太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

サツキマスと本流アマゴ

2013年05月24日 | 釣果情報

最近、遊漁者さんから

サツキマスのメールをよく頂くようになりました。


鮎釣りの方も熱い人達ばかりですが、

アマゴ、サツキマスもみなさん熱いっっ 




こちらはサツキマス






そしてこちらは尺アマゴ


と、それぞれメールを頂きました。




ビギナーさん向けのプチうんちく


アマゴは陸封型 海に下らず、ずっと川で生活します。

サツキマスは降海型 海に下ってまた川に戻ってくる

氷河期以降に海から寸断された川に適応したのがアマゴだそうで

今はもう海へ行ける状況だから昔の記憶で海へ下るのが

サツキマスなんだそうです。

見た目の違いは『パーマーク』



アマゴには幼魚の頃からパーマークと呼ばれる模様があり

それが大人になっても消えずに残ってるのがアマゴ

パーマークがなく体が銀色(銀毛と言います)してるのがサツキマス


また、海に下らず川にいるアマゴで大きい尺アマゴと呼ばれる子は

本流アマゴと言って釣り師の中では憧れの魚なんだそうです 


海に下ろうとしたけど下らず河口付近にいる子や

海には下ったけど餌がなく、小さいけど銀毛したサツキマスなど・・・


いろんなパターンがあるようで

語るとふか~い魚です 


とても詳しい方にまだまだたくさん教えて頂きましたが

彼らにも壮絶なドラマがあるようです。

それは、うんちく弟2話へと続きにします。 





       おまけ






組合員さんが古い写真を見せてくれました。

1990年代に太田川橋あたりで釣ったサツキマス

時代が時代

この年代は魚もかなりバブリーに光輝いています  


    





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