はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

スポンサー鳩山由紀夫の「浮世離れ」

2006年04月04日 | 政治

 民主党の代表選挙にむけて、本命・小沢一郎、対抗・菅直人という展開で進みそうです。
そうした状況下で国民の目線に立てない、お坊ちゃま・鳩山由紀夫がチョロチョロ動いています。
 特に今日の鳩山会館(音羽御殿)の花見が最悪の宴席になりそうです。100名以上の議員が出席すると、自慢げにインタビューに鳩山由紀夫が応えていました。
民主党支持者の人たちが、宴席の報道を見てがっかりするでしょう。あまりにも浮世離れしている姿に怒りを覚える人も出ると思います。怒られるのは、民主党地方議員の面々です。結党以来の危機なのに、あまりにピントボケです。
 お花見気分を装って登場した主役二人。菅直人はいつも通り。この人は“イラ菅”と言われているようにストレートな言動。
もう一方の小沢一郎。ニコニコした表情が不気味でした。
実際にお花見の宴席に居たわけではありませんが、お花見ではなくお腹見というのが真相でしょう。
 会津のケネディ・恒三さんが「話し合いではなく選挙で決めるべき」と言い続けてきたおかげで、どうやら選挙になる模様。
おそらく菅直人をその気にさせる方が簡単だったのでしょう。
もう少し鳩山由紀夫が変な動きを控えていたら、小沢一郎は出馬を見送っていたかもしれません。
 話し合いにしろ、選挙にしろ、今日のお花見で話題を取ることしかできない現状は寂しい物です。もちろん国民の意識と乖離していることは気にしていません。
少人数は出席を迷った議員もいたでしょうが、民主党の大スポンサーが浮世離れした鳩山さんですから、来ないわけにはいかなかったようです。
 園庭に並ぶお歴々たち。国民には、自民党のリサイクル政党のように見えていることを、本人たちだけが理解していないのかもしれません。
唯一、違うオーラを出しているのは、もちろん菅直人ただ一人です。
小沢でも菅でも誰が代表になっても、民主党の末路は解体しかないのだろうと思っています。

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