太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

ドローンによる高瀬堰樹木へのテープ張り&禁漁区へのテグス張り

2019年10月01日 | カワウ

水温:24.8度

 

今日から下流域は禁漁区となっています。

 

天然遡上を増やす取組みで、ご理解と協力をいただいていますが、せっかくの取組みがカワウのためのものとなってはいけません。

今日は、広島県の職員の方にお手伝いいただき、広島県と内漁連のドローン2基で、午前中に高瀬堰上流の右岸側の樹木にテープ張りを行いました。 

カワウがたくさんいます 

舟からドローンを飛ばし、樹木にカワウの嫌がるテープを5本張り巡らせました。 

 

『ナイス! キャッチ!!』

とってもすばやく、きれいにテープが張られました 

 

午後からは、産卵場となっている『大槇の瀬』にドローンを使ってテグスを張りました。 

川幅が広い所や人が入れない場所などはドローンが活躍してくれます。

広島県の職員さんに教えていただき、午後からは漁協の職員が操作をしました。

ドローンと、操作する機械は、最初に心と心を通い合わせるため?? 向き合って謎の交信をします。

間に赤い糸が見えるようです。

通じ合ったら、ドローンは一途に頑張ります。

風が強く厳しい状況で4本のテグスを張りました。


ちょうど同じ場所で広島市の水産課の方が、『太田川アユ・しじみ再生』 の取り組みで川に潜ってアユの調査をされていました。 

産卵期を迎えた、たくさんのアユが確認出来たそうです。

目の前でもアユが跳ねていました。


また、ドローンと並行して、高瀬堰下流では、リールを使ってテグス張りも行いました。 

リールにテグスを巻いて、準備OK!!

 

高瀬堰下流に、キラキラテープ付きのテグスが張ってあります。

3人の組合員さんに、午前と午後で、なんと32本のテグスを張っていただきました。 

最後に、頑張ってくれた皆さんのカワウ撃退記念写真 

ちょうどこの一枚でカメラのバッテリーが切れ、暑くてくたくたの皆さんのバッテリーも切れ、夜のビールで充電です。

おつかれさまでした。

今からたくさんのアユが、高瀬堰下流域の小石に卵を産み付けます。カワウに食べられる被害を少しでも減らすために、テグス張りと案山子の設置をまだまだ行います。







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