心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

丸呑み

2024年03月29日 | 雑感・愚見

 

2021年8月、タイで牛一頭を丸呑みしたことで

腹部が破れて絶命したニシキヘビが発見されました。

牛は2歳の成牛で3日前から行方不明になっていました。

 

 

3日前から行方不明になっていた家畜の牛を

探していた酪農家の男性が、牛を丸呑みしていた

巨大なニシキヘビの死骸を発見しました。

 

ニシキヘビは、呑み込んだ牛によって腹部が裂けて

その裂け目から牛の皮膚が見えている状態だったとのこと。

 

ニシキヘビやアナコンダが

ジワジワと時間をかけて丸呑みした動物を

「あっこりゃ無理だ。」と感じた時には、

ズルッと吐き出すことができるはずですが、

 

身体が悲鳴を上げているのに

折角の大物を吐き出して堪るかあ!

時間をかけてようやく丸呑みにしたのだからと

無理をした結果、破裂したのかな。

 

 

変温動物の蛇は、エネルギー消費が少ないので

1mクラスの青大将ならネズミ1匹で数週間は平気で

種類によっては半年食べなくても大丈夫な奴もいるらしく、

牛一頭を丸呑みした場合には、

一体どれ位の期間、食べずに過ごせるんでしょうね。

 

仕留めた獲物を噛みちぎったり、

食い千切ったりできる捕食者と違って

丸呑み専用の蛇は、

仕留めた獲物を呑み込めなければ収穫0で、

呑み込めて初めて食料ゲットとなる訳なので

大変と言えば大変かな。

 

大物を仕留めてある程度消化するまで

動けなくなる危険な状態になるかと思うのですが、

牛一頭を仕留めることができる程に

成長したニシキヘビの天敵と言えるのは

人間位なものなんでしょうかね。

 

 

腹一杯の大満足か、腹部の破裂か、

ゆとりを持って攻めるのと

生きるか死ぬかのギリギリの所を攻めるのと

得られる糧に大差無いと思うんですよね。

 

ギリギリの所を攻めて得られる小さな違いが

積み重なると後に大きな違いとなって現れると

いう考え方もあるかと思いますが、

怖がりの私なんかは、兎ではなく亀の方を選んで

大きなリスクを背負わずに着実に前進が好みなんですよね。

 

まあこれってどちらの生き方が良い悪いじゃなくて

どちらの生き方が好みかという話ですね。

 

 

 

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