太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

親魚放流

2020年10月22日 | 

水温 17.5度

漁協のアユ達の最後の門出   

親魚放流

来年に向け、産卵期を迎えた親アユを放流するもので、天然遡上を増やす取組みとして平成15年から実施しています。

場所は、例年通り安佐南区の通称『ヤナギ』

あいにくの雨  でしたが、アユのお腹の状況を考えて決行しました。

今日は、約20cm 80gのアユ約4000匹を放流しました。

昨日に引き続き、今日も協賛してくださった山崎製パン株式会社広島工場さんからパンを提供していただいています。

 

10月3日には、卵を産みやすい河床造りを実施し、産卵場の準備もばっちりです 

産卵場造成 こちら   

 

昨日は、受精させた卵の放流(受精卵放流)も実施し、天然遡上増大への取組みに注力しています。

受精卵放流の様子は、昨日、RCCさんと、TSSさんでも昼と夕方のニュースで放送されました。

ホームページから動画が見れますので、チェックしてみて下さい 

RCCさん こちら  

TSSさん こちら  

(毎日更新されるので、数日すると見れなくなります。)

 

これで、今年のアユは終了しました。

ちょっと気分的にみんなほっとしています。

無事に産卵してたくさんのアユが来年遡上してくれますように 

 

今日は、雨の中、もうひとつ

カワウの飛来調査を行いました。

朝5:45~7:15 

雨の中、まだ暗いうちから理事、組合員さんが太田川漁協管内 25か所でカワウの飛来数をカウントしました。

その後10時から親魚放流だったので、今日は皆さんとってもハードな1日お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 


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受精卵放流(高瀬直下右岸側)

2020年10月21日 | 

今日の午前8時30分から養魚場で授精に適したアユ親魚を選別し、高瀬堰直下の右岸側において、受精卵放流を実施しました。
約202万粒の授精卵を、シュロに付着させ、河川内へ設置しました。

『太田川再生方針』に基づき、天然アユ遡上を復活させるための取組の一環として、平成28年度から行っています。

この取り組みにご賛同いただいてる山崎製パン株式会社広島工場さんから、たくさんのおいしいパンのご提供をいただいています
いつもありがとうございます

シュロをぬらすために、河川の水を汲んでいます

授精に適した約200匹のアユを運びました。

作業の間は国土交通省高瀬堰の右岸側からのゲートを閉めていただき、水量の調整を行っていただいています。

受精卵放流の様子です!!
メスの卵を絞り、雄の精子を絞っています。

鳥の羽で、優しく混ぜ合わせ、授精させます。

ヤシ科の植物のシュロに受精卵を付着させます。

こ~んなにいっぱい卵が、くっついています

『広島鮎研』と『清流会』の釣り倶楽部の方に、河川内の流心へ、シュロを設置していただきました。

朝早くから、ありがとうございました

この受精卵が孵化し、来年たくさん遡上してくることを願っています
明日は(10/22)、安佐南区東野地先(通称:ヤナギ)へ、親魚アユ4,000匹を放流します

昨日(10/20)の潜水調査で、川内からヤナギにかけて、たくさんの親魚や卵が確認されています
産卵を控えている親魚アユを守るため、川内・ヤナギへ新たに鳥除け鷹カイトを3体設置しました。

まだまだ、天然遡上の増大の取り組みをがんばります

 

ー:お知らせ:―

今日の夕方午後4時45分以降に、RCCのテレビ『イマナマ!』で、今日の受精卵放流が放映されますので、見てね

 

 


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釣り人さん (*_*)!!

2020年10月14日 | 

水温:19.0度

今日も、養魚場で朝8時30分、おとりを購入され、流れのある「アバ瀬」へ行かれたました。

お昼前には、アユ釣りをやめられ、お電話をかけて来てくれました。

『残念ながら釣れんかったぁ今日で納竿にします釣れていたら、また来たくなるので釣れなくて良かったんです』『今年もありがとうブログ楽しませていただきました来年もよろしくね』とお電話をわざわざくれました

Kさん、こちらこそ本当にありがとうございました

来年の天然遡上の増大に向けて産卵場造成実施(10/3)、引き続き、受精卵放流と親魚放流を予定しています。
広島市水産課さんが主体となり、アユの産卵状況を調査しています。
10月20日は漁協の職員も一緒に、高瀬からヤナギまで潜水しながら調査する予定です。調査の際は、産卵場や卵を傷つけないように細心の注意を払いながら行います。この調査を基に、どれぐらいのアユ仔魚が確保できるか推察されます。

今後は、孵化仔魚放流も検討しています。

また、10月1日よりアユ仔魚の降下をより効率的にするため、高瀬堰のゲートの開閉の順番を変更していただき、10月19日から11月30日までは、アユの孵化が盛んになる夜間の放流量を、通常よりも増やす取り組みを行っていただきます。

来年はもっともっと、天然のアユが遡上して欲しい

 

 

―::―

今日の夕方のRCCのTVで、太田川漁協の取り組み(産卵場造成)が放送されます。
時間は、午後4時50分~午後6時30分の間です!!
この時間帯はず~っと、RCC『イマナマ!』をご覧くださいね

 

 


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禁漁区(高瀬・川内)に鳥除け『鷹カイト』設置!!

2020年10月13日 | カワウ

朝晩寒くなり始め、朝起きが段々と辛くなってきています
まだ、太田川中流域や西宗川でアユ釣りをされている方がいるみたいです
わざわざ西宗川で釣られていた方が、午後3時ごろ養魚場に寄ってくださいました
友釣り 3匹 一番大きいサイズ:25cm

 

昨日、組合長が通勤途中の川内でカワウ約300匹目撃
花火による追払いを行いました
また、高瀬堰下流の左岸側の樹木にも、カワウとサギを発見


アユ親魚を守るために、すぐに鳥除けの『鷹カイト』を購入し、午後から川内と高瀬堰下流左岸側へ、2個設置しました。

川内の右岸側へ設置しています。
鉄筋に竹を括り付け、なるべく上空で『鷹カイト』を飛ばすようにしました


高瀬堰下流の左岸側へは、右岸側から川を渡り設置しました

樹木に止まっていたカワウが、旋回し、最後には一群となり上流へ飛んで行きました!!

がんばれ『鷹カイト』
アユ親魚を守ってね

今朝確認すると、『鷹カイト』を嫌がり、カワウは数匹しかいませんでした
カワウ除けにとっても効果がありました


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友釣り

2020年10月09日 | 

週末の台風が気になっていましたが、なんとなくあまり影響はないように思われます。

今週末でアユの販売を終了するので、最後の友釣りを、と思われてる方からおとりのお問い合わせをいただいております。

10月11日までオトリアユ販売します。

 

10月8日

西宗川の釣果

友釣り 11匹 約27cm

この時期に西宗川でまだまだ釣れる  どうしてだろう 

と釣られた名人さんもびっくりされています。

追い星くっきり まだ錆びていません。

 

 

 


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