KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

怖い、コロナの影響

2021年09月03日 | 俳句
天気 雨 

天気 雨 20℃

三日続きの季節外れの気温。
写真は遠のいている武蔵国分寺の庭の秋海棠。今頃、もう咲いているかしらん?

昼食から帰り・・30分くらい?・・テレビを付けたら、あらまあ!のびっくりの「総裁選に出ません」宣言だ。昼食に行く前に昼のニュースでは、岸田サンの映像で総裁選云々の話をしていたのに。思わずテロップを読み直し、え?歴史って僅か30分で変るものなの?と思った。

「コロナ対策と総裁選と両立させるのは莫大なエネルギーが必要」なので、総裁選の方を辞退します、って、若い男の子風に言えば「おかしくね?」
現役の総裁なんて、選挙運動しなくても信頼の票が集まるものでしょ、どんな選挙も現役有利・・なのだが、スガの地元の市長は現役が負けたっけ。という訳で、もう誰も付いてこなくなった。寂しいことでした。
とりあえず、見ないようにしているあの「死んだ魚の目」ともこの秋で別れられる。書くのも面倒なのでこれ以上のことは書かない。
スガさんの支持者の方、酷いことを書いてごめんなさい。
お口(お目)直しに白木槿。


身の周りで少し気になることがある。
施設のコロナ感染に遭遇し、20日間の隔離生活を終わって今は食事を同じ階のラウンジで食べている。部屋で食べる希望の人も多いが私はラウンジで食べる。食堂でいつも一緒だった人たちと。(2人は別の階だが、最上階のここのラウンジが気に入っているようだ)
さて、同じ階の、近くの部屋に住むお姉さまと20日ぶりに食事をすることになってびっくりした。彼女、90歳を過ぎているのに毎食、全く食べ残すことがなかった。目の前にある食事は皆食べきる、というのがモットーの元小学校教師。少し耳が遠くなっているのと少し認知症気味なのは前からだったが・・いつも完食で周りもびっくり、という人が、20日会わないうちに食べられなくなっていたのだ。
「運動不足でお腹が空かなくなった」と言うが、歩行器で転倒防止をしていたくらいで、元々運動はしていない。半分以上を食べ残す日が続いている。
顔も声も元気ではあるが、大好き、と言っていたご飯を四分の一くらいしか食べない。150gだから、50gくらいしか口に入っていないことになる。
(ちなみに、私は100gにしてもらっていて、完食している)
午後は嘱託医の診察の日。朝食のとき私が「先生に食欲のなくなったこと、話した方がいいですよ」と言ってあったので夕食の時、
「先生に、食欲のこと、話しました?」と訊いたら
「今日は来なかったわよ」と言う。え~~そんなことない、私が、先生はまだかな、と廊下へ確認に出たとき、ドクターがちょうど彼女の部屋へ入るところだった。

老人を隔離してコロナの蔓延を防止することは簡単だけれど、みごとに老人の「フレイル」「認知症」が進む。あとの二人は、例の、私と携帯電話で繋がっていた人たちだ。二人とも前と全く変わらない。
Mさんは独身だったので、身元保証は甥で、携帯電話は持っていないらしい。「電話すれば甥が来てくれる」という電話は、事務所の人に頼んで掛けてもらっていたのだろう。
他にも弱った人が居るに違いない。感染しなくても、コロナは本当に怖い。

秋海棠古寺の歴史に戦の火  KUMI
コメント (6)
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