傘籠(煤竹) 秋海棠・糸すすき
冷たい秋雨の一日。 午前中は少し陽もさしてたんですけどね~
暑さ、寒さも彼岸までとはよく言ったものです。涼風にかわってきましたもの
さて、今日は煤竹の花入れをご紹介です。
初夏から残暑くらいまでは竹籠も涼しげで良いのですが
やはりこれからの時期には、しっとりとした煤竹に秋のお花が似合うかと思います。
年月を経て生み出される色合いは独特ですので和風のお部屋だけではなく
現代のマンションなどにもモダンな風情をお楽しみいただけるかと思います。
こちらは掛け花用として、またそのまま置いて飾っていただいてもお使いいただけます。
(その場合、敷物などをひいてあげると良いですね~) 色々な場所で季節を演出してみて下さいね
煤竹(すすだけ)とは・・・・
古い藁ぶき屋根民家の屋根裏や天井からとれる竹のこと。
100年から200年以上という永い年月をかけ
囲炉裏の煙で燻されて自然についた独特の茶褐色や飴色に変色しているのが特徴。
煙が直接当たっている部分は色濃く変色しているが縄などが巻かれて直接煙が当たらなかった部分は
変色が薄く、ゆえに1本の竹に濃淡が出て美しい表情をもつ。
wikipediaより