水温:24.8度
今日から下流域は禁漁区となっています。
天然遡上を増やす取組みで、ご理解と協力をいただいていますが、せっかくの取組みがカワウのためのものとなってはいけません。
今日は、広島県の職員の方にお手伝いいただき、広島県と内漁連のドローン2基で、午前中に高瀬堰上流の右岸側の樹木にテープ張りを行いました。
カワウがたくさんいます
舟からドローンを飛ばし、樹木にカワウの嫌がるテープを5本張り巡らせました。
『ナイス! キャッチ!!』
とってもすばやく、きれいにテープが張られました
午後からは、産卵場となっている『大槇の瀬』にドローンを使ってテグスを張りました。
川幅が広い所や人が入れない場所などはドローンが活躍してくれます。
広島県の職員さんに教えていただき、午後からは漁協の職員が操作をしました。
ドローンと、操作する機械は、最初に心と心を通い合わせるため?? 向き合って謎の交信をします。
間に赤い糸が見えるようです。
通じ合ったら、ドローンは一途に頑張ります。
風が強く厳しい状況で4本のテグスを張りました。
ちょうど同じ場所で広島市の水産課の方が、『太田川アユ・しじみ再生』 の取り組みで川に潜ってアユの調査をされていました。
産卵期を迎えた、たくさんのアユが確認出来たそうです。
目の前でもアユが跳ねていました。
また、ドローンと並行して、高瀬堰下流では、リールを使ってテグス張りも行いました。
リールにテグスを巻いて、準備OK!!
高瀬堰下流に、キラキラテープ付きのテグスが張ってあります。
3人の組合員さんに、午前と午後で、なんと32本のテグスを張っていただきました。
最後に、頑張ってくれた皆さんのカワウ撃退記念写真
ちょうどこの一枚でカメラのバッテリーが切れ、暑くてくたくたの皆さんのバッテリーも切れ、夜のビールで充電です。
おつかれさまでした。
今からたくさんのアユが、高瀬堰下流域の小石に卵を産み付けます。カワウに食べられる被害を少しでも減らすために、テグス張りと案山子の設置をまだまだ行います。