羽黒蛇、大相撲について語るブログ

相撲ファンから提供された記事・データも掲載。頂いたコメントは、記事欄に掲載させて頂くことがあります。

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2015年01月15日 | 相撲評論・現在の大相撲
読者からのコメントに答えます(羽黒蛇)










読者から頂いたコメントに回答したので、要約して載せます。










(読者)私は、「叩き込み」「引き落とし」が、卑怯な気がして大嫌いで禁止してほしい位です。



特に横綱、大関など上位が あの技を使った日には、落ち目だと勝手に認識しています。フェアじゃないような気がしてなりません。(素人の思い込みでしょうか…)










(羽黒蛇)押し相撲の力士が多すぎるから「叩き込み」「引き落とし」が多くなります。四つ相撲が増えれば減ります。実力に差があると、例えば白鵬対豊響、立合いで当たり合うと、弱い方が圧倒されます。圧倒された結果、飛ばされて土俵際まで追い込まれる相撲より、足が前に出ないでばったり前に落ちるのです。従って、上位が「叩き込み」「引き落とし」で勝つのは、(1)実力に差があるから なのか(2)追い込まれて逆転をねらったのか、どちらか、相撲内容を評価する必要があると思います。










(読者)白鵬の優勝32回も、八百長と相撲賭博で強い力士が廃業したので、本来戦うべき相手より下の力士と戦って勝ち星をたくさん得た結果であり、強い力士の廃業がなかったら、32回はもっと後に達成したのではないかと思います。










(羽黒蛇)強い力士で優勝の可能性があり、白鵬の優勝を減らすことができたのは、朝青龍と琴光喜。










(読者)日本人横綱に一番近いのは、どの力士だと思われますか?










(羽黒蛇)大穴ですが、宝富士が、隆の里のタイプの四つ相撲を完成させる可能性はあると思います。あるいは、輝、堀切の若手まで、世代交代。










(読者)今日の白鵬ー勢戦は、私だったら同体取り直しにします。今日の勝負審判は、ちゃんと見ているのでしょうか?










(羽黒蛇)最近の勝負判定は、どちらが先に出ている(手をついている)ばかり見ていて、攻めている方を勝ちにしないのが、私の不満です。同体なら攻めている方、技をかけた方が勝ち、として欲しい。その意味では、攻めていた白鵬を勝ちにした行司は正解。確認の物言いはつけてもよかったと思います。「㔟の足が出ていることを確認するために物言いをつけ、確認した結果、白鵬の体が落ちる前に、㔟の足が出ており、白鵬の勝ちとします。」










羽黒蛇

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2015年01月13日 | 相撲協会への提案
座布団投げは禁止すべきか(羽黒蛇)










昨日のブログ記事には、「観客が座布団を投げることを禁止すべきだ」という私の主観的意見を書いた。



ここで、座布団投げは禁止すべきかを、ブログ記事にいただいたコメントを引用しながら、考えてみたい。










コメント1:アナウンサーと平井理央が「座布団が舞うのを見られてよかった」みたいな会話をしていました。宝富士も「まさか自分で座布団を飛ばせるとは。夢を見ているみたい」とコメントしています。つまり、見る側も取る側も「罪悪感」の意識はない。










コメント2:他の競技にくらべ、大相撲の観客は大人しいと思います。座布団で怪我をすることなんてあり得ない━と感じますが、観方が甘いのでしょうか










コメント3:昨日は国技館で見てたのですが、特に悪質だった気がします。大した敗戦ではなかったこと(鶴竜はよく負ける)、最初はそんなに飛んでなかったのが、1〜2枚飛んだらそれなら俺も、って感じで続々とというのがなんとも。











座布団を投げることに罪悪感はない、には同意。好角家の内館牧子氏は、投げられなくなった九州場所の座布団を批判していた。座布団を投げる楽しみをファンから奪ったと。










私が「禁止すべき」と主張する理由は、危険だから。



個人的な話をしますと、私は2005年に頸椎の病気にかかり、それ以来国技館で飛んでくる座布団が怖くなった。あの重たさの物が、あの速度で飛んできて、病気の個所にあたり悪化したらどうしようという恐怖。



その時、初めて、自分より体の弱い方は、もっと怖いのだと共感できるようになった。老人と子供。



座布団を投げる人たちは、自分の祖父・祖母・子供が、前で観戦していても、投げるのだろうか。










視点を変える。



座布団投げがどれだけ危険かの議論から離れて、観客がライブ会場での騒ぎに参加することを楽しむ風潮は好きになれない。










例えば、野球の応援。うるさくて嫌いである。応援がうるさいからが唯一の理由ではないが、プロ野球は観戦しなくなった。



例えば、アイドルのライブ。動いて騒ぐ観客。ゆっくりアイドルを見たいのに邪魔。ぶつかるのではないかと危険。










AKB48に対する批判は多いが、それまで立ち席のみだったライブハウスを、椅子席にして着席強制させたことを、私は評価する。



立って騒ぎたい(それまで主流の)若い男性客を締め出し短期的売上・利益が減ってでも、老若男女幅広いお客にライブを見てもらおうという意図。










相撲協会に、座布団投げの禁止の徹底を提言するのは、



短期的に、座布団を投げたくて相撲観戦にくる客が減っても、



長期的には、安全に観戦できる国技館をめざした方が、志が高いと考えるから。










羽黒蛇

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2015年01月12日 | 年寄・一門・理事長・理事選
小林顧問を解雇すべき、親方の再雇用に反対(羽黒蛇)



初日を国技館で観戦。入場時に相撲協会の方にアンケートへの回答を求められたので応じる。

アンケートの最後に、「相撲協会への意見がありましたら記載下さい」とあり、「親方の再雇用制度に反対」と記載した。



能力のある親方が長く勤務すること、には反対ではない。

再雇用となる親方が名跡を譲らないことに反対である。

能力のある親方が再雇用となる場合は、年寄名跡を相撲協会に返却し、個人で(本名で)勤めるべきであろう。

部屋持ち親方にも、役員にもなれないのだから、年寄名跡を保有する必要性はなく、顧問でよい。



定款によると、

第57条 この法人に、顧問若干名を置くことができる。

2 顧問は、この法人の運営に関して理事長の諮問に答え、又は、会議に出席して意見を述べることができる。

3 顧問に関する規程は、理事会が別に定める。



再雇用される親方は顧問がふさわしい。



現行制度では、70才まで親方を続けると、その名跡は、親方になりたい引退力士が継げないのが問題である。

65才越え70才までの再雇用を、親方でなく、顧問とすれば、この問題は解決する。



「顧問が、親方よりよい」もう一つの理由は、安易に再雇用(定年延長)を採用しないで、本当に能力のある者だけが再雇用されることになる。

名跡が新しい引退力士に継がれることになると、再雇用(定年延長)者の給料が、相撲協会にとって追加の負担となるから。

現行制度は、相撲協会の追加負担がない故に、安易に(再雇用する必要・能力のない親方)が定年延長となるから、反対である。



アンケートには、「親方の再雇用制度に反対」ではなく、「パチンコに肖像権を売った小林顧問を解雇すべき」と書けばよかった。



羽黒蛇

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2015年01月12日 | 相撲協会への提案
2015年1月場所2日目、国技館観戦、座布団問題(羽黒蛇)










現代相撲は押し相撲が全盛。初日の横綱三番の決まり方が「いなし」であることに不満を持ったが、相手が押し相撲なら仕方ない。初日の対戦は、



白鵬:栃煌山



鶴竜:高安



日馬富士は右四つ四つ相撲の栃ノ心に対して、速攻で後ろ向きにしたが、四つになると体の小さい横綱が不利。










2日目の鶴竜・宝富士の一番も、四つになると体が小さく不利な横綱が、押しで勝とうとしたが、四つに組まれて敗れた。



白鵬が、二人の横綱に比べて強いのは、栃ノ心相手に、相手十分のがっぷり四つになっても、楽に勝てること。栃ノ心が力を出す前に、下手投げ。










鶴竜が負けたのは結びだったので、座布団が舞った。



昔は、負けるはずがない横綱が負けたという番狂わせの時だけ、座布団を投げていた記憶があるが、最近は、なんでもかんでも投げる。










割りには次の通り書いてある。



「ご注意 場内で物を投げるなど進行の妨げになる行為をした場合は、退場もしくは処罰されますので、ご注意ください。」










「座布団は物を投げて人に怪我をさせた場合は、暴行罪・傷害罪に該当する場合があります。物は絶対に投げないようにお願いします。」










一度、物を投げた客を、拘束して、事情聴取することを、相撲協会にお勧めする。



お客はみんな早く帰りたいので、逮捕しなくても拘束されると分かったら、座布団を投げない。



怪我をしたお客が、相撲協会を、監督不行き届きで、莫大な損害賠償請求をする前に手を打つべき。










羽黒蛇

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2015年01月12日 | 観戦記
2015年1月場所初日、国技館観戦(羽黒蛇)






大砂嵐が長い相撲で時天空に勝つ。勝った時に、足(膝)のサポーターの上部がめくれて、その下に黒いリング(ガーダー)が見えた。

その後に登場した安美錦のサポーターを見ていたら、リングが三つ。その色は黒なのだろうか。






森永賞は、遠藤・逸ノ城。木村恵之助が軍配を上げた時に、逸ノ城の足が出ていたとは気がつかなかったので、手でもついたのかと思った。二人には大きな実力差があると思って見たが、逸ノ城が停滞している感じ。






琴奨菊、時間一杯の一つ前の仕切り。塩を取りにいくと、土俵下の呼出しが、琴奨菊の足に水を撒いた。琴奨菊が要求したのか、しなかったのか、阿吽の呼吸だったのか。この所作は繰り返されるのか。気まぐれか偶然かもしれない。






立呼出しの秀男が引退して、結び二番を拓郎。その前の三番を(声量が不足の)次郎。割りには二番なので、呼出しの誰かが急に休場だったのか。






横綱の三人とも、楽勝ではなかったが、勝ち方(決まり方)が、いなしだった。






羽黒蛇