雲龍型・不知火型という誤用をやめ、新しい呼称を提案(羽黒蛇)
横浜図書館の相撲文庫で一番古い新聞の文献は、大正4年万朝報。
春場所は、横綱太刀山全休で。大関鳳が全勝優勝、場所後横綱に昇進。
夏場所は、太刀山全勝優勝、鳳は栃木山と大錦に負けて途中休場、小結大錦は太刀山に負けただけの9勝1敗。
万朝報より:鳳土俵入りの型
鳳の横綱免許は両三日中吉田司家より藩主細川侯に奉呈し同侯より鳳に授与さるる由なるが、土俵入りの型につき種々協議せる所、故不知火は丈六尺二寸程の大男なりしも色白く肉付き豊かにて鳳に酷似せる由にて、同力士の型に倣うてはとの説出てほぼそれに決したりと。
大正4年の新聞記事は、鳳の土俵入りは不知火型。
現在では、鳳の土俵入りは雲龍型。
大正4年の現役横綱太刀山の土俵入りは、現在は不知火型。
これは、羽黒山が土俵入りを、太刀山と同じ型にした時、彦山光三が不知火型と誤って表したからというのが定説。
相撲協会は、雲龍型・不知火型の呼称を使うのをやめて、梅ケ谷型・太刀山型に変更すべき。誤りの呼称を使い続けるのは、歴史を軽視することだから。
現在の不知火型を完成させたのは太刀山と明確だが、現在の雲龍型を完成させたのはどの横綱か明確ではないとされる。
そこで、代案として、双葉山型・羽黒山型という呼称を提案する。土俵入りの型を完成させた横綱ではないが、いずれも大横綱で同時期に活躍し、二つの土俵入りを見せたのだから。
羽黒蛇
横浜図書館の相撲文庫で一番古い新聞の文献は、大正4年万朝報。
春場所は、横綱太刀山全休で。大関鳳が全勝優勝、場所後横綱に昇進。
夏場所は、太刀山全勝優勝、鳳は栃木山と大錦に負けて途中休場、小結大錦は太刀山に負けただけの9勝1敗。
万朝報より:鳳土俵入りの型
鳳の横綱免許は両三日中吉田司家より藩主細川侯に奉呈し同侯より鳳に授与さるる由なるが、土俵入りの型につき種々協議せる所、故不知火は丈六尺二寸程の大男なりしも色白く肉付き豊かにて鳳に酷似せる由にて、同力士の型に倣うてはとの説出てほぼそれに決したりと。
大正4年の新聞記事は、鳳の土俵入りは不知火型。
現在では、鳳の土俵入りは雲龍型。
大正4年の現役横綱太刀山の土俵入りは、現在は不知火型。
これは、羽黒山が土俵入りを、太刀山と同じ型にした時、彦山光三が不知火型と誤って表したからというのが定説。
相撲協会は、雲龍型・不知火型の呼称を使うのをやめて、梅ケ谷型・太刀山型に変更すべき。誤りの呼称を使い続けるのは、歴史を軽視することだから。
現在の不知火型を完成させたのは太刀山と明確だが、現在の雲龍型を完成させたのはどの横綱か明確ではないとされる。
そこで、代案として、双葉山型・羽黒山型という呼称を提案する。土俵入りの型を完成させた横綱ではないが、いずれも大横綱で同時期に活躍し、二つの土俵入りを見せたのだから。
羽黒蛇