心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

雷しゃがみ

2022年08月18日 | 雑感・愚見

 

1973年 アメリカのアリゾナ州で

プロ野球の試合中にスタジアムに落雷があり、

直撃を受けた投手が死亡し、

守備についていた選手、打者、審判ら

6人が重症を負いました。

 

 

グランドが濡れていたことで

落雷の電流が直撃した投手だけではなくて

地面を走るように伝わり

周りにいた選手達にも広がり深刻なダメージを

負うことになったのだと思うのです。

 

以前に2016年にノルウェー

一撃の落雷が地表を走り抜けたことで

300頭のトナカイが一度に命を落としたことと

同じ原理だと思うのですが、

やっぱ落雷は、怖いなあ。

 

街中の場合は、高い建物や避雷針的なものを

無視するかのように通りを歩く人を直撃する確率は

かなり低いかと思うのですが、

軒下は、建物の外壁から人へと伝わるので

危険だとされています。

 

なので街中でゴロゴロって雷鳴が轟き始めたら

落雷を甘く見ることなく

建物の中か車内に非難するのが一番でしょうね。

 

スタジアムやゴルフ場や海岸等の

開けた場所で稲光が起き始めた場合には、

樹の下に逃げ込むのはもっての外ですし、

樹木の傍から最低5mは離れた方が良いのは

広く知られていることだと思われます。

 

近くに逃げ込む建物も車も無い場合には、

最後の手段と言うのか、『雷しゃがみ』なる

姿勢を取ることが推奨されているようです。

 

雷しゃがみの姿勢とは、

●脚の両踵を合わせる

●つま先で立つ

●頭を下にかがめる(姿勢を低くする)

●両手で耳をふさぐ

 

両足の踵を合わせるのは、

足から足へと電撃が流れぬけて

上半身へと流れにくくするためだそうです。

 

「雷なんぞ恐るに足りず!」なんて叫びながら

仁王立ちで指を一本立てて

腕を天に向かって真っすぐと伸ばす

サタディ・ナイト・フィーバーのポーズを取るのは

勇者が取る姿勢じゃなくて

愚者が取る姿勢となり、

一見、弱々しく見える『雷しゃがみ』は、

弱者の姿勢ではなくて賢者の姿勢となる訳です。

 

ノルウェ―のトナカイが一度の雷撃で

300頭も命を落としたのは、

地面に落ちた電撃が一方の脚から入り

一方の脚から地面へと抜け出ていく際に

重要な臓器がある身体を通り抜けたことに

原因があるとされています。

 

なので姿勢を低くしようとして

腹ばいで地面に横たわるのは、

大変危険な姿勢となりますし、

 

四つん這いの雌豹のポーズなんてのは

稲光に照らされる中での妖艶な姿勢は

インスタ映えする一枚になるかと思いますが

大変危険な姿勢であることは言うまでもありません。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。