太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

受精卵放流

2016年10月21日 | 

 

水温:17.6度

水位:+35cm

 

いよいよ今日は受精卵放流 

 

8:00~養魚場のアユをトラックに積込み

 

9:00~安佐北区口田『大槇の瀬』で作業開始。

すべて現地で作業をするので、河原に机やバケツなどをセットします。

 

 事前に広島市の水産課さんや、水産振興センターの方に指導していただき、

今日もお手伝いに来ていただいたのですが、

いざ本番を迎えると、てんやわんやです。 

 

まずは、トラックからアユをおろし、川に移動します。

車から水の入ったバケツにアユを入れ、酸欠にならないよう

急いで河原まで運びます。

 

卵を絞り、精子をかけ、やさしくまぜまぜ

 

水の入ったバケツに卵を流し入れ、シュロをつけ、卵を付着させます。

 

鉄筋に卵のついたシュロをくくりつけ川に設置します。

 

今日はオス、メス約400匹

1回にオス、メスそれぞれ3匹~5匹の卵と精子を混ぜるので、

約50回これを繰り返します。

シュロ以外に直接川へ流しいれ石にも付着させました。

作業後、石を見てみるとたくさんの卵が付着していました。 

今日絞ったメスの卵は約1,700g

1gで約2,500個の卵があるそうなので、

425万個の卵を放流した事になります。 

たくさん産まれますように・・・ 

 

 

 

すぐそばでは、たくさんのアユが跳ねていました。

 

あとは二郎と川子に想いを託して。 

 

大変でしたが、無事終える事ができ、ほっとしています。

っでも、

    つかれた  

皆さん、大変お疲れ様でした。

 

 

 

 

 


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親魚放流

2016年10月20日 | 

 

水温:18.3度

 

  

今日は、予定通り、親魚放流を行いました。 

朝8:00から養魚場のアユをトラックに積み込みました。

 

場所は安佐南区東野 通称ヤナギ

毎年ここで親魚の放流をしています。

理事、総代、組合員がバケツリレーで放流します。

65g位のアユを約8,000匹放流しました。

たくさん卵を産んでね。 

 

明日は、初めての受精卵放流です。(発眼卵放流)

放流作業後にかかしを設置するため、

午後からはかかし作りをしました。

今日は、太田川二郎君と太田川川子ちゃん。

 

二人は明日から川で洗濯・・・じゃなかった、

カワウ退治です。

 

明日の予定

 受精卵放流

9:00~ 安佐北区口田 大槇の瀬

※ 10月24日の受精卵放流は、日程が変わります。

 

 

 

おとりアユは10月23日(日)まで販売します。

 

 

 

 


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発眼卵放流用アユ選別

2016年10月19日 | 

水温:18.1度

水位:47cm

(午後2時)

 

10月21日(金)に発眼卵放流を河川で行うためのアユを選別しました。広島市水産課と水産振興センターの職員の方も手伝っていただきました。太田川の通称「大槇の瀬」でメスの卵とオスの精子を掛け合わせ、しゅろや小石に付けて川に放流する予定です。今年初めての取り組みのため、事前に広島市水産振興センターの方にアユ採卵作業の講習会を、開催して頂きました。


一匹ずつアユのお腹を触って卵の状態を確認しています。


卵をちょうど絞るのによい状態のアユですメスアユ1匹に1万個の卵があります。

 

平成15年より遡上アユの増大を目指して、10月20日(木)の10時から、祇園の「ヤナギ」にアユ8,000匹の親魚を放流します。

 


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かかしの太田川太郎君

2016年10月18日 | その他

 

水温:18.7度

水位:+59cm

今日は良いお天気でしたが、

川はまだ増水しています。

 

カワウ対策として、禁漁区に初めてかかしを設置してみました。

(まじめです。

理事の手作りです。

手にはテグスや作り物のウナギも持っててかなり凝ってます。

 

ちょっとキモかわいい「太田川太郎」君

ちゃんと胸に名前が書いてあります。

カワウが慣れてしまってはいけないので、

きちんとお着替えもするさわやかなイケメン。 

頼もしい存在です。

カワウ撃退のため、産卵場所に設置しました。

雨の日も風の日も、しっかり24時間働いてもらいます。

 

 

 

 


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産卵場造成中止・テグス張り・RCCラジオカー

2016年10月17日 | 漁協ニュース

 

水温:17.0度

水位:+92cm

 

本日、予定しておりました産卵場の造成は増水のため、中止となりました。 

いつもお天気に悩まされます。

数日は増水が続くと思われますので、

アユのお腹の状況と今後の日程から産卵場の造成は行わず、親魚放流となります。

 

賛同していただいた山崎製パン株式会社様から

いただいたパンは、本日参加予定だった方々にお配りし、

親魚放流に参加していただく事になっています。

皆さん朝早くからスタンバイされていたので、とても喜んでくれました。

色々な方にご協力をお願いしていたので、

申し訳なく・・・  またとても残念でした。 

 

今日は午後から、RCCラジオカーさんも取材に来られました。

放流の時期やアユの解禁時に何度か来ていただいていますが

今日は、この時期の漁協の取組みや落ちアユについて紹介していただきました。

 

 

今後の予定は(天候等により変更となるかもしれません。)

 10月20日(木)10:00~

 親魚放流 (場所:安佐南区東野 通称ヤナギ 右岸側)

 10月21日(金)9:00~

 発眼卵放流 (場所:安佐北区口田 大槇の瀬 左岸)

 10月24日(月)9:00~

 発眼卵放流 (場所:安佐北区口田 大槇の瀬 左岸)

 

 

産卵場造成が中止となったため、急遽テグス張りを行いました。

高瀬堰の魚道にカワウがきれいに整列しています。

国交省さんに許可をいただきテグスを張りました。

 

まだまだ続きますので落ち込んでいられません。 

 

 

 

 


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