
市民アカデミーで冬期は「習近平体制の現状分析を中心に中国近現代史」を学んだ夫ですが、春期は「自由主義的国際秩序とトランプ大統領率いる米政権との関係」について学ぶようです。
講師(某大学教授)曰く、「就任後のトランプ大統領の動きは、講師の予測の遥か斜め上を行く展開で、当初予定していた講義内容も、今後の展開に合わせてアップデートする予定」とのこと。
夫から又聞きした話で特に印象的だったのは…
トランプ大統領は一期目では自身の政策がことごとく議会によって妨げられたことを痛感
先の選挙でバイデン氏に敗北を喫して後は、雪辱を果たすべく、自らが実現したい政策案を何十何百と準備して、虎視眈々と次期大統領の座を狙っていた
そして、大統領就任後は議会による妨害への対抗策として、“先手必勝”とばかりに用意していた政策を矢継ぎ早に大統領令で実効
しかし、一期目と今期では議会勢力図(野党優勢→与党やや優勢)が変化し、閣僚や後方支援<主に“知識も経験も乏しい”若手>スタッフには“トランプ教信者”とも言うべきイエスマンを揃え(異を唱えれば即クビ)、トランプ大統領にとっては「やりたい放題」の環境が整ったわけです(次期戦闘機の名称もトランプ氏が第47代大統領であることに因み「F-47」に決まったんだとか😲) 。
現在は、“聞く耳を持たない”トランプ大統領の独善ぶりが際立っており、彼の暴走を止められる者はいない状況です。
トランプ氏“ただ一人”に、世界中が振り回されている現実に、ただただ驚いているし、この先が不安です。
これだけ過激=行き過ぎだと、どこかで揺り戻しも起きそうな気もしますが…希望的観測です😑(もちろん、トランプ氏の政策の是非は、後の歴史が証明してくれるでしょうから、私の不安が杞憂に終わる可能性もあるわけですが…)。
ここで改めてトランプ氏の信条を…
(若き日のトランプ氏のメンター)ロイ氏直伝の勝つための3つのルール
①攻撃・攻撃・攻撃
②非を絶対に認めるな
③勝利を主張し続けろ
この信条を読んで思うに、最近巷間を賑わせている面々(某国家元首<複数>、某県知事、某政治団体代表…)は、そのやり口がまんま当て嵌まりますね😅。
言ったもん勝ち、やったもん勝ちがまかり通る世界は下品で、早晩モラル・ハザードをもたらすでしょう(元々そういう傾向はあったのかもしれないけれど、最近は情報化社会でその行状が広く伝播するので、世間一般への影響は計り知れないかと)。
(了)