華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

クールビズファッションショー

2006-06-01 15:58:58 | 社会
 何人かの閣僚がモデルとして参加したとのこと。とりわけ注目されたのが、次期総裁候補の三人、すなわち谷垣禎一財相、麻生太郎外相、安倍晋三官房長官である。ここでも安倍氏の圧勝であった。やはりかっこいいのである。谷垣氏はと言えば、ちょっとおしゃれな銀行員という感じであった。田舎のガリ勉が上京し、気の迷いでポール・スミスあたりで服を買ってしまった、というような雰囲気か。麻生氏に関しては、普段から政治家(というか堅気)という感じがあまりしないから、あの程度でいいのだろうが、いささかさわやか過ぎである。   


 
  ※ご満悦の谷垣財相


 
 竹中、北側、小坂、松田、額賀の各大臣は、パック旅行の客にしか見えない。さきいかと缶ビールが悲しいほどよく似合う。小池、猪口の両女性大臣は、ふつうにPTAであった(←意味不明)。
 しかし(ルックス的に)普通のおっさんがモデルをした方がリアリティーがあり、世のおじ樣方にもよいお手本になる。その点でこのショーは成功したのではないだろうか。ただ中川昭一農相が欠席したことは、実に残念。
 あとマオカラーの王毅大使はどう見ても007の敵役である。まんまドクター・ノー。

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