太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

太田川水系漁業振興協議会

2018年10月24日 | 漁協ニュース

 

水温:17.0度

水位:不明

 

土曜日からモクズガニが解禁しております。

今年は春に高瀬堰でたくさん遡上を確認しましたが、

皆さんどうでしょうか。

 

10月23日(火)

『太田川水系漁業振興協議会』が三段峡で開催されました。

各漁協の放流状況や解禁後の漁獲状況等を報告しました。

 

 

 

産卵場造成、親魚放流、さらに2年前から始めた受精卵放流

天然資源増大のため、毎年秋に予定しております

太田川漁協の3大イベントについて

今年は9月の雨で河川の石がきれいに転がって、

産卵場がとてもきれいになっています。

すでにたくさんの卵が産み付けられているので

今年は産卵場の造成は中止する事になりました。

受精卵放流と親魚放流は、近々行う予定です。

 

 

 


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禁漁区テグス張り

2018年10月12日 | カワウ

水温:18.3度

水位:+20cm位

 

 

今日は、禁漁区のテグス張りを行いました。

まずは、この写真 

高瀬堰の高陽町側の魚道の手前

昨日よりたくさんのアユの大群です。

真ん中に少し黒い影のように見えるのも、全部アユの群れです。

川が真っ黒になっていました。

このアユ達だけでなく、ここから下流域でまだまだたくさんのアユ達が

産卵を迎えています。

ちょっと感動します。 

 

今日は、この高瀬堰から下流域にテグスを張りました。

今日も広島県の水産課さんに手伝っていただいてドローンを使っての

テグス張りと、力持ちの組合員さんはリールでのテグス張り、

2班に分かれてのテグス張りでした。

私は、力持ちじゃないので、ドローン班に参加 

そして、力持ち班

今日はなんと  約70本のテグスを張りました。 すごい  

 

それから、高瀬堰のねぐらにまたまたカワウが戻って来ているようなので

そこにも、県の水産課さんのドローンで再度テープを張りました。

たくさんのカワウが飛び立って行きました。

 

来年たくさんのアユが遡上してくれますように。

 

 

 


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禁漁区かかし設置とカワウ一斉飛来調査

2018年10月11日 | 漁協ニュース

 

水温:19.4度

水位:+30cm位

昨日、10月10日(水)に、

広島県のカワウ一斉飛来調査を行いました。

朝6時~8時まで、理事、監事が調査をしました。

広島県さんが今後のカワウ対策のため、毎年数回調査をし、データを集めます。

 

そうしたら、やはり下流域の産卵場あたりにたくさんのカワウを目撃し 

これはいかん。  

という事で、今日は急遽かかし設置の続きをする事に。

午後からは雨もやんだし、増水もしていなかったのでチャンスです。

今日は高瀬堰より下流の右岸左岸に全部で9体

先日の3体と合わせて12体のカカシ達が川を見張っています。

あやしい人が河川敷に立っていると時々お問合せをいただきます。

すいません。 まじであやしさ満載なんです。

たくさんいたカワウ達もカカシを設置してからは姿を見なくなりました。

このあやしさにカワウも動揺したのでしょう。

 

カカシを設置している側ではたくさんのアユが跳ねていました。

高瀬堰の下では大量のアユを見る事が出来ました。

この子達が卵を産んでまた来年たくさんのアユが遡上してくれますように。

 

明日は、禁漁区へのテグス張りを行う予定です。

 

 

養魚場のアユ達の熟度調査も続いています。

この子達の卵もしっかり育ってまた来年うちに元気な子達が来てくれますように。

 

 

 

 


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熟度調査とかかし設置と講習会

2018年10月09日 | 漁協ニュース

 

水温:19.9度

水位:+30cm位

台風の影響もあまりなく、川は穏やかです。

漁協前に2人釣り人が出られています。

 

今日は、広島市水産振興センターの職員さんが、アユの熟度調査をされました。

先日から何度か調査に来られ、オスとメスのちょうど良いタイミングを

待っていましたが、いよいよその時期が来たようです。

池からすくったアユ達のお腹をさわって、まだ熟していないアユ、ちょっと熟しすぎたアユ

を除いて採卵に適したアユを選びます。

ときめいたのもつかの間、ものすごい速さでより分けられ、お別れです。

 

それから、川にいるアユ達も産卵期を迎えています。

今日は、増水でのびのびになっていた禁漁区へのかかし設置を行いました。

産卵場となっている口田の通称『大槇の瀬』

 

産卵場の石を見てみるとすでに卵が付着しています。

今日からボディガードがしっかり守りますから安心して産んでね。 

 

 

 

10月5日(金)

『 漁協組織強化講習会 』

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 中央水産研究所 

内水面研究センター センター長

国立大学法人 東京海洋大学 非常勤講師の中村智幸さんの講習会に参加しました。

内水面漁協の役割や、組合員減少による組合の現状と今後の取組み等について

講習を受けました。 

 

 

 

 


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禁漁区テグス張り

2018年10月04日 | 漁協ニュース

 

水温:18.5度

水位:+60cm位

今日の川の様子

 

10月1日から高瀬堰より下流は禁漁となっています。

産卵を迎えるアユ達をカワウから守るため、早々にテグス張りとカカシ設置を

したかったのですが、台風続きで川が増水し、なかなか実行できないまま、

また次の台風が来そうな感じです。 

 

予定ではドローンでのテグス張りと、マッチョな組合員さんがリールを使って対岸に

テグスを渡すテグス張り、それからカカシの設置を考えていましたが、

この増水ではリールとカカシはムリとの事。

なんとか早めにテグスだけでも張りたいと思い、今日、広島県の水産課さんに

協力していただき、ドローンを使ってのテグス張りだけ実行する事になりました。

水産課さんには先日も高瀬堰のねぐらにドローンでテープを張っていただいています。

 

今日は午後から雨予報だったので、午前中にスタンバイしました。

川内に集合して、打合せ。 口田と川内、両岸に分かれて作業予定です。

ドローンを準備して、いよいよ 

 

ってあたりからポツポツと雨が 

ドローンは雨と風があると飛ばせないのです。

結局、今日の作業は中止。

ことごとく雨に泣かされます。

組合長は雨男なのかもと思ったら、『わしは、嵐を呼ぶ男なんじゃ

だからですよ~ 

 

次の台風の状況を見て、増水がおさまったら再度やります。

 

せっかくなので産卵場となっている大槇の瀬に行ってみました。

増水で石が転がり、きれいな産卵場になっています。 

 

それから、高瀬堰のねぐらのその後 

先日の台風にも負けずまだロープは残っています。

でも 

まだこんなにたくさんのカワウが・・・ 

花火を打つと空を旋回してまた戻ってきました。 なめとる   

 

今度は最強のいかついお兄ちゃん達に川を見張ってもらう予定で、

出番を待っとるけー、なめたらいかんぜよ 

今年のカカシは強いんじゃけ 

 

そう叫んで川を見つめる理事達でした。

 

 

 


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