はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

「夢よもう一度」 亀井静香の妄想

2006年09月04日 | 政治

 写真は、第81代・村山内閣(平成6年6月30日成立)。自民党、社会党、さきがけによる自社さ政権の組閣です。
主立った政治家の名前を挙げてみると、
内閣総理大臣  村山富市 、外務大臣  河野洋平、大蔵大臣  武村正義
文部大臣  与謝野 馨 、通商産業大臣  橋本龍太郎 、運輸大臣  亀井静香
自治大臣  野中広務、科学技術庁長官  田中真紀子
 などなど。
 昨日のサンプロで、「自民党と公明党を過半数割れに持っていく」と亀井静香が豪語していました。また、大嫌いな民主党・小沢一郎とも「組みます。次の選挙で徹底的にやる。その後、解散に追い込む」とまで語りました。
 確かに昨年の総選挙では、郵政民営化に反対する国民新党や新党日本、あるいは無所属組に得票が集まったことはあります。その多くが、「スジ」を通す姿に共感したものでしかありません。しかし来年の参院選では、小沢一郎が民主党代表になったことでアンチ自民党の票は民主党に向かうはずです。小政党は社民党のような結果になっていくと思います。
 国民新党が錯覚していると思われる<結党2年目を迎えて>という 文章が HPにありました。以下に引用してみます。
(引用始め)
 去る8月17日、わが党は結党1周年を迎えた。1年前、議会制民主政治を踏み躙り、強引に郵政民営化を図ろうとした小泉政権の政治手法、そして地方や普通の人々を容赦なく切り捨てる諸政策に、われわれは業を煮やし、立ち上がった。そしてこの1年、国民の視点に立ちながら、日本の羅針盤として正論を訴え、警鐘を乱打してきた。 今日では他党によっても唱えられている地方切捨てや格差拡大への懸念は、そもそもはわが党が力説してきたことである。こうした主張の正しさ、そして筋を通し、ブレない政治姿勢に、これまで多くの激励を頂戴してきた。去る4月の衆院千葉7区の補欠選挙では、まさにわが党が最後の勝敗を決した。 結党2年目を迎えた今、戦略・態勢をさらに強化しながら、「筋を通したブレない政治」「人・地方の重視」「競争と共生の調和」の理念にもとづいた基本政策を決定し、来年夏の参院通常選挙で公認候補全員の当選を図り、政界の再編成を主導する。
(引用終わり)
 「去る4月の衆院千葉7区の補欠選挙では、まさにわが党が最後の勝敗を決した。」と考えているとしたら、情勢の分析が出来ていないことを露呈しているようなものです。亀井静香は、もう一度ひな壇での写真撮影を夢見ているようです。何でもそのときの総理大臣は、綿貫民輔しかいないそうです。
 勢い余って軽はずみな発言をすると、小沢一郎に利用されるだけです。小沢は知らん顔してアメリカに出発したではありませんか。

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