ラジオブースの放送作家

2017年01月15日 13時13分07秒 | 業界のかけら


かつてAMラジオの番組では、
パーソナリティが向かいに座る放送作家をいじったり、
放送作家が積極的に笑ったり、ツッコんだりすることがよくあった。

ひさしぶりにラジオの生放送に携わった鮫肌さんが、
かつてのようにブースの中で振る舞ったら、

「今のニッポン放送ではそういうことはやらないんです」

と後で注意されたそうだ。

そんなものなのか。

高田文夫さんが今、放送作家として番組に携わっていたら、
どうしただろうなあ。

薬罐が消えた

2017年01月13日 08時07分57秒 | アイデアのかけら


有楽町に行くと、「ちゃんぽん亭総本家」でよく昼食をとる。
近江ちゃんぽんの店である。

最初にこの店に入った時に気になったのは、
テーブルの上に置かれた小さな薬罐だった。

薬罐の中身はお酢。
半分ほど食べた後、少しお酢を入れて食べる、
この店独自のオススメの食べ方だ。

なぜ薬罐を使っているのかが不思議だったが、
おそらく最初に始めた時がたまたま薬罐で、
それが定着し、今や店の個性として使い続けているのではないか。

しかしながら東京ではまだ馴染みのない近江ちゃんぽん。
薬罐の中身をお茶と間違える人も多いようで、
その旨を伝える注意書きが添えられていた。

先日、数ヶ月ぶりに食べに行った。
するとテーブルの上の光景が変わっていた。
薬罐はなく、代わりにお酢の入った透明な容器があった。

薬罐だと間違える人が多いため変えたのだろう。
ローカライゼーションだ。

確かに客のことを考えた対応だとは思うが、
店の個性が1つ失われてしまったようで、
僕は寂しい気がした。

この店に初めて来た客が得て帰る話のタネは1つ減ってしまった。

映画鑑賞:『ローグ・ワン』極私的感想 (※注意!ちょっとネタバレあり)

2017年01月12日 11時57分52秒 | エンタメのかけら

遅まきながら、『ローグ・ワン』を観ました。

以下、ネタバレありの垂れ流し感想。
未見で、この後、観る予定のある方は読まないでください。

面白かった。
『スターウォーズ』大ファンの知り合いたちは、
ストーリーの瑕疵についてあれこれ言っているけど、
僕は単純に楽しんだ。

ただひとつ。

あのラストがなあ。

本編シリーズへのつながりとしてはあれが正解なんだろう。
ああするのが最善の方法なんだと思う。

でも。

と、思ってしまうのだ。

小学校高学年の時に、
『スターウォーズ』の第一作(『エピソードⅣ』という言い方に抵抗あり)を
体験して(観てではなくあれは体験!)、
興奮のあまり熱が出た僕としては、
あのラストはもやもやしたものが残ってしまう。

ストレートに言うと。

自己犠牲とかいらない!
今までも名も無き戦う人たちはたくさん死んでるけど、
メインのチームの人は死んじゃダメだよ。
ご都合主義って言われてもいいからさ。


(ヨーダやオビ=ワン・ケノービも死んでるけど、あの死は違う。
 何がどう違うかは長くなるので、今回は略)

映画館を出て歩く道すがら、
あらためてあの名言を思い出した。

「SFはやっぱり絵だねえ」(野田昌宏/野田宏一郎)


※追記
 映画に詳しい知人から、
 初期段階には「ヒロインが生き残るという脚本もあった」と教えてもらった。
 そのバージョン・・・観たかったなあ。

田んぼに柳の生える

2017年01月11日 09時02分15秒 | その他のかけら

今でも週末になると東北の被災地へ
ボランティア活動をしに行っている友人がいる。

先週も福島に行ってきたというので、
どんなことをしてきたのか話を聞いた。

今回は再び米作りを始めるに向けて、
田んぼの整備をしてきたという。

彼らが作業する前の田んぼの写真を見せてもらった。

そこにあったのは完全な藪だった。

一面に高い草が生え、絡み合い、
その合間に、細い木まで生えている。

細い木の正体は柳だという。

この柳が一番厄介だそうだ。
草刈り機では切れは、
チェンソーでも細い幹がしなって切れない。
枝切用の機械を使って切るしかない。

それにしても驚いたのは、
芒やその他の草はどこからか種が飛んでくるのもわかるが、
柳もどこからかやってきたということだ。

柳はどうこからどうやって田んぼに来たのだろうか。

草や木を払った後の写真を見ると、確かにそこは田んぼだった。

しかし実際、田んぼとして使うためには、
地面の下に残る根も掘り起こさなければならない。
それには重機も必要となってくる。

こういう事実が今も続いていることを記録しておく。

渋谷公会堂があった場所

2017年01月10日 07時35分37秒 | 写真のかけら


久しぶりに渋谷公会堂の近くに行った。

渋谷公会堂も渋谷区役所もそこにはなかった。
取り壊されるという話は聞いていたが、
もうここまで進んでいたのか。

友人の設計士がこの地の再開発に携わっている。
彼曰く、
新しい渋谷区役所と公会堂と、そしてタワーマンションができるそうだ。

区の土地の一部を民間の業者に期間限定で貸与し、
税金は使わずその貸賃で区の新しい建物を建てる。
都内のどこかの区が始めた形式に渋谷区も倣ったという。

渋谷は今、100年に一度の大再開発中だ。
駅周辺はもちろんだが、
上記の渋谷区役所界隈、
PARCO跡、
井の頭通り東急ハンズの先、
かつて渋谷ビデオスタジオがあったあたりも更地になっている。

渋谷に人を集中させるのはいいが、
交通機関はそれに対応できているのだろうか。

現在、渋谷に来ている鉄道は、
山手線、田園都市線+半蔵門線、東横線+副都心線、銀座線、井の頭線。
どの路線も朝のラッシュアワーの乗車率は殺人的。
だが、これ以上、本数を増やすのも、編成を伸ばすのも難しいのではないか。

どうするつもりなんだろ。

この手の大規模再開発を行う際に、
交通面はどう考慮されているのか。
都市開発の専門家にお聞きしたものである。

不法入国体験

2017年01月09日 07時53分30秒 | コメディのかけら


メキシコに不法入国を体験できるツアーがあるという。

狭いトンネルをくぐり、夜の藪の中を歩き、
最終的には当局に拘束されるというツアー。

不法入国の難しさと恐怖を体験させることで、
アメリカへの不法入国者を減らそうという目的らしい。

こんなツアーに参加する時点で、
不法入国を企む奴とは思えないのだが。

違法行為を防ぐために違法行為を体験させるこの設定、
これでいくつもコントが作れそうだ。

有頂天@ビルボードライブ東京

2017年01月08日 08時23分18秒 | エンタメのかけら



有頂天をビルボードライブ東京で観る/聴く
そんな日が来るとは思わなかった。

まあ、解散した頃にはまだ、
ビルボードライブ東京はなかったけれど。

着席で観る有頂天。
これも初めてではないか。
座席のあるホールLIVEでも、
1曲目から総立ちだった。

第一部の1曲目は『ラッキーさん』
スタンディングのLIVEなら、
会場全体がタテノリ必至の曲。
でも、着席。

その後も、
『でっかち』だの『MEANING OF LOVE』だの『心の旅』だの
『君はガンなのだ』だの『オードリーヘップバーン泥棒』だのが連発されるも、
着席。

着席したまま上半身だけでノリ、拳を突き上げる様は、
後方の席から見ていると、
まるで○○○○○な人限定ライブのような奇妙な光景だった。

とはいえ、
新宿LOFTで2時間3時間のLIVEを立ちっぱなしで観た後、
毎回腰が痛くてぎごちない歩きで歌舞伎町を去る僕にとっては、
着席スタイルはありがたい。
中央後方の席をとったので、ステージ全体が見渡せたのもいい。

(前の方の座席が決していいとは思えない。
 第二部、整理番号が比較的早めでまだ前の方も空いていたのだが、
 前から3ブロック目のテーブルの一番前、通路に面した席にしてもらった。
 見渡しもいいし、通路に足を伸ばせるのもいい)


それはさておき。

今回のLIVEの白眉は、
第一部第二部ともにパーカッションとサックスのゲストを入れて演った
『カフカズ・ディック』
最高。

この会場、
最後の曲の前にステージ後ろの幕が開き、
夜景が広がるという演出がある。

幕が開いた瞬間、
ガラス壁の外に誰か貼り付いていたら面白いのに。
上から誰か落ちてきたら面白いのに。

いつもそう思ってしまうし、
そう思っている人も多いのではないか。

試みたことあるアーティストいるのかなあ。



ペットショップと袋

2017年01月07日 07時53分43秒 | 写真のかけら


近所のペットショップで、
犬のおやつを買った時に入れてくれた袋。

散歩の時に再利用として欲しいというこのデザイン。

相当考えたんだろうなあ。

ダムとふんどし

2017年01月06日 07時20分04秒 | コメディのかけら

大手ゼネコンに勤める友人が、
若き頃、山奥のダムの工事現場を訪ねた。

日帰り出張の予定だったが、
急遽事情が変わり、2,3日泊まらなければいけないことに。

泊まるのは構わないが、
日帰りのつもりだったので換えの下着もない。

こういう不便な現場では、
いざという時のために下着を備蓄していることがよくあるので、
「パンツを貸してもらいたいんですが」
と頼むと、
「パンツはないけどこれならある」
と新品のふんどしを出された。

なぜ、ふんどし?

現場監督の個人的な趣味なのか?

それは20年以上経った今も謎だそうだ。

ハワイ出身力士の減少

2017年01月05日 07時29分14秒 | コメディのかけら

ハワイ在住の知人から聞いた話なので、
真偽のほどは確かではないが、
「なるほど」と頷けるので、一応記録しおく。

かつて外国人力士といえば、ハワイ出身だった。
しかしある時期から、めっきり聞かなくなった。

その理由は知人曰く、


「ハワイの屈強な若者はみな、TATOOを入れてしまうから」


だという。

言われてみれば、ハワイの田舎町で見かけた
アメフトや格闘技でもやっていそうな腕っ節の太い男たちはみな、
デカデカとTATOOを入れていた。

あれが今の流行なのだろうか。

確かにTATOOが入っていては力士にはなれない。

高見山にしても、小錦にしても、強いだけではなく愛嬌があって、
いい感じだったのになあ。

旅と小銭

2017年01月04日 08時12分31秒 | 旅のかけら




海外旅行から戻って、
いつも「どうしたものか」と思うのは、小銭だ。

なるべく現地で使おうとは思うのだが、
たとえば、アメリカなら「1ドル」硬貨は使えても、
それ以外はなかなか使えない。

日本に帰って来て財布を見れば、小銭がどっさり。
おかげで我が家にはいろいろな国の小銭がある。

みんなはどうしているのだろうか。
友人・知人に聞いたら、いろいろな答えが帰ってきた。

◎帰りに空港でなるべく使う。
 (これは僕もよくやる。しかし本当に細かな小銭まではなかなか使い切れないが)

◎空港の募金箱に入れる。
(一時期やっていたが、あの募金、どこで何に使われるんだろ?)

◎最終日のチップの一部としてホテルの部屋においていく。
(チップに小銭はよろしくないというが、最終日ならばアリかも。
 事情を書いたメモを添えて・・・今度やってみよう)

◎同じ国に行く友人・知人にあげる。
 (タイミングよくそんな人がいればいいけど)

まあ、ドルやユーロは使う機会もあるとは思うけど、
トルコなんて再び行くことなんてなかなかなさそうだなあ。

家庭に科学は持ち込むべからず

2017年01月03日 10時45分56秒 | コメディのかけら


我が家人が、
行きつけの美容室経由で、
髪や肌の保湿用の水を購入している。
いろいろな女性誌でも取り上げられているものらしい。

値段は聞くと、なかなかのお値段だったので、
いったいどんなものなのか、製造元のサイトを見てみた。

しかしそこに書かれた説明を読んでも、僕にはさっぱりわからなかった。

「傷んだ髪の内部は酸化により電子を失い、
 プラス電位に傾いています」

この書き出しからして、わからないことだらけだ。

「✕✕(商品名)をスプレーするイオンバランスをとるために、
 電子は水分、ミネラルと一緒に髪の内部に移動して、浸透します」
「多くのマイナス電子を含む✕✕(商品名)をスプレーすることで」

電子が浸透するってどういことだ?
そもそも「マイナス電子」ってなんだ?

僕のささやかな科学の知識では、まったく理解できない。
(この説明文を書いた人は、電子というものをどう理解しているんだろ?)

ということを家人に語ると、

「いいじゃない!使うと髪やお肌の調子がいいんだから」

鰯の頭も信心から。

家庭に科学を持ち込むと、揉め事の原因になる場合が多い。
なので今は、おとなしくしておくことにする。

常夏の冬景色

2016年12月30日 22時39分05秒 | 旅のかけら


まるで北国のような空。


しかしながら、
ここはオアフ島のカイルア。


遠くに見える岬にある別荘に今、
オバマ大統領が滞在中との話。

周囲を車で走ったら、
海上に船が一艘、
反対側の川にやはり船が一艘、
海外沿いの道から岬に入っていく道の入口にテントとパトカー、
それぐらいしか護衛は見当たらなかった。

そんなものなのか。

それとも外から見えない場所はスゴいことになっているのか。

それにしても、
こんな時でも、核ミサイルの発射ボタンが入ったスーツケースは傍にあるんだろうなあ。

安倍総理と真珠湾とアンブローズ・ビアス

2016年12月28日 14時35分01秒 | ギモンのかけら


安倍総理の真珠湾でのスピーチの中に、
こんな一節があった。



“The brave respect the brave“、
「勇者は、勇者を敬う」。
アンブローズ・ビアスの詩は言います。
戦い合った敵であっても敬意を表する。
憎しみ合った敵であっても理解しようとする。
そこにあるのは、アメリカ国民の寛容の心です。




アンブローズ・ビアスって、『悪魔の辞典』の?

冷笑的で毒舌で知られるビアスが、
皮肉としてではなく、本心でそんなことを書いているのか。

などとギモンに思い、原典を探していたところ、
SNSを通じて知人が「これではないか」というビアスの詩を教えてくれた。

もう著作権は切れているはずなので、全文引用する。


To E.S. Salomon

What! Salomon! such words from you,
Who call yourself a soldier? Well,
The Southern brother where he fell
Slept all your base oration through.

Alike to him — he cannot know
Your praise or blame: as little harm
Your tongue can do him as your arm
A quarter-century ago.

The brave respect the brave. The brave
Respect the dead; but you — you draw
That ancient blade, the ****'s jaw,
And shake it o'er a hero's grave.

Are you not he who makes to-day
A merchandise of old reknown
Which he persuades this easy town
He won in battle far away?

Nay, those the fallen who revile
Have ne'er before the living stood
And stoutly made their battle good
And greeted danger with a smile.

What if the dead whom still you hate
Were wrong? Are you so surely right?
We know the issues of the fight —
The sword is but an advocate.

Men live and die, and other men
Arise with knowledges diverse:
What seemed a blessing seems a curse,
And Now is still at odds with Then.

The years go on, the old comes back
To mock the new — beneath the sun
Is nothing new; ideas run
Recurrent in an endless track.

What most we censure, men as wise
Have reverently practiced; nor
Will future wisdom fail to war
On principles we dearly prize.

We do not know — we can but deem,
And he is loyalest and best
Who takes the light full on his breast
And follows it throughout the dream.

The broken light, the shadows wide —
Behold the battle-field displayed!
God save the vanquished from the blade,
The victor from the victor's pride.

If, Salomon, the blessed dew
That falls upon the Blue and Gray
Is powerless to wash away
The sin of differing from you,

Remember how the flood of years
Has rolled across the erring slain;
Remember, too, the cleansing rain
Of widows' and of orphans' tears.

The dead are dead — let that atone:
And though with equal hand we strew
The blooms on saint and sinner too,
Yet God will know to choose his own.

The wretch, whate'er his life and lot,
Who does not love the harmless dead
With all his heart and all his head —
May God forgive him, I shall not.

When, Salomon, you come to quaff
The Darker Cup with meeker face,
I, loving you at last, shall trace
Upon your tomb this epitaph:

"Draw near, ye generous and brave —
Kneel round this monument and weep
For one who tried in vain to keep
A flower from a soldier's grave."


確かに3段落目の冒頭に、
安倍総理のスピーチで引用された一文が出てくる。

残念ながら、僕の英語力では、
この全文を読むのには時間がかかるし、
そこに潜み意味合いまで読み解くとなると不可能に近い。

気になったことの情報共有としてアップしておく次第。

そのうち誰かがどこかで詳しく解説してくれることを期待してます。

それにしても、
アメリカ人にとってA・ビアスって、
どんなイメージの人物なんですかねえ。

悪夢二題(ニ番目の夢)

2016年12月28日 10時36分57秒 | その他のかけら


◎二番目の夢

#:テレビ局
  大阪の放送作家が自分が若い頃の武勇伝を話し出す。

#:警察署(武勇伝の映像化)
  先輩の放送作家と二人、
  ジープ細い金属製のシャッターを突き破り、
  警察の駐車場に乗り込む。
  奥から警察官たちがやってくる。
  彼らの手にはダイナマイトのようなオモチャが点滅している。
  「警察は怖いでー。爆弾みたいなものを持ってたら、
  確認もせんと撃ってくる」
  二人は壁沿いに拳銃の火線を避けて逃げ、裏口から外に出る。

#:路上(武勇伝の映像化)
  大量の警察官がやってくる。
  自分たちを捕まえに来たのかと思ったら、通り過ぎていく。

#:店舗前(武勇伝の映像化)
  警察署の隣の店舗の前が騒ぎになっている。
  中にたてこもり犯がいる模様。
  テレビの中継が来ている。
  二人はそのスタッフのフリをして逃げ出す。

#:路上(武勇伝の映像化)
  早足でしばらく歩いたところで二人のうち一人が言う。
  「ヤマナ君、この後、時間ある?」
  いつの間か、僕も過去の武勇伝の中に含まれていた。
  この後に打ち合わせがある旨を伝えるが、
  「ちょっとだけウチによらへん」

#:放送作家の家
  顔中にホイップクリームを塗った老人がベッドにいる。
  甲高い声で意味不明なことを喋っている。
  花柄のスーツを着た放送作家が添い寝し、やさしくあやす。
  僕はその様子をベッドにぴったりと寄せられたソファに座って見ている。

  こっそり帰ろうと部屋の外に出ると、
  短い廊下があって、すぐ下足場だ。

  「一間(ひとま)だけなんですか?」
  驚いて思わず聞いてしまう。
  「うん、そうだよ」