自治会で定期的に募金に回ってくる。中でも有名なのが日本赤十字社、通称日赤である。この日赤の血液事業とはを見れば大変興味深い記事が書いてある。
抜粋すると”東京都の年代別輸血状況調査によると、輸血を受ける方々の約83%は50歳以上”となっている。やはり思った通り老人に圧倒的な量が流れていますな、と言うか老人の血液なんぞ採血しても使えないのが本音じゃないのかと思う。それを裏付けるかの如く次の行には”献血にご協力いただいた方々の年齢層を見ると、約80%が50歳未満(その内の約32%が16~29歳)であり、健康的な若い世代の献血が高齢者医療の多くを支えている”とはっきり書かれている。
参照:日本赤十字社 血液事業とは
http://www.jrc.or.jp/blood/about/future/index.html
けれども疑問が残る。まず”東京都の年代別”って何?。もしや日赤は血液採血と搬出しているだけでどこの誰に輸血されようともリサーチなんぞしないって事かな。ならばお役所仕事だね~。民間企業なら絶対顧客リサーチするよ。もしかしてリサーチはしたかも知れないけどデータ公表するとマズイ結果になるから公表しないのか?。でも輸血して集めるだけは集めるって事でLove is Actionとかラジオ番組で若者を対象に献血しましょう!We are 親戚~♪、みたいな啓発番組やってるけどねぇ。
Love in action
http://ken-love.jp/index.html
こんな事から若い世代しか支える事しかできない現実を読み取る事ができる。
そんな資料を見ながら自治会町内会で行う日赤募金の事を考えると理不尽さを通り越し怒りすら感じてしまう。わかりやすく言えば若い世代がかわいそうでならない。まず若い世代は自治会から半強制的に目標額と呼ばれる募金を一定額搾取され、肉体からも血液を搾取される。これらは日赤を通じて80%が老人世代に流れている。表現方法はどうであれ事実である。他にも年金や介護保険料など国あるいは国家組織限りなく近い集団を通して老人世代に流れているのは周知の通りでニュースでも若い世代は年金が無くなるとか貰える額が大幅に目減りすると言われているのもそのせいである。つまり国家ぐるみで若い世代からまさに生き血を吸って老人らを生かしている構図が見えるのである(大袈裟ww)。
さてこんな若い世代の努力で生かして貰ってる老人世代らはそれを認識し感謝しているのだろうか。少なくとも自治会参加する老人らにはそんな意識は微塵もないと思う。祭りや飲み会相変わらず昭和時代の行事を繰り返し私らも同じやり方でやってきたからあんたらもやれ!と役を押し付け自分らは広場でゲートボールでもしているのがオチ。
お互いに助け合うならば実生産世代に役など押し付けない。そんな態度で接されるから老人世代が楽できるのは実生産世代の努力があるからであると言いたくなる。加えて老人世代だけ集まったところで何も生まれないどころか年齢を重ね権力欲が多かれ少なかれ出て来て敬ワシ主義化しやすく正常な物の見方なんてできる老人は極めて少数ではないだろうか。
しかし例外はいる。先々週だっただろうか、テレビニュースでスカイツリー近くの公園で花見客にインタビューしていた。その中で品の良さそうなお婆さんがこう話していた。”毎年桜は咲きますがこれから若い人たちはお金がなくなるでしょう。手放しでは喜べませんね”と。何と世の中を冷静に観ている人なのだろうか。この人の発言を自治会で浮かれている老人共に聞かせてやりたいものである。
まぁ自治会老害らは考え方変わらないでしょうな。敬ワシ主義を変えない限り。