天気 晴
朝の空は、雲も秋めいた・・と思ったのに昼間は昨日のように暑くなった。もっとも湿度が低いので外出しても何とか凌げそうな。私は今日も外へは出ず。
コロナ(正確にはCobit19)蔓延以来、今まで見たことも聞いたこともない横文字がたくさん出てくるようになって、最初は何のこと?と思いつつ、いつの間にか覚え自分でも使うようになってしまった。
クラスター、なんて、今までは群れていることを言うとばかり思っていた。それが、ある組織集団の中の集団感染のこと、と覚えた。最近は「ブレイクスルー感染」。通れないはずの場所をすり抜けて感染する、ということか。何だか透明人間みたいなウィルスだ。(記事と関係ない5年前の写真です)
最近、職員も入所者も全員がワクチンの済んでいる施設や病院で、何十人ものブレイクスルー感染が出る例があるのだという。重症者は少ない、とのことだから、本来の重症化防止の役割は果たしているのだ。高齢者でも陽性者に症状は出ないことがあるらしい。
でも困る、怖い。施設暮らしではなく巷に暮らしているなら、感染しても無症状で自分が気づかなければそれまでのこと、知らないうちに陰性になってしまい、めでたしめでたし。
でも、施設暮らしではそうはいかない。誰かに症状が出れば、また全員が隔離され、さらに検査で陽性者が居れば隔離が長引き・・
もう、あの隔離生活は二度とゴメンです。自由の全くないのは警察の留置場と同じだ。経験はないけれど。運動したくてもドアの外へも出られないのは刑務所よりもひどい。こちらも経験はないけれど。
なので、今も部屋を出るときは必ずマスク。今月いっぱい、というラウンジでの食事もマスクをして、食べる時だけ黙食。小学生も今はそうしている、というから、大人のジジババはそのくらいは我慢出来ます。・・普通のジジババは。
食堂再開したら、それが出来ない相当数の人たち(認知症の)と、なぜかあまり気にしない一部の人たちと一緒になる。ちょっと怖い・・いや、かなり怖い。今は同じ階にマスク着用をすぐに忘れる人は一人しか居ないので何とかなっているが。その時は理解しても、その数分後にはすべてが過去になってしまう人が何人か居るのだ。外へ出ない彼らがウィルスを撒き散らすのではなく、私のように外へ出入りする入所者・職員から、彼らにうつる訳で。
マスクも、きちんと着用しなければあまり効果ない、とも言うし、気にする方がおかしい?
インフルエンザみたいに感染しました→タミフル飲んで1週間安静。というような病気になってくれる日がいつかは来ると思うけれど・・私には夢のまた夢。
木洩れ日の跳ねて白花曼殊沙華 KUMI