はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

『硫黄島からの手紙』

2006年11月16日 | 映画(2005-06年公開)
昨日の試写会を見ての私的レビューです。 本作はいい意味で私の予想を裏切った。 深い感銘を受けたと言っていい。 第一部の『父親たちの星条旗』で あえて顔の見えない敵として描かれた日本兵の 血の通った人間としての姿が、 米国人監督クリント・イーストウッドの公正な眼差しで、 誠実に丹念に描かれていたからだ。 最前線で敵味方に分かれて戦う日米それぞれの兵士は、 確実に誰かの息子であり、或いは夫であり . . . 本文を読む
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