水温：12.2度
今日は、太田川漁業協同組合平成30年度通常総代会が午後１時から開催されました。
昭和44年に太田川漁協が設立されて、半世紀が過ぎようとしています。
今年の総代会は50回目の節目となり、昨年３月に新体制になった役員（理事）初めての総代会でした。
雨が降る中、たくさんの総代さんにご出席いただき、ありがとうございました。
幾重もの難題を乗り越え、まさに現在、組合員数・遊漁者さんを増やし、組合運営を健全化しようと第10の議案を審議され、議決されました。平成30年度の決算、2019年度の予算や取組み事業などについて審議されました。
また、広島市安佐北区地域整備課さんより県道宇津可部線（下柳瀬工区）道路改良事業の説明がありました。
報告事項として、下りうなぎ保護措置に係る広島県内水面漁場管理委員会指示についての説明と、養魚場職員より中間育成中の稚アユの状況や今後の放流予定について報告しました。
水位：１１．４度
とても暖かい一日となりました。
最初に養魚場に稚アユが来たのが、2/21 大きさは約0.5g
2回目は、2/26 大きさは約0.6ｇ
今日は、この子達がどのくらい成長したかサンプリングをしました。
3/6に搬入した子達が約0.8ｇだったので、同じ位に成長しているかな。
約１.２g ちゃんと成長し、しっかりアユっぽくなっています。
水温：１１．８度
風の強い１日でした。
広島大学地域連携推進事業は、広島大学の生徒さんと一緒に太田川の河川清掃をしたご縁から始まった研究です。
今日は、その一環として『アユなどの川魚や動植物が生息しやすい生物多様性のある豊かな太田川再生の研究』の研修会で、東京学芸大学教授、真山茂樹先生の基調講演会が開催されました。
付着藻類から読み取る河川の流域環境と題し、珪藻についての詳しい説明を受け、現在の日本の外来種の珪藻の異常繁殖や珪藻と水質の関係について、講演がありました。
また、真山茂樹先生が開発された『ＳｉｍＲｉｖｅｒ』のソフトを使って、河川環境を創造しながら、珪藻を用いた水質判定を行い、人間活動と河川水質（環境）について密接な関係があることが分かりました。
講演会に出席された理事や総代さんたちも、学生さんの指導を受けながら、パソコンを操作しています
最後に顕微鏡で、太田川の珪藻を見させていただきました
広島大学の学生さん、お茶・お菓子のお心遣いいただき、ありがとうございました。
紙コップのかわいい絵柄には、女子力たか～い
そして、もうひとつ
今日は、まだ少し雨の降る寒い中、
朝６：００～８：００
組合員さんによるカワウの飛来調査を行いました。
今日は、それほどカワウの姿もなく、良い事なんですが、
そうなると２時間空を見続けるのもかなり辛い 
朝早くから、あやしい人達になってしまいます。
これからアユの遡上時期にカワウも増えてきます。 
近々、高瀬堰にテグスを張ったり、カカシを設置して対策をする予定です。
水温：１２．１度
あいにくの雨の中、
今日は、３度目の稚アユの搬入をしました。
引取りアユのサイズのサンプリングを行います。
広島市水産振興センターの水槽の稚アユたちを、ボールに入れて、2ｔトラック、4ｔトラックの水槽へ運びます
トラックの水槽から、養魚場の池へ、稚アユたちを搬入しています
今日の稚アユは、約0.8ｇ ２８万尾
今日で、養魚場の１２池、すべてにアユが入りました。
2月21日・26日と搬入した稚アユたちは、とっても元気に育っています
斃死がほとんどなく、えさをよく食べるので、サンプリング調査をするのが、楽しみです
講演会のお知らせ
【付着藻類から読み取る河川の流域環境】
日時：平成３１年３月７日 13：00～16：00
場所：太田川交流館かけはし （山県郡安芸太田町加計3494-2）
講師：東京学芸大学教授 真山茂樹 先生
広島大学さんが、地域連携推進事業の取り組みで
『アユなどの川魚や動植物が生息しやすい生物多様性のある豊かな
太田川再生の研究』をされていて、昨年は、調査報告会も開催されました。
太田川に興味のある方、お魚や虫の好きな方、
参加は自由なのでぜひお越しください。
