太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

あまご放流

2019年03月29日 | アマゴ

水温:14.5度

 

山県郡北広島町芸北の大暮養魚場のあまごを、約220kg約4,000匹放流しました。

西宗川へ80kg、高山川と吉山川へそれぞれ70kgずつ放流しています。

毎年大暮養魚場へあまごを取りに伺うと、まだ雪が残っていたり、チラチラ雪が舞っていたりするのに、今年は雪もなく、寒くなかったです

あまごのサイズは例年約50gぐらいをお願いしていますが、暖冬のため少し大きめのサイズのあまごが混ざっています。

大きいあまごは、70gありま~す

大暮養魚場さんでは、アマゴのほか、ヤマメやレモンサーモン用のマスを養殖されています

 

 

あまごの放流の様子

★西宗川

西宗川の水温は11度

午前中に約80kg、橋ごとに約10ヶ所、バケツであまごを放流しています

 

★吉山川

吉山川へは軽トラックにあまごを積み込み午前と午後2回に分けて、放流しています。

今年は、吉山川の水口橋より(西川ゴム㈱安佐工場前)上流へ70kg放流しています。水口橋より下流にはあまごを放流していませんので、ご注意ください。

水口橋

水口橋より上流へ30か所ぐらいバケツで、放流しています。

放流のお手伝いをして下さった『吉山川ちょいわるおやじ』です

 

★高山川

高山川は淵ごとに約45か所バケツや、バケツで放流しにくい所は手作りのホースで放流しています

 

ホースに大きな上戸を取り付け、バケツの水ごと一緒に上戸に流し入れ、難しい放流場所にもあまごを放流しています

 

 

 

放流のお手伝いをして下さった『高山川イケメンおやじ』です

 

★お願い

 

あまごの解禁日は4月1日です。

皆さんがあまご釣りを楽しんでいただけるために、解禁日は必ず守ってくださいね

また、ゴミを持ち帰るなどルールとマナーを守って楽しい遊漁となるよう、ご協力をお願いします

3月30日・31日は監視に回ります

 

 


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高瀬堰テグス張り

2019年03月27日 | カワウ

 

水温:13.6度

 

桜が咲き始めています。

 

アユの遡上も始まったようで、数人の方から上っているのを見た 

と、情報をいただいています。

先日、広島市さんが太田川放水路に放流した余剰種苗の可能性も

ありますが、今後、広島市さんと一緒に遡上の調査も行う予定です。

 

今日は、職員のドローン操作の練習を兼ねて、高瀬堰の下流にテグスを張りました。

高瀬堰の魚道にはすでにネットやテグス、かかし等の対策をしています。

ドローンにキラキラテープをつけたテグスをクリップで留め、対岸に飛ばします。

対岸でキャッチし、テグスを木にくくりつけます。

江の川漁協の職員さんも来られ、一緒に操作しながら数本テグスを張りました。

 

それから、高瀬堰直下の中洲になっているところ。

よくカワウや白サギなどの鳥が集まります。

ここには、かわいい鯉のぼりが風に乗って上ってきてくれました。

小さなお魚さん達、みんな頑張って   

 

 

 

 


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余剰アユ放流! 27.8万尾!!

2019年03月15日 | 

水温:10.7度

 

今日の午前中、太田川放水路の旭橋左岸側にて広島市水産振興センターの余剰アユ、約27.8万尾を放流しました

太田川漁協は4tトラックを提供させていただき、トラックへの稚アユの搬入の手伝いをさせていただきました

計量しながら、トラックへ積込みます



約0.5gのサイズの稚アユ10.8万尾と約1gのサイズの稚アユ17万尾を太田川放水路へ放流しました^^!

約0.5gサイズの稚アユたちです

約1.0gの稚アユたちです

元気よく、上流へ上って行きました

広島市水産課さんが、『太田川アユ・シジミ資源再生プロジェクト』の取組みの一環として、実施されています。

『天然の遡上アユと一緒に、太田川へのぼってこ~い
待ってるね

 

余剰アユの効果検証のため、5月初旬、太田川で遡上アユを採捕し、天然遡上のアユか人工種苗かどうかの調査を、広島市水産課さんと一緒に行っています。
平成30年度の遡上アユの比率は、天然アユは84.2%で人工アユは15.8%でした。(耳石解析未実施)


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太田川資源再生懇談会

2019年03月14日 | 

水温:10.4度

 

昨日、広島市・広島県・国土交通省・漁業関係者による『太田川産アユ・シジミの資源再生懇談会』が開催されました。
その様子の記事が、今日(3月14日)の中国新聞の朝刊に掲載されていますので、ご覧ください

アユ資源再生事業の取組みの一つとして、明日(3月15日)、広島市水産課さんが余剰のアユを放流します。
広島市水産振興センターで育てられていたアユで、余剰のアユを計量しながらトラックに積み込みます。太田川漁協は、4tと2tのトラックを提供して、稚アユ運搬を協力させていただきます。

放流場所は、太田川放水路 旭橋左岸側(広島市西区南観音町地先)です
放流時間は、午前11時前後となる予定です。

放流の詳しい様子は、明日ブログにて報告します


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ドローンによる高瀬堰右岸側樹木のテープ張り(カワウ対策)

2019年03月12日 | 漁協ニュース

水温:11.4度

 

そろそろアユの遡上する季節

祇園から高瀬あたりを、今か今かとワクワクしながら毎日見ています。

遡上時期に合わせて今日はカワウ対策を行いました。

午前中は、高瀬堰右岸側のねぐらになっている樹木へのテープ張りを行いました。

広島県の水産課さんがドローンを使ってテープを張ってくれます。

今日は、ちょっと寒く、雨もちらほら  風も強くなってきたので、しばらく待機

少し風がおさまった時に、2本張る事が出来ました。

県の水産課さん、いつもありがとうございます。

 

午後からは高瀬堰の魚道、右岸左岸へテグスとカカシの設置を行いました。

今年は、新しい対策として、ネットも張ってみました。 

まずは、右岸

とっても苦労して張ったネット  最強のカワウ対策になりそう。

そして、少々お疲れ気味のカカシさん、今年も頑張って下さい。

左岸に移動 

左岸はテグスとカカシ 

左岸側では、かわいいモクズガニが遡上をしていました。

このロープは、モクズガニが遡上しやすいようにと、国交省さんが張ってくれてるそうです。

壁をつたって上っているモクズガニは頑張っても頑張っても、滑ってポロポロ落ちています。

掴まれるロープがあるとたすかります。

イダの大群もいました。

最後はいつもみんなで、今年もたくさん遡上してくれますように・・・

と川を見つめながら願います。

頑張ってのぼって来てね。 

 

 

 

 

 


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