シクラメンを二鉢買って
鉢いっぱいに咲いていて
綺麗だったのに
葉っぱが積みすぎているので
少し切ろうかしらと言ったら
友達が あら ここからはながぜんぶでてくるのよぉ
などと言うものですから
あら~じゃ~まだまだ いっぱい咲く予定なのねぇ
などと油断していましたら
だんだんと怪しくなり
もう
つかれましたわぁ
と
言われてしまいました
こちらは紫色の方ですが
赤い方も
どちらも
同時に
ふんにゃりしはじめ
外の空気しかないかもしれないと思い
風の無い日に出してみましたが・・・・
すまし顔朝日凍りて寒椿 夕螺
寒椿赤きつぼみに雪を載す 被衣
雪を載すワンコの鼻の面白さ はな
面白き世間話も春遠し 夕螺
春遠し誕生日さえ放置され はな
放置され枯野の隅に夕日さす 夕螺
夕日さす窓辺に小鳥影二つ はな
影二つ老いし夫婦は路地曲がり 夕螺
路地曲がりいつも走った駄菓子屋さん はな
駄菓子屋の子らに交じりて寒雀 夕螺
寒雀ふっくらふわふわ手に泊まれ はな
手に留める輪ゴムは濡れて母動く 夕螺
母動き鏡餅割るあの笑顔 はな
あの笑顔沢庵一本レジ通す 夕螺
レジ通す白菜重くて抱っこする はな
抱っこする赤子の頬や冬晴れに 夕螺
冬晴れに水仙の香ただよいて はな
ただよいて結露の窓や珈琲の香 夕螺
珈琲の香なつかしきかな純喫茶 はな
純喫茶雪降る街の片隅に 夕螺
片隅に冬の陽浴ぶる廊下延ぶ 被衣
廊下延ぶ走るべからず寒稽古 はな
寒稽古吐く息白し朝日射す 夕螺
朝日射す窓辺に背伸びすシクラメン はな
シクラメン影の隙間に日向ぼこ 夕螺
日向ぼこワンコもお猿もキジまでも はな
雉鳴くや高野の山は静まりぬ 夕螺
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夏の最後の句の下五文字「憂いなし」からつぎました。
「涼風至」は七十二候の秋一番の候です。季語としました。
立秋ですなぁ。。。。。。
七夕に ぺんぺん草の 誘い合う
七夕って 秋の季語だったんだね
ぺんぺん草って 季語かしら・・
なにごとも 記憶歳時記 秋の風