矛盾と現実

自治会に加入していると回覧版が回ってくる。これが実に下らない。
大抵行政関連組織や関連団体の案内であるが十羽一絡げ的な行政色の強い団体がやっつけ仕事で強制配布している感が拭えない物ばかり。例えば新興住宅街でどう考えても農業してないでしょうみたいな地区にもＪＡ系の回覧物が混じって来るとかはっきり言って無駄が多い。
まぁ無駄のまま(自治会の存在自体が一番無駄だがwww)改善はされないと踏んでいるが一部いつもとは違う異質の文章が挟まっていた。
内容を確認したらゴミ捨てに係わる話だ。衛生委員会の担当者が区長に話をしたらしく区長名で最近ゴミ出しルールがなっていないから以下の事を守るようにとのお達しであった。
内容はと言うとごく当たり前の事。分別をしっかりしろ、連絡先を記入せよ、決められた日に決められた時間までに出す事。我が家は守り続けているがこの最後の決められた時間までに出す事と言う項目に関してふと思い出したのである。
それは前回の班会議で老害衛生委員がこんな事を言っていたのだ。
”私達が利用しているステーションは回収車が□：○○時迄は来ないので多少遅くなっても大丈夫ですよ”と。
私などはまた婆の気まぐれが始まったと聞き流したのだが引越しして来た方々はどうやら額面通りに受け止めてしまったのだろう。別の衛生委員から区長に報告(密告)されてしまったのか？。
真相は不明ですがね・・・・。

しかし結果論からしてみれば”新しく来た連中は解らないから～”とか”これだから今の若い者は！”と勝手な噂を流されて悪者になってしまったって事だ。
それでいて婆は”私の指導が悪かった”などと謝罪や訂正はない。いやもしかすると既に自身が発言した事さえも忘れているのではないだろうか。

企業風に言うならマネジメント欠落扱いだが自治会組織は所詮無責任組織である。結果この出来事で”新しい人はゴミ出しを解っていない”と言う濡れ衣レッテルを暫くの間はがす事はできないだろう。
若い世代には可哀相だがこの様ないい加減組織が権限を振りまき責任は置き去り状態である事と言う事を強調しておきたい。