すっかり邪気が取れて、柔らかい表情になっていますね」
とコメントしていた。ちょっと驚いた。

なぜなら、昨夜、占い師の細木数子が同様のことを言っていたのを
聞いたばかりだからだ。占い師が人相を見るのは仕事のうちだから
当然気付くとして、リリー・フランキー氏が杉田かおるの人相の
変化にすぐに気付いたのは、普段から鋭く、絶妙なコメントを
その口から紡ぎ出す彼ならではの洞察力の賜だろうと思った。
彼はタダ者ではない。タダの下ネタ好きのオヤジではない(笑)。
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