あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

綺麗な花には毒がある

2013-05-19 | 花・山野草
先日行った都立薬用植物園内の花の効用や毒性について、
知らなかったとはいえ綺麗な花には毒がある、
昔からよく言われていたものでした。
普段見慣れた花でも、うっかり触ったリ食しては
とんでもないことになることがわかりました。

立札に毒性について解説されている花々です。

ドイツスズラン ユリ科 有毒植物
有毒部分 全草
有毒成分 強心配糖体(コントラバキシン)他
中毒症状 強心作用が非常に強く、
     誤って食べると心臓停止により死亡する。
     日本のスズランも同様の作用がある。


ムギナデシコ 別名 ムギセンノウ ナデシコ科 有毒植物
有毒部分 種子
有毒成分 サポニン
中毒症状 誤って食べると胃痛、嘔吐、下痢などを起こす。
原産地  ヨーロッパ


カルミア ツツジ科
有毒部分 葉
有毒成分 アンドロメドトキシン
中毒症状 誤って飲食すれば下痢、嘔吐、神経麻痺など起こす。


クリスマスローズ キンポーゲ科
有毒部分 全草 とくに根
有毒成分 強心配糖体(ヘレボレイン・ヘルボリン)他
中毒症状 強心作用があり、誤って食べると心臓停止により死亡する。


ヤナギバチョウジソウ キンポーゲ科 有毒植物
有毒部分 全草
有毒成分 アルカロイド(タベルトニン他)
中毒症状 誤って食べると麻痺などの中毒症状を起こす。
原産地  北アメリカ


ウマノアシガタ キンポーゲ科 有毒植物
有毒部分 生の全草
中毒成分 プロトアネモニン
中毒症状 液汁が皮膚につくと、赤くはれたり水疱ができる。
     誤って食べると下痢や嘔吐などを起こす。
原産地  日本(北海道西南部以南)
     朝鮮半島、中国、ウスリー


ミミガタテンナンショウ サトイモ科
有毒部分 全草、とくに球茎、液果
有毒成分 蓚酸カルシュームの針状結晶他
中毒症状 口にすると、舌やのどに刺激があり、強い炎症を起こす。
原産地  日本(東北地方の太平洋沿岸地域、関東地方、四国)


クレマチス キンポーゲ科 有毒植物
有毒部分 生の全草
有毒成分 プロトアネモニン
中毒症状 植物を切った時に出る液汁が皮膚炎を起こし、
     誤って食べると胃腸炎を起こす。
   

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿