KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

どうなる、東京

2022年01月28日 | 料理
写真は、いつどこで撮ったか不明の冬木の空。

昨日の話。何だか、新型コロナ・オミクロン株という凄まじい勢力が、どんどん東京を支配していく。昨日は私もそのせいで直接の「影響」を受けてしまった。

三週に1回の免疫療法の点滴の日。天気も良いし体調もさして悪くないが、あーちゃんが仕事を休んで付き添ってくれるという。点滴のあとは結構目眩など起きるので(そうでなくても目眩は一年中起きている)とても助かる。
12時前に軽く昼食をとり、血液検査・レントゲン。採血での血管が出ない苦労は最近、事前に暖めることで解決した。温めるコツも大分解ってきて、昨日は一発的中。痛い思いは一度で済んだ。
昨日は1時半からの点滴で、前回よりも1時間早く終わる・・と思っていたら、今の世の中、そう甘くはなかった。点滴の前の看護師の問診で、今回からはコロナ関連の質問が加わっていた。コロナ病棟を併設する病院なので、キビシイのは当たり前。で、うっかり正直に「花粉症が始まったのか、さっき食事のときに鼻水が・・」と言ってしまった。寒い所から暖かい所へ入り、マスク外して食べ始めようと、スープの入ったカップに鼻を近づけたら・・これ、誰だってある現象でしょ。でも、一度口を出たことばは人の耳に入ったら消せないもの。
PCR検査へ振り分けるための抗原検査を行う、とドクターに言われて・・仕方ないか。陰性に決まっている。熱はないし喉は痛くないし。でも、結果が出るまで1時間も!
その1時間、病院の外廊下のコンビニで買い物したり。結果が出たら診察の時と同じ呼び出し機で教えてくれるという。
「陽性だったらどうしよう。ホームへ帰れなくなるわ」と私。
「絶対、大丈夫だと思うよ」とあーちゃん。
「・・だと思う、ということは陽性の可能性もあるということよねえ」
「絶対に大丈夫よ」と言い直してくれた。
そう言ってくれれば、陽性の可能性を否定出来る。日本語は難しい。
無論、結果は陰性だったけれど、うっかり正直に言ってしまった「鼻水」のせいで1時間のロスになった。とはいえ、そのくらい慎重に患者を扱う病院ということは証明出来た。
休憩スペースのテーブルの、アクリル板越しの病院風景。午後2時過ぎなので人も少ない。



ニュースによると、抗原検査キットが不足していて大変らしい。今の抗原検査は以前とは違い、かなり正確になっていて陽性・陰性の振り分けには便利なようだ。家庭でも用意しておくといいらしいが・・町の医院ですら不足しているというのだから、なかなか市民の手には・・買い占めている所がある?とかいう噂も。コロナ禍初期の頃のマスクのことを思い出してしまう。
このまま感染拡大したら、社会生活もままならぬ人不足になるという。
どうなる、東京。

町角のほのと明るし梅咲いて  KUMI
コメント (6)
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