ミヤコグサの花に近づいた。
マメ科らしい蝶形花が2つ並んで咲いている。正面から見た花と横から見た花を見せてくれている。上を向いた旗弁の基部に細い筋模様がある。翼弁と竜骨弁が雄しべと雌しべを包んでいる。
ミヤコグサの花に近づいた。
マメ科らしい蝶形花が2つ並んで咲いている。正面から見た花と横から見た花を見せてくれている。上を向いた旗弁の基部に細い筋模様がある。翼弁と竜骨弁が雄しべと雌しべを包んでいる。
川の土手のミヤコグサに近づいた。
茎を伸ばして複葉が互生している。葉の付け根から花柄を伸ばして、2つの花を咲かせている。
よく似た花をスイスの牧草地で見かけた(2013年10月3日の記事)。セイヨウミヤコグサだ。セイヨウミヤコグサは、花柄の先にミヤコグサより多くの花を咲かせていた。
ネムノキの花序に近づいた。
きれいに開いている花の左に、10数個の蕾のついた花序が見える。筒のようになっている先の花弁がまだ閉じている。この蕾が開くと、右のようになる。
先が淡紅色の糸のように見えるものは雄しべの花糸。よく見ると、その先に黄色い小さな葯が見える。花粉を出している様子。その雄しべの間に、白くて長い糸のようなものが見える。これが雌しべ。
1本の雌しべとたくさんの雄しべが出ているところに花弁が開いている。筒状に合着した先が5裂している(この写真では見にくい)。
大きなネムノキを見て、10分くらい歩いたところにもネムノキがあった。
ここのネムノキは、少し近くで見ることができる。大きな偶数2回羽状複葉。その小葉が少し閉じかけている? その葉の上に、先が淡紅色で基部が白い花がたくさん見える。
林縁のあちらこちらにネムノキの花が咲いている。
このネムノキは、林縁の斜面にある大きなネムノキ。枝先に淡紅色の花がたくさん見える。
”ネムノキ”という名前は、夕方になると葉を閉じるからということ。でも、花は夕方に咲いて朝にしぼむネムノキ。・・写真は、午後5時過ぎに撮ったもの。この時間だと、葉も花も開いている。