kouheiのへそ曲がり日記

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ファナティスムによって死んでいった人々

2012-02-03 19:26:14 | 日記
僕はときどき、ファナティスムによって死んでいった不幸な人々について考える。
なぜなら僕も前衛芸術を愛する少数派であり、いつ被害を受けてもおかしくない立場にいるからである。

クリスチャンによる魔女狩り、スターリンによる血の粛清、ナチスによるホロコースト、毛沢東による文化大革命、マッカーシーによる赤狩り、ポルポト派による大虐殺などなど・・・このほかに比較的小規模な事件まで含めると枚挙にいとまがない。

ただ単に殺すのではなく、「熱狂的に」そして「残虐に」殺すのである。
いったいなぜか?
・・・ひとことで言ってしまえば、熱く酷く殺せば殺すほど、自分の属する集団の統合力が強まるからである。

僕は根っからの個人主義者だ。
集団のファナティスムに簡単に巻き込まれる奴らが大嫌いである。
サッカーのフーリガンなど、見ているだけで胸糞が悪くなる。

拷問を受けて理不尽に殺されていった人々は、どれほど辛かっただろうか?
それでも<神>がおわすと言い張るのか、あなたがたは!?

まぁ、いいさ、僕がどんだけ力んでも、宗教がなくならないのは分かっている。
人間はつねに不完全であり、そのくせなまじっか知性があるばかりに、全世界の構造を知りたいのである。
であれば信仰をもつのが、いちばん手っ取り早い精神安定剤だからね。

<基本的人権>など幻想と言えば幻想であるが、とにかく地球上のなるべく多くの人々に確信されれば、ファナティスムによる死は減っていくであろう。
すべての人が基本的人権を尊重する日の到達が近からんことを衷心より祈ります(合掌)
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