緑の中洲

　水辺から川原の土手に戻った。
　中洲を見ると、緑の塊があちらこちらに。緑でいっぱいだ。
　この辺りは、流れが左岸よりと右岸寄りに分かれていて、かあんり広い中洲が広がっている。

ケイヌビエの小穂

　ケイヌビエの穂に近寄ってみた。
　小穂がびっしりと並んでいる。黄色い葯のついた雄しべと赤紫色と濃い紫色の雌しべが見える。

ケイヌビエの穂も水辺に

　流れのそばにケイヌビエの穂もあった。
　イヌビエよりも大柄で、長い芒があり毛のように見える。

水辺にイヌビエの穂

　流れの水際にイヌビエがあった。
　穂が流れの方に伸びている。もう穂の先が重くなって下を向いている。

枯れ草の上のヒバリ

　しばらく前の大雨で流されてきた枯れ草だ。
　その上にとまっているヒバリ。保護色になって本当に見えにくい。

向こう岸の枯れ草の上にヒバリ

　クコの少し先から鳥が飛び立った。
　向こう岸の枯れ草の上にとまったはず・・。でも、どこにいるかなかなか見つからない。・・・ようやく見つけた。ヒバリだった。

赤くなったクコの実も

　近くに赤い実が一つできていた。
　これからまだまだ花が咲いて、冬には赤い実がたくさんできる。・・去年は、この川原のクコの実は少なかった感じがするが、今年はどうだろう？

川原にクコの花

　川原に大きくなったクコの株があった。
　長く伸びた枝が大きくカーブしている。そのところどころに赤紫色の花が咲いている。