心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

シン・ゴジラ

2017年01月21日 | ライフ

遅ればせながらですが109シネマズHAT神戸で上映中の

「シン・ゴジラ」を見ることが出来ました。


初訪問のHAT神戸







初代ゴジラは、人類の愚かさが生み出した危険生物として登場し、

いつしか悪の怪獣をやっつけるヒーローに様変わりしたので

ゴジラには悪と善のイメージを持ってしまっています。


ゆえに我らの街を破壊しまくるシーンを見ても

嫌な感じがしないのはそのせいなのかと。


あるいはフロイト的に考えると、

人間が持つとする本能の一つサナトス(破壊的、破滅的な本能)を

刺激されることでの興奮かもしれませんが。。。

 

今回のゴジラは、

ハリウッド版を合わせても歴代最強の悪役のゴジラが登場して

初代ゴジラよりゴジラファンの一員として

全体として面白く見させて頂くことが出来ました。

(ゴジラの全体像のデザインは、初代が一番好きです。)

 

映画の中で日本の政治家達を、

未曾有の危機に際しても

最後の最後まで法律というルール・ブックを紐解いて

ルール違反をしないように行動選択をする

厳格で信頼するに値する人達の姿を描いていると

捉えることもできますが、


何より批判を恐れて、

最悪の事態となるまで責任を持った判断、決断をせず

ただマニュアルに書いてある中からしか選択するしかできない

頼りない集団の姿を描いているとも捉えることが出来ます。

 

それとリアルさを求めている割には

F2のあの程度の攻撃で効果なし判定が出たら

打つ手なしとは自衛隊を侮りすぎでしょう。

現実の自衛隊は、まだまだ強烈な火力を有しているのですから。


今回の映画の中で監督は

日本の政治家を皮肉り

自衛隊の雁字搦めさ皮肉り

動物愛護団体かなんかの運動を皮肉って

色々な問題定義をしようとしたのかもしれません。


ややこしいことは置いておいて

怪獣が出てきて、街を壊して暴れまわり

それを退治する娯楽映画として考えると

今回のゴジラは歴代最高、気持ち良いほどの破壊力。

 

あれだけ強烈な怪獣として描いてしまったものを

どのように映画を終わらせるのかと興味津々でしたが、

終わらせ方がちょっと強引というか、雑というか、

私的には、ピタッと嵌らずもやもやな感じです。

でも全体としては面白い映画でした。


噂ではハリウッド版ゴジラ2には

キングギドラやラドンが登場するようなので楽しみです。

本家とハリウッドが張り合って

ゴジラ映画がどんどんと面白いものへとなることに期待します。

 

 

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