ERIHIRO

2016年06月28日 10時49分23秒 | 業界のかけら

参院選にまつわるいろいろな記事を見て思い出したのは、
今年の正月特番の台本に書いたこんな箇所。






島袋 ・12歳の頃から沖縄を離れて、東京で芸能活動をしてきた。
   ・なので時々、沖縄に帰って家族と話していても、
    方言がよく伝わってこないことが。
    故郷を遠く感じるようになった。
   ・そこで○歳の頃から、あらためて沖縄の伝統や文化を学び直している。





その一環として、沖縄でラジオ番組もレギュラーも持っているという。




そんな島袋寛子が、
今井絵理子のことを今どう思っているのか、
それが気になる。

落選したら『しくじり先生』に出てほしいなあ。

カード使用禁止令

2016年06月25日 13時07分27秒 | 業界のかけら

ある番組会議で、
プロデューサーが宣言した。

「今日から僕のカードのカードを使うのは禁止します」

何を言っているのかわからなかった。

事情を聞くと・・・

Amazonなどで資料を買う時はカードが必要。
しかしADたちが個々のカードで購入すると精算が面倒だし、
金額がかさむと彼らの懐具合を圧迫する。

なのでプロデューサーが自分のカード番号を番組スタッフに教え、
それでAmazonなどを使わせていたという。

「引き落としの明細にはAmazonとしか出ていないので、
 何を買ったのかわかりません。
 今度からは各自で買って精算するか、
 事前に何を買うか申告して下さい」

妥当な変更だとは思うが、
それ以前にカード番号を教えて自由に使わせるって、
かなり危ういことをしていたのではないか。

同じ小説を読むたびに

2016年06月22日 10時05分50秒 | コメディのかけら

繰り返し読んでいる小説がある。
もう10回は読んだか。

その中で、ある登場人物が致命的な過ちを犯す。
「あーなんでそんなことしちゃうんだ!」と思う。

読むたびに、彼女は同じ過ちを繰り返す。
何度も何度も。

「お前さ、ちょっとは成長しろよ」

ふと、そう思っている自分に気づく。

変わることなんてできないのに。

その一方で、
登場人物も思っているかもしれない。
「読まれるたびに同じ失敗をするのはイヤだ!」と。

そんな登場人物の視点に立ったメタフィクションがありそうだが、
まだ出会っていない。

ご存知の方がいたら、教えて下さい。

精算の日

2016年06月20日 23時48分53秒 | 業界のかけら


その制作会社は、6月末が決算だった。
これまでの経費を6月中に精算しなければいけない。

全体会議の最後に社長兼プロデューサーが、

「仮払いの精算が終わっていない人は明日までにして下さい」

と告げた。
全体会議でこんなことを言うことは珍しい。
よほど業を煮やしたのだろう。

あるディレクターが悲鳴をあげる。
「800ドル分の領収書が行方不明なんです!」

あるADが責められる。
「お前、いつから精算してないんだ?」
「・・・7月です」
去年の7月から未精算?どれだけ溜め込んでいるんだ。

「精算終わらなかったら、その分、ギャラから天引きな!」

ディレクターもADもこの手の作業は苦手だろうからなあ。
大変だ。

都知事選

2016年06月18日 23時28分15秒 | アイデアのかけら

舛添都知事の辞職が正式決定した。

彼がやったことが辞任に値するような悪事なのか、
という議論はさておき。

報道は見る限り、都民の多くが「当然」の声。

ならば、次の都知事選の投票率はスゴいことにならないとおかしい。
前回は46.14%。
これを下回ったら…この騒ぎをどうとらえたらよいのだ?

今、都民として一番関心があるのはそこ。
候補者が誰か、ということよりも。



スポンサーチェック

2016年06月17日 09時04分43秒 | 業界のかけら

番組内に登場するモノの中に、
番組スポンサーの商品はないか、
あるいは競合相手の商品はないか、
とチェックするのもプロデューサーの大事な仕事の一つである。

ネガティブなイメージを抱かせかねない場合、
特に気を使う。

しかしあまりに神経質になりすぎて、
とんでもないことを言い出すこともある。

VTRのチェックを終えた後、
冒頭から出てきたアイテムを挙げて、
ADにスポンサー確認するよう指示する中に、
こんなものが出てきた。

「白湯」

え?

言われたADもさぞや戸惑ったに違いない。

スケジュールの尋ね方

2016年06月15日 07時42分50秒 | 業界のかけら

初めて組むチームの特番に参加。

AD君から定例会議を決めるため、
スケジュールの問い合わせが来た。

最初に来たメールには、

「私宛に1週間の予定をメールして頂けたらと思います」

あー、またコレか・・・
としばらく放っておいたら、再びメールが来た。

「先ほど1週間の予定を教えて頂きたいとメールしましたが、
 1週間の中で2時間ほど定例会議に参加可能な曜日と時間帯を
 教えて頂けたらと思います。大変失礼いたしました」

たぶん先輩に注意されたのだと思うけど、
ちゃんと注意する先輩がいるのと、
即座にメールを送り直す姿勢に、
このチームとの仕事には不必要な苦労はないな、
とちょっと安堵したのだった。

ただいま授乳中

2016年06月09日 12時24分47秒 | 業界のかけら

某番組の収録。

女性ゲストが赤ちゃんを連れてきた。

収録開始予定時刻の直前、
ゲストの準備を確認するために楽屋に行ったAPが、
副調整室に戻ってきて曰く、




「××さん、今、お乳をあげてます」




もっと他の言い方があると思うぞ。




ビールと天ぷらの夢

2016年06月07日 23時37分09秒 | コメディのかけら

こんな夢を見た。

遅れて飲み会に到着する。
みんなの前には揚げたての天ぷら。

まずは飲み物を注文しなくては。
みんなビールを飲んでいるので、僕もビールを頼む。

中年の女性店員が僕のビールを運んでくる。
瓶ビール。一番搾りだ。
しかし今、テーブルの上に出ているのはスーパードライ。

女性店員、僕のグラスにビールを注いでくれようとするが、
その前に、僕の向かいに座るホイチョイの馬場さんのグラスに、
なぜかビールを注ぎ足す。
それを見て、イラっとする。

その後も同じように馬場さんのグラスにビールを注ぎ足すので、
思わず言ってしまう。

「なんで注ぎ足すんだよ。
 ダメだよ、ビールは注ぎ足しちゃ。
 しかも、スーパードライと一番搾り、違うビールじゃないか」

そして何を思ったか、
僕は馬場さんのビールを手にとると、中身を床にぶちまけた。

すると女性店員が怒って、
「つまりこういうことをしちゃダメなのね」と言いながら、
僕のグラスに赤いドロっとした液体を注ぎ足す。

以上。

この夢が意味するものは何なのか?

さほど劇的でもない恋の終わり

2016年06月05日 09時16分59秒 | コメディのかけら

ある男とある女が恋に落ちた。

男は日本人。
女は某アジアの国の人。
女には6年間つきあい、結婚間近の恋人がいた。

しかし二人は恋に落ちた。
出会ってからわずか二日で。

それから半年も経たずして、二人は別れた。

男が女を捨てたのだ。

女が送ってきた新しい髪型と手料理の写真を見て、
一気に心が冷めたのだという。

なんて酷い男なのだと、
この話をしてくれた人は憤慨していたが、
二人の恋の始まり方を振り返れば、
さほど意外な終わり方でもない。

6年間つきあって結婚間近だった男が、
同じような理由で女を捨てたら驚くけど。

それにしても気になるのは、
見ただけで男の心を一気に冷めさせたという手料理だ。

どんなものなのだろうか。

知美という女

2016年06月02日 23時29分00秒 | 業界のかけら

酒場のカウンターで、
隣に座る女性の話し声が聞こえてきた。

自分の名前について説明しているようだ。

「知美。
 知識の知に美しいで知美。
 知識もなければ、美しくもないけどね。
 父親がさ、私が生まれた時、西村知美の大ファンで、
 知美ってつけたんだって。
 私、あそこまで天然じゃないけど」

教えてあげたかった、
西村知美がテレビの外ではけっして天然ではないことを。
むしろしっかりしていることを。
テキパキ行動していることを。

ホントに心底天然だったら、あんなに資格はとれないよ。

遠くから見たらサスペンス、では近くなら…

2016年05月31日 10時07分23秒 | コメディのかけら

知人の目撃談。

ある駅の改札付近でバイト仲間の女性を見かけた。
婦人警官に腕をつかまれている。
その傍らには中年男性がおり、
もう一人の警官に激昂した感じで何かを訴えている。

何らかのトラブルが起きているようだ。
巻き込まれては面倒だと、
知人はすぐさまその場を立ち去った。

後日、そのバイト仲間と顔をあわせる機会があり、
話の流れで、実はあの時の様子を目撃したという話になった。

「えー、あれ見られてたの」
と照れるバイト仲間の口から語られたのは予想外の内容だった。

その日、移動中の電車の中で体調が悪くなった彼女。
その時、隣にいたのが例の中年男性だった。

彼女に行き先を訪ね、自分も同じ方向だからと付き添い、
わざわざ一緒に降りてくれたのだという。

しかし彼女の体調は悪くなる一方。
たまたま駅前に、おそらくサミットのためだと思うが警官がいたので、
事情を話し、救急車の手配をしてもらったのだという。

つまり知人が目撃した、「婦人警官に腕を掴まれていた」のは、
「捕まった」のではなく「体を支えられていた」だけ。
「中年男性が激昂して何かを訴えていた」のは、
「早く救急車を呼んでくれと訴えていた」だけだった。

遠くから見た時は事件の予感がしたが、
いざ近くによってみるとそれは善意の出来事だったのだ。

番組本が出ました

2016年05月29日 10時35分25秒 | PRのかけら

BS日テレでこっそり携わっている
『船越英一郎の京都の極み』(日曜夜9時)が本になりました。

マガジンハウスから。

番組で紹介したとっておきの140スポットを大公開。
京都観光の力強いガイドになる一冊です。


この番組のおかげで毎週、バーチャル京都旅行をしてきました。
しかし現実で行くことはなかなかかなわず、
ナレーションを書きながら何度も身悶えしました。
旅番組を担当すると、いつもそんな思いをします。

ぜひとも本書を手に、近々、リアル京都を訪ねてみようと思います。

ホテルと忘れ物

2016年05月29日 09時13分02秒 | アイデアのかけら

引き続き、家人(大)の思い出話。

これも10年近く前になるが、
夏になるとよく箱根の富士屋ホテルに行った。

お目当てはプールだ。
室内プールも良いが、
森の中のプールはいつも空いていて心地良かった。

ある時、家人(大)が日傘を忘れてきてしまった。

ホテルに連絡すると、すぐに探してくれ、数日後、我が家に届いた。

こちらの落ち度なのに、送料はホテル側がもってくれた。
これはあるグレード以上のホテルでは当たり前のことなのか。
こういう経験は初めてだったので、それだけでも驚いた。

そしてもう1つ驚いたのは梱包だという。
家人(大)曰く、

「まるでその日傘のための梱包用セットを用意した、
 そんな感じの丁寧な梱包だった」

なるほど。

「ホテルにいる時、快適に過ごせるようにしてくれるサービスはもちろん嬉しいけど、
 こんなふうに困った時に助けてくれる、そんなサービスの方がより心に染みる」

これはホテルに限らず、
そしてサービス業に限らず、
あらゆる職業で心得ておいた方がよいことだと思う。

味は忘れてもサービスは記憶に残る

2016年05月28日 09時21分40秒 | アイデアのかけら

家人(大)が突然、もう10年以上前に行ったある店のことを話し出した。

あれは我が家3人と両家の母親を招いての、
ちょっとあらたまった食事で、
それならばと某ホテル内の懐石料理店に行った。

その時のことで家人(大)が今でもよく覚えていることがあるという。

我が家の家人(小)は左利きなのだが、
食事を始めてすぐそれに気づいたフロアの責任者と思しき人間が、
僕たちのテーブルの担当者に、
「あちらのお子様は左利きだから」という旨を指示していたそうだ。

そしてその直後から、
家人(小)にだけは左利きでも食事がしやすいかたちに対応が変わった。

「何を食べたかはもう忘れちゃったけど、
 このことだけははっきり覚えていて、
 今でもあの店はいい店だよなあと思うんだよね」