山滴る季節・・・そんなご挨拶が似合う本日のお天気。
昨日に比べてだいぶ涼しい・・・突然の豪雨で肌寒いくらいです。
さて、今日は今春の窯で初めて『緋襷』を焼かれた藤田さんの思いを少しご紹介です。
今までに藤田さんの作品をご利用、花ほうろのお客様には
月初にを送らせていただいた『リーフレット』の一部を抜粋ではありますが・・^^
ご覧いただけますと嬉しく思います。
今、自然の力と共に作り上げる『備前焼』の環境は大きく揺れており
全国的に深刻な森林放置や松枯れ病による赤松は減少は
たくさんの赤松を使用する備前焼も無関係ではいられない現状です。
その荒廃した竹林の解決の手助けになれたらと、今窯では岡山県の廃竹を焼成の一部に使用していらしゃいます。
赤松にこだわることなく、手に入る様々な燃材を試し偉大な先人達が焼き上げ魅せてきた古備前を追い求め、
藤田さんが求め続けた伝統的な『緋襷・ひだすき』の景色、のぼり窯の緋襷を作陶されました。
初のニューヨーク展覧会もそろそろ、最終準備の頃。
窯出しに伺った春、宴で 語られたことが随分と前に感じられます。
多くの方に彼の丁寧なお仕事や誠実な人柄を、作品を知っていただきたいと思っております
すこし母心が・・・・Σ(゜д゜(゜д゜(゜Д゜