羽黒蛇、大相撲について語るブログ

相撲ファンから提供された記事・データも掲載。頂いたコメントは、記事欄に掲載させて頂くことがあります。

記事のタイトルを入力してください(必須)

2015年01月30日 | 相撲評論・現在の大相撲
白鵬の審判批判(羽黒蛇)






一つ前の羽黒蛇のブログ記事に対していただいたコメントを引用します。

Quote

ファンとして生の声が聴きたいというのは当然の欲求かもしれませんが、誰にだって本音と建て前があるものですよね。

建て前が存在するのは、本音が多くの人の耳に入るとマズいことが多いから。

個人的には、何かを批判する以上、その発言は妥当なものであって欲しいと思います。

今回の横綱の発言は不適切であったことは多くの人が感ずる所でしょう。

それによっておそらくは敵も増えました。

それを、自分の知的好奇心が満たされるからといって「たいへんよいことである」と断ずるのは如何なものかと。

Unquote






力士の本音の声が公表されて、批判されるのはやむを得ない。

しかし、批判をおそれて、本音の声が封印されてしまうとつまらない。

白鵬審判批判を「たいへんよいことである」と書いたのは、自分の知的好奇心が満たされるからではなく、後世の相撲ファンに、白鵬の本音が記録として残るから。

もう一つ。相撲をとっている力士が、みんな白鵬のように感じているのだとしたら、勝負のルールを変えた方がよいのではと私は感じた。白鵬以外の力士の本音をききたい。






双葉山や大鵬の本音は記録として残っていない。

公表を前提としない本音が記載されちる本人の日記が発見されるということのない限り。本音を伝えていた身近な人(親方・友人)が、聞きとめたことを記録として残している、ということでもない限り。






白鵬の発言が不適切であったのは明らかだが、たまには不適切な発言が出ないと面白くない。

私は、横綱を神格化、聖人化することに反対なので、白鵬が双葉山のように神格化されず、「強い横綱であったが、品格には疑問を感じるファンがいた」程度の評価がちょうどよい。

これは、白鵬が双葉山を超えるのを許さない双葉山ファンの立場ではなく、「横綱だって、人間なのだから、間違ったこともしてしまうし、言ってしまう」と思うから。

力士の過ちが刻一刻と大量に報道されるのとしたらげんなりするだとうが、ガードが固くて全く伝わってこないとしたら味気ない。






羽黒蛇